何度も出会えた!

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春の色を見せるようになった波がゆったりと寄せてくる海辺を歩いていると、まだカンムリカイツブリが2羽海面に浮いていました。今シーズンは、この水域では訪れるたびにカンムリカイツブリを確認することができました。ことに3月になってからは、岸近くまで接近してくることが多く、漁をする様子も間近で見ることができ、撮影の機会もたくさんありました。そろそろ北へ帰る時期なので、間もなくこの水域からは姿が消えるでしょうが、来シーズンもまた出会うことを期待して、見るたびにこれが今シーズンの最後の出会いになるだろうと思いながらシャッターを切っています。

仕事が一区切り

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この10日ほど毎日仕事が忙しく、ララとハンナの散歩だけはしましたが、なかなかペットたちと遊んでやる時間を取ることができませんでした。そのためペットたちは退屈をしていたようで、特に引っ込み思案で大人しいマリーは、ひとりで寝ていることが多かったようです。昨日で仕事も一区切りついたので、昨夜からはみんなに声をかけ遊んでやることもできる時間ができました。就寝前に、私がリビングルームのテーブル近くでララとハンナの相手になっていると、マリーと小次郎も二階から下りてきて私のそばに寄ってきました。ただ、声をかけると小次郎はすぐに遊んでいる中に入ってきましたが、マリーは写真のように椅子に座りみんなが遊ぶ様子を見ていました。相変わらず大人しいマリーです。それでもみんなの仲間になっている気分にはなるのか、ときどき優しい声を出してみんなが遊ぶ様子を眺めていました。

近寄ってきた!

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花期を終え花が落ちてしまったこの頃の梅林の中は、花の蜜を吸いに来ていたメジロの姿が少なくなり、餌を探して地上を跳び歩いているツグミの姿ばかりが目につきます。冬の間は枯草が重なったり地面がむき出しになった寒々とした光景の中で餌を求めていましたが、春になった今は萌えだした明るい緑色の草や、たくさんの春の野草の花が咲き広がる中で明るい日差しを受けて餌探しをしています。中には冬の間公園の中で暮らし、人が危害を加えないことを学習したのか、人が近づいてもよほど近寄らない限りは逃げていかない個体も見かけます。写真の個体も、撮影していると3mほどの距離まで何度も近づいてきました。ヨーロッパの公園やニューヨークのセントラルパークの野鳥たちのように、人の手や肩にとまるようになることは難しいでしょうが、それでも野鳥が近寄ってきてくれるのは嬉しいことです。

囀りが賑やかになってきました。

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日増しに暖かくなってきたこの頃では、公園の林の中からはシジュウカラ、カワラヒワ、ヒヨドリ、メジロなどの囀りが、また林周辺の開けたフィールドではホオジロのそれが頻繁に聞こえるようになってきました。いよいよ野鳥たちの繁殖シーズンが始まったようです。今日もララとハンナを連れて林の中を歩くと、喬木の木々の間から賑やかに野鳥の声が降ってきたので、いつもより長い時間林の中やその周辺を歩き声の主の姿を追ってきました。その間遊んで待っていたララとハンナは、遊び飽きたうえ日に当たって暑くなってきたらしくオオイヌノフグリやミミナグサ、ハコベが咲き乱れる草むらに座り込んで、早く帰ろうよ、といいたそうに私を見ていました。ララやハンナだけでなく、私も日差しの下では少し動いただけで暑くなってきました。

残る紅梅

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すっかり春らしい陽気になり、つい先日まで春の訪れを告げていたウメも遅咲きの紅梅を残してほとんどが散りはてました。その紅梅もそろそろ終わろうとしています。紅梅ばかりが植えられている公園内の梅林では、花弁を散らせ始めた枝の間をメジロやシジュウカラ、ヒヨドリなどが飛び交い、名残惜しそうに蜜を吸ったり花をついばんでいる姿が見られます。写真は3日ほど前に撮影したものですが、10羽ほどのメジロの群れが賑やかに花の間を見え隠れして騒いでいました。この一角も昨日訪れるとさらに落花が進んでいたので、来週あたりにはすっかり花は見られなくなり、枝は若緑色の葉で覆われるようになります。

