みんなで散歩

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よく晴れて暖かい日になった土曜日の今日は、今週初めから滞在している妹と妻も一緒に市の南部にある公園へ散歩に出かけました。やわらかい日差しが降り注ぐ午後の公園は、風がないこともあって散歩をする人や運動をする人が多く、この時期としては賑わっていました。そんな人たちに交じって、落葉が進み明るくなった園内を、積もった落ち葉を踏む感触や樹間に響くシジュカラやカワラヒワの声を楽しみながら、家族そろって初冬の公園をのんびり歩いてきました。いつも私と散歩をするハンナも、今日は家族そろっての散歩になり、おまけに散歩を終えて帰宅する途中にはドッグカフェへも立ち寄ったので楽しく嬉しい散歩になりました。写真は、園内の枯葉が積もった林間で小休止するハンナです。

ようやく撮影できた

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公園の池の柵にとまったジョウビタキの雄です。今シーズンは10月中旬に家の近くで初めて飛来を確認して以来、遠くで鳴き声を聞いたことは数回あるものの、一度もジョウビタキの姿を見ることがありませんでした。人家近くへ飛来するジョウビタキと、こんなに出会うことなく冬を迎えた年はこれまでありませんでした。それが、今日いつものように公園の池に沿った遊歩道をハンナを連れて散歩していると、2羽のハクセキレイと一緒になって池のほとりを飛び回っているジョウビタキと出会いました。そこで少々距離はありましたが、柵にとまったところを撮影してみました。今シーズンのジョウビタキの初撮りです。
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最後の一葉

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晩秋には木全体を真っ赤に紅葉した葉で飾り、朝日や夕日に照らされたときには輝くように鮮やかな色を見せた庭のハナミズキが、残っていた最後の1枚を夜来の風に吹き落とされて、朝にはすべて枝の葉をなくしていました。地面に積もった落ち葉を掃き集めながら見上げると、晴れ渡った真っ青な初冬の空を背景にして、すっかり葉を落とした枝の先々で来年の春に花開く白い小さな蕾が風に震えていました。ハナミズキの下のサザンカの植え込みでは濃いピンクの花が見え始め、クリスマスホーリーの実も赤く色づき、庭が冬らしくなってきました。写真は、昨日撮影した1枚だけ枝に残って午後の日を浴びていたハナミズキの葉です。
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7年前の元気な姿

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デジタル写真の整理ツールである「おもいでばこ」のスイッチを入れて、ランダムに過去の写真が現れるようにしておいたところ、ふと見ると亡くなったララが軽快に走っている画像が現れていました。確認してみると、ちょうど7年前の今日の画像でした。そこでパソコンの中でその日の画像を検索してみたところ、家の近くに残る里山をハンナと一緒に散歩したときのもので、自然の中で元気に遊ぶ2匹の姿がたくさん現れました。ただ、この写真の背景になっている林は、昨年から今年にかけて宅地造成のため崩され、今ではすっかりなくなってしまいました。ララだけでなくその前に一緒に暮らしたルナともよく歩いた里山の林でしたが、簡単に重機で潰され消えていくのを見ることは、大事な思い出が潰されていくようで寂しい限りです。しかし何はともあれ、元気な頃のララの姿を見て懐かしくなったので掲載してみました。
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クリの木の葉が落ちて

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つい先日までたくさんの葉を茂らせていた公園奥に立つ大きなクリの木が、ほぼ全ての葉を落としました。周囲のケヤキやエノキ、アラカシ、クスの大木とともに幾重にも枝葉を重ねていたため、地面にはなかなか日差しが差し込むことはなく、夏の間はまさに木下闇という言葉がぴったり当てはまるような薄暗さでしたが、この頃では落葉とともに徐々にこの木の周囲が明るくなり、枯葉の積もった地面が明るい日差しに照らされるようになりました。今年も、このクリの木の下ではたくさんの実を拾うことができました。来年もまたたくさんの実を落としてくれることを期待しながら、厚く積もった枯葉を踏んでハンナとともにこの木の下を歩いているこのごろです。
posted by サラ&メル at 23:39Comment(0)未分類

