さあ、歩くぞ!

画像

さきほど近くの里山へ散歩に行ってきました。いつもまず人と出会うことはない林の中の道なので、今日はハンナがどの程度言葉だけで指示に従うか試してみようとして、車から降ろすと直ぐにリードを解いて散歩の全行程をリードなしで歩かせました。1時間ほどの散歩でしたが、その間ハンナは止まれや待ての指示をきちんと聞き分け、私から離れることなくララと仲良く一緒に歩き、最後まで注意を受けることなく無事に歩くことができました。これからもっといろいろなことを教えていく必要はあるものの、この様子なら野山に入って写真を撮るときにはリードを持つ手も塞がらず、両手を自由に使って楽に撮影できそうです。写真は今から散歩を始めようとしてドアを開けたところ、さあ歩くぞ、とばかりに張り切って座席から外へ身を乗り出したハンナです。このあと直ぐにリードを外すと車から飛び降り、ララと一緒に嬉しそうに歩き始めました。

まだノビタキがいました。

画像

今シーズンは特にたくさんの写真を撮らせてくれたノビタキも、そろそろ南へ向かい姿を消してしまっただろうと思いながら確認のためフィールドへ足を向けてみました。ところが、案に相違して一時よりは数が減ったものの、まだ数羽のノビタキが草はらの上を飛び交っていました。そこで、これが今シーズン最後になるかもしれないと考え、休日で時間も十分に取れたことからいつもより長くフィールドにとどまって、草の先端にとまったり飛び回るノビタキを撮影してきました。ノビタキたちが見られなくなると、今度はこのフィールドでは例年カシラダカが見られるようになります。

砂浜の散歩

画像

昨日は穏やかな秋日和だったので、家族揃って海辺へ散歩に出かけました。リードを外して広い砂浜を自由に歩かせると、ララもハンナものんびりと波打ち際に沿って歩き、打ち寄せる波や漂着物に興味を示しあちこちで立ち止まっては匂いを嗅いでいました。夕日が山の端にかかるまで1時間余を真っ白な巻積雲や高積雲が高く浮かぶ秋空の下で気持ちのよい海風に吹かれて遊び、貝殻もいくつか拾って帰ってきました。この季節の海辺の散歩は、空も澄み夕焼けも綺麗でおまけに爽やかな風が肌に心地よいので、時間の経つことを忘れてしまいます。写真は、昨日撮影したものではなく先日同じ海岸で撮影したハンナですが、昨日の海もこんな具合に穏やかに秋の空の色を映していました。

たくさん歩いた!

画像

気持ちのよいお天気に誘われて、正午を少し回ったあたりから公園の散歩に行ってきました。暑さはすっかり遠のき、乾燥してひんやりと感じる空気と明るくやわらかな日の光に包まれて、どこまでも歩いていきたい気分なのは私だけではないらしく、ララはゴムまりが弾むように此処彼処を駆け回り、ハンナは坂道も土手もなんのその、いつにない速歩でぐんぐん歩きました。どちらも張り切って歩いたので、散歩時間はいつもとほとんど変わらなかったものの、歩いた距離はずいぶん長くなり、散歩を終えて帰宅すると疲れてしまったらしく、たくさんの水を飲んだ後はしばらく床に伏せて長い舌を出していました。ハンナなどはいつの間にか完全に横になり目を閉じて眠り始めました。写真は、公園の遊歩道で一休みする2匹です。このあとも長い距離を歩きました。

気持ちいいね!

画像

昨日一日降った雨が夜明けまでにはすっかりあがって、今朝は窓を開けると庭は明るい秋の日の光に包まれ、心地よい風が窓から吹き込んできました。絶好の散歩日和です。暑さを感じなくなった最近は、ララとハンナは夕方まで待たなくても、私の時間が空いていれば明るいうちに散歩に出ることができるようになりました。お天気のよい日などは、雑木林の中や草はらの人気のないところで自由に遊ばせてやると、穏やかな日差しの中で爽やかな風を受けて嬉しそうに動き回っています。ここしばらくの間は、一年のうちでも一番気持ちよく散歩ができるいい季節です。暑かった間のララやハンナの運動不足を取り戻させるのはもちろんのこと、私も秋の自然を満喫したいので、できるだけ時間を作って一緒に散歩に出かけたいと考えているこのごろです。写真は散歩中に、気持ちいいね、とでもいいたそうな表情で穏やかな秋の日差しを受けているララとハンナです。

