まだ帰ってこない・・・

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先週の木曜日から妻が東京の実家へ行っているため、ペットたちは少々寂しそうです。私が家にいる間は4匹はいつも以上に甘えて、声をかけてきたり体を摺り寄せてきます。ハンナとララは、朝私が階下へ下りていったときや夜仕事から帰ってくると、続いて妻も下りてきたり帰って来ると思っている様子で、階段や玄関をしきりに気にして首をかしげて待っています。マリーや小次郎は、寂しくなってくると私の目の前に来て何度も大きな声で鳴き、いつもにもまして膝の上に来たがっています。やはりペットたちも家族が多い方が嬉しいようです。5日間ほど寂しい思いをしましたが、妻は今夜帰ってくるうえ、息子も帰ってくるということなので、一度に家の中が賑やかになります。写真は、寂しがって抱き上げてほしいと私を呼ぶ昨夜の小次郎です。

ヒドリガモの飛行

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遠くの空に点のように見えていた野鳥の群れが、近づいてくるにしたがってカモだと分かるようになり、すぐ近くの海面に向かって降下してきました。この水域の空はカワウが群れになって飛ぶことが多く、てっきりカワウだと思っていましたが、近づくにつれてカモだと分かったので種類を見定めようとしたところ、首の赤褐色と額の白さが確認できヒドリガモの群れだと分かりました。これまでに水面に浮かんでいるヒドリガモの様子はたくさん撮影しましたが、飛行中の写真は少ないためレンズを向けてみました。しかし、残念ながら逆光だったため影の多い写真になってしまいました。それにしても今シーズンはヒドリガモの数が多く、20羽ほどのこの群れが着水した海面では、すでに100羽を超えるヒドリガモが浮かんでいました。

今日もいいお天気だ!

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今日も朝からよく晴れて暖かく、明日から春3月ということが実感されるいい日になりました。空には薄く広がるベールを広げたような雲が一部に見られるだけで、明るく真っ青な色が一面に広がりました。暖かさと日の光に誘われて囀る野鳥たちの声が、あちらこちらから聞こえてきます。散歩をすると、ララもハンナも気持ちよさそうに目を細めて空を仰いだり、吹いてくる風の匂いをかぐことが多くなりました。私も子供の頃から空気や吹く風の中に漂う微かな匂いで季節の変化を感じてきましたが、鼻の利くイヌならなおのこと、いろいろな匂いで季節の移ろいを敏感に感じ取っているのでしょう。写真は、防波堤の上で明るい日差しを浴びて海から吹いてくる心地よい風に当たるハンナです。海の色も、空の色を映して明るさを増し春の色になってきました。

コサギ

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風もなく快い潮騒が響く穏やかな海辺に、コサギが舞い降りてきました。真っ白な羽毛が最近明るさを増してきた光を反射して眩しいほどです。どこへ降りるかと見ていると、少し離れた磯の岩陰へ降り、浅瀬に群れているヒドリガモに交じって餌を探し始めました。しばらく様子を見ていましたが、接近して撮影しようとしたところ、その気配に感づいたらしく大きく羽ばたくとゆったりと舞い上がり、遠く離れた波打ち際へ舞い降りました。食事の邪魔をしてしまったようです。遠目ながら、もう胸と背中の飾り毛が生え揃い風になびいて綺麗でした。

さあ、行くよ!

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ララとハンナを連れて波打ち際にに沿って歩いていると、岸から離れた海面で魚をとっているウミアイサの姿を認めました。早速撮影しようとして、ララとハンナには近くにいるようにいいつけウミアイサにレンズを向けました。5分ほど撮影していると十分な枚数を撮ることができたので撮影をやめ、2匹はどこにいるかと見回してみたところ、少し離れたところで揃って打ち寄せる波と戯れているように見えました。そこで、散歩を続けようとして2匹を呼ぶと、それを聞きつけたララが、さあ行くよ、とばかり先に立ってハンナを先導するようにこちらへ向かってきました。体は大きいのですが、いつもハンナはララを頼っているように見えることが多いため、このときもララがまるで大きな妹を従えた姉のように見えました。