冬らしくなってきた

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昨日の暖かさから一転して、今日は気温が下がり風も強くなって、冬らしい日になりました。公園の中を歩いていると、冷たい風に吹かれしきりに木々の落葉が進み、高く空に吹き上げられるもの、路面を転がるよう舞っているものなど、行く先々で色とりどりの葉が冬がやって来たことを告げていました。すっかり葉を落として枝だけになったウメが立ち並ぶ梅林の中では、秋が深まってから群れを作り始めたシジュウカラが、その中にヤマガラやコゲラを加えて混群を作り、賑やかに鳴きながら幹や枝についた昆虫の卵などの餌を探していました。これからは日を追うにしたがって気温が下がり、園内も本格的な冬の姿に変わっていきます。写真は、冬らしい雰囲気になってきた梅林で飛び交っていたシジュウカラです。
posted by サラ&メル at 18:46Comment(0)未分類

カンムリカイツブリの漁

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公園の池に飛来したばかりでまだ人慣れしていないのか、岸から遠くの水域にばかり浮かんでいたカンムリカイツブリが、今日は比較的近いところを移動しながら潜水を繰り返し獲物を追っていました。そこで水際に近づき浮かび上がってくるのを待っていると、カンムリカイツブリが簡単に呑み込むには難しそうな大きさのフナかコイと思われる魚を嘴の先にくわえて水中から姿を現しました。なかなか口の中に収めないのでその様子を見ていると、やはり一度に呑み込むには無理があるらしく、首を振ったり水中に突っ込んで魚を弱らせながら、何度も呑み込みやすい向きにくわえ直していました。ミサゴのようについばむ食べ方なら獲物の大きさは問題にならないでしょうが、呑み込む食べ方の野鳥は大きな獲物には苦労しています。現在のところ、池にはすでに数羽の個体が飛来しているので、これから来春まではここで何度もカンムリカイツブリが漁をする様子を見られそうです。
posted by サラ&メル at 18:37Comment(0)未分類

紅葉が盛りになりました

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温暖なこのあたりでも12月に入りモミジの紅葉が始まって、遅ればせながら紅葉の最盛期に入ってきました。先日八ヶ岳山麓に住む友人と話をしたときに、今年の山の紅葉は夏の暑さが影響しているのかいつもほどきれいではないといっていましたが、この辺りの木々も例年とは違い、鮮やかな色に変わる前に茶色になってしまったり落葉するものが多いようです。ハンナが背景にしている公園のモミジも例年なら赤や橙色の鮮やかな色に変わり、夕日に照らされたときなど息をのむほど見事な色の変化を見せるのですが、今年はやはり茶色がかった赤になりました。厳しい暑さを乗り切って頑張って色づいたこのモミジも、見ごろな時期はほんのわずかで、あと一週間もすれば冷たい風に吹かれて葉を落とし始め、園内は日ごとに冬の様相を深めていきます。
posted by サラ&メル at 17:55Comment(0)未分類

獲った!

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公園の池の端の遊歩道を歩いていたところ、ハンナが立ち止まり空を仰ぎ見たので私もハンナの視線の方向に目を向けると、近くの雑木林の梢の向こうからミサゴが低空でこちらに向かって飛んできていました。急速に接近して来る様子を見ていると、たった今池に飛び込んで捕獲してきたばかりらしく、足に30cmは超えるであろうコイと見られる魚をつかんで上昇しています。雲が多いうえに逆光だったためきれいには写らないだろうと考えながらも、カメラのレンズを向けてみました。ミサゴは、速い速度で頭上を通過すると、どこか落ち着いて食べられる場所へ向かうのでしょう、あっという間に木立の梢の向こうに消えていきました。
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早く歩こうよ

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ハンナと散歩をするため公園の駐車場で車を降りて歩き出すと、池の端でフィールドスコープを三脚に据え付けてあたりの森や空を見ている人がいました。近寄っていくと、出会うたびに野鳥の情報などを交換し合うバードウオッチャーです。そこで挨拶をした後、いつものようにお互いが見つけた野鳥の情報交換を行っているとずいぶん時間が経ってしまいました。そのため、私たちが話し合っている間近くでおとなしく待っていたハンナでしたが、とうとう待ちくたびれてしまったらしく、写真のように立ち上がって尾を振り、早く歩こうよ、と小さな声を出して私を呼び始めました。ハンナには退屈をさせてしまいましたが、ハヤブサの若鳥が公園内を狩場にしたらしく毎日のように現れるようになったという情報が得られ、よく見られる場所も教えてもらえました。
posted by サラ&メル at 20:51Comment(0)未分類