ホオジロが5羽

画像

セイタカアワダチソウが群れ咲く中からホオジロの鳴き声が聞こえてきたので、茂みの縁でしばらく待っていたところ、数分すると2羽のホオジロが現れ、近くを揃って飛び回ったり、丈の高い草の先端にとまって鳴き声を聞かせてくれたりといろいろな仕草を見せてくれました。先日のブログにも書きましたが、、この秋はよくホオジロと出会うことができます。この写真を撮った後には、さらに3羽のホオジロもやってきて草むらや畑の中を飛び回り、長い時間近くで遊ぶ姿を見せてくれました。おかげで、霧雨がときどきやってくる生憎のお天気でしたが、フィールド観察は十分楽しむことができました。

コスモス畑の跡で

画像

時おり霧のように細かな雨が煙るように辺りを包む中で、コスモスの花が冷たい風に揺れていました。ここは以前広大なコスモス畑があったところで、秋になると時間を見つけてはルナと一緒に訪れてコスモスの花や野鳥の撮影をしたところです。その畑が手入れをされなくなって3年目の今シーズンは、9月下旬まで一つもコスモスの花は見当たらず、とうとうコスモスも絶えてしまったのかとがっかりしていましたが、最近になって荒れ地となった広い畑の中のところどころで背丈の低い貧弱なコスモスの茎が立ち上がり、その先にピンクや白の花が見られるようになりました。今日は近くへ行く用件があったため、少し寄り道をしてコスモス畑の跡へ立ち寄ってみました。濡れるほどの雨でもなかったので、カメラを持ち出してコスモスやアキノノゲシなどの花を撮っていると、よく花と一緒にルナの写真を撮ってやったことを思い出し、元気な姿のルナが草の間から出て来るような気がしてきました。

モズの声

画像

夕方のフィールドを歩くと、近くで甲高いモズの声が聞こえました。辺りの梢をを見回して声の主を探してみたところ、クロガネモチの枯れ枝にモズの雌がとまり、山際に大きく傾いて光を投げかける太陽を見送るようにじっと西の空を見つめ、ほとんど身動きせず冷気が広がり始めたフィールドに向かって叫んでいました。今シーズンは、家の周りではそれほどでもありませんが、フィールドへ出ると例年と比べよくモズと出会います。高い梢にとまり、澄み渡った青空に響き渡るモズの甲高い声を聞くたびに、少しずつ秋が深まっていくような気がします。

ヒドリガモ到着

画像

仕事へ向かう途中にある池に、ヒドリガモがやってきました。今シーズンのヒドリガモの初見です。一昨日まで水面にはカイツブリしか見られませんでしたが、昨日池の端を通ると、数多くのカモが浮かんでいました。早速、車をとめてカメラを持って撮影にかかりました。見回してみると、ヒドリガモが15羽、キンクロハジロが21羽、マガモが2羽確認できました。毎年のこの池の常連ばかりです。ヒドリガモは、この夏水面が見えないほど一面に広がって水面を覆ったヒシがまだ残っているあたりに群がり、熱心にヒシの茎や葉を水中からくわえ出して食べていました。この池では、数年前にヒドリガモの群れに交じってアメリカヒドリの姿も確認できました。今年はヒドリガモの数も多そうなので、これからやってくる群れの中にアメリカヒドリが交じっていないか探す楽しみもでてきました。

秋の昼下がり

画像

昨日は最近には珍しく久しぶりの夏日になりましたが、10月もあと数日で終わろうとするこのごろは、涼しく爽やかな風を感じる日が多くなり、日中でもこれまでのような暑さを感じません。5月からフル稼働をしていたエアコンも10月に入ってからはスイッチを入れることが少なくなりました。今朝も起きると同時に窓を開けると、冷たく気持ちのよい風が部屋の中を吹き抜けました。この頃ではその風の向きも変わり、北寄りの窓からよく入ります。一日窓を開けておくことが多くなったので、ペットたちも気持ちよさそうに部屋に入って来る秋の風を受けて床の上で寝転がっています。お昼を回ったさきほども、階下へ降りていきリビングルームを覗くと、小次郎、ララ、ハンナの3匹が仲良く並んで横になっていました。その様子を撮影してやろうとそっと部屋へ入りカメラを構えたところ、残念ながらそれに気づいた小次郎とララは写真のように起き上がってしまいました。今日も穏やかな秋の一日です。