ユリカモメが1羽

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今シーズンの海辺では例年数多く見るオナガガモとコガモの数が極端に少なく、スズガモとヒドリガモが目立ち、いつ訪れてもどちらも100羽以上の群れになって海面に浮かんだり岸で羽を休めている様子を見ることができます。二種は別々に群れていることが多いのですが、ときには岸近くで水面を埋めるように混じり合って浮かんでいるときもあります。そんな群れが羽音や水音を立てて一斉に飛び立つときなどは壮観です。昨日はスズガモは岸近くに、ヒドリガモの多くは少し離れて沖で群れていました。岸からすぐ近くに浮かぶスズガモの群れの端で、めずらしく1羽のユリカモメが交じって浮かんでいたのでレンズを向け同じ画面に入れて撮影してみました。

楽しかったね!

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波打ち際で遊んでいたララとハンナを呼んで砂浜を一緒に走ってやりすっかり息が切れてしまったため、走ることをやめ2匹に車へ戻ることを指示したところ、駆け足で私の近くにやってきて座り込み、楽しかったね、といっているように目を輝かせて舌を出しているララです。ララは小さなイヌながら、走らせるとゴムまりが弾むように軽快に駆けて、速さも持続力も私を上回ります。ハンナは大きなイヌなので仕方がないにしても、ララには負けたくないと思うのですが、何度走っても追いつかれ抜かれてしまいます。そのためいつも私が一番に息が上がり休むことになります。そうするとララはいつも私の足元に駆け寄ってきて、もう疲れたの、でも楽しかったね、といっているような表情で短い尾を振りながら写真のように私を見上げています。

早くおいで・・・

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今日もよいお天気に誘われて、ララとハンナを連れて海辺までドライブをして、渚を歩きながら空を飛ぶウミネコやミサゴ、海面に浮かぶカモの群れなどを撮影してきました。そんなとき、ララとハンナはすっかり私の行動パターンを読んでいて、カメラを散歩バッグから取り出しレンズを野鳥に向け出すと、その間は遊んでもらえないものと納得して2匹で遊んでいます。その間は広い砂浜なので駆け回ればよいと思うのですが、私と遊ぶように追いかけっこをすることはなく、いつも離れず私の近くを歩き回っていろいろな匂いを嗅いだり砂を掘ったりして遊び、それにも飽きると並んで座り私のすることを観察しています。写真は、2匹で砂浜を歩いていて、波打ち際でウミウシが打ち上げられているのを見つけたララがそれと戯れ遅れてしまったため、追いついてくるララを待つハンナです。こんな具合に2匹はいつも離れず一緒に行動しています。

満開のナノハナ

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いつもララとハンナを連れて散歩する公園は、ウメの開花が進んできたうえ週末なので公園内で催されている梅まつりの行事が数多くあり、訪れる人が多かろうと考え、めずらしく朝からひとりで行ってきました。案の定、公園の一般駐車場は午前9時だというのにもう満車で入ることはできず、付近の道路では渋滞が起きていました。知人に梅まつり関係者がいるため、その旨を伝えて車を関係者用の駐車場へ入れ園内に入ったところ、園内はいつもとは違い芋の子を洗うような人出でした。そのため野鳥たちにもほとんど出会えず、この様子では、当分の間週末の公園では観察や撮影もできないだろうと思いながら1時間ほど園内を歩いて帰ってきました。撮影の成果はありませんでしたが、公園の入り口付近で咲くナノハナを撮影してきました。いつもは違う入口を利用することが多いため、気づかないうちにすっかり満開になっていました。

飛び去った!

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この冬は、海辺のフィールドを訪れるとよくミサゴが飛ぶ姿を見ることができます。特に1月後半あたりからは、私が海辺にいるのは1時間前後の短い時間ながら高い確率で出会うことができています。昨日も散歩を終えて帰ろうと渚を歩いていると、沖の方から一直線に速い速度で岸に向かって飛んで来るミサゴに出会いました。目の前の海で餌を獲るため帆翔してくれることを期待したのですが、そのミサゴは餌を探すつもりは全くない様子で、私の頭上近くへ来ると90度近く方向を変え、海岸線に沿って高速で飛び去って行きました。ただ、短い時間ではありましたが、比較的低い高度を飛んでくれたので、細部まではっきりと見ることができ、写真も30枚ほど撮ることができました。