歩くと暑くなってきた

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散歩をすると暑さを覚えるようになってきました。特に暑さが極端に苦手なハンナは、日向を長い時間歩くと舌を出し、ゆっくり歩くようになりました。写真は昨日の散歩で撮ったものですが、林の中のアップダウンの多い道を通ってきた後、日当たりのよい広い遊歩道へ出て暑そうに息を弾ませているララとハンナです。ちょうどメジロが近くのウメの木にきたので足をとめさせると2匹は、暑くてしようがないから一休み、といった調子で揃って腰を下ろしました。私も、この頃では公園の散歩をすると途中からから汗が出てきます。寒さが遠のきいい季節になってきたと思っていたら、それもほんの束の間で、イヌにとっては少し動くと暑さに喘ぐ季節がやってきます。

咲いた!

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ソメイヨシノが開花しました。きょうのお昼過ぎにララとハンナを連れて公園へ行くと、池の周りに立ち並ぶソメイヨシノの蕾が大きく膨らんでピンクに染まり、今にも開きそうな状態でした。そんな枝を見ながら歩みを進めていくと、1本の大きな木に薄いピンクの花が2輪だけ開いていました。今年初めて見るソメイヨシノの花です。これを撮影してから散歩を続け公園内のソメイヨシノを見て歩いてきましたが、開花していたのはこの2輪だけでした。しかし、ほとんどの木の蕾は今にも開きそうな様子なので、明日には開花が進み、週末にはたくさんの花を見ることができそうです。

いい匂いがするぞ・・・

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いいお天気に寝室の窓を全開にしました。すると、外から何やらいい匂いが漂ってきました。魚を煮付けているような匂いです。寝室がお隣の台所のある壁に面しているため、窓を開けるとときどきよい匂いが流れてくることがあります。今日の匂いもお隣からのようでした。その匂いを嗅ぎ取った小次郎は、匂いのやってくる窓に向かって、いい匂いがするぞ、といった表情で長いあいだ目を細め鼻を掲げていました。キャットフード以外は食べず、食事のときもすぐそばにいるだけで食事に手をつけようとすることのない小次郎も、魚を煮付ける匂いは魅力があるようです。

のどかな春の午後

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昨日まで吹いていた強い風も収まり、穏やかないいお天気になりました。散り残っている遅咲きのウメの枝の下では、色とりどりの野草の花が一面に咲き広がりました。そんな枝の間や草はらでは、シジュウカラ、コゲラ、ヤマガラ、カワラヒワ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ヒヨドリ、モズなどが春の訪れを喜び、嬉しくてしようがないといった様子で囀りながら飛び回っています。そんな野鳥たちを撮影しようとあちこち動き回ってシャッターを切っていると、動かないよういいつけて待たせていたララとハンナも、萌え出てきた若草に囲まれ、のんびりとした表情で私の姿を追ったり、あたりの様子を見ながら春の日差しを楽しんでいるようでした。のどかな春の午後です。

開花間近

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東京で21日にサクラの開花宣言があって以来、この辺りのサクラはいつ開花するのかと楽しみにしていたところ、先ほどララとハンナを連れて公園の散歩をしながら遊歩道に立ち並ぶソメイヨシノの枝先を見ると、日当たりがよく冷たい風の当たらない場所にあるソメイヨシノの蕾が芽鱗を割って濃いピンクの花弁を見せ、開花まであと一歩という段階になっていました。あと2,3日もあれば一斉に開花しそうな様子で、気温が高ければ明日にでも咲きそうな蕾もちらほら見受けられます。辺りによい香りを漂わせたウメの季節が終わり、いよいよ辺りを華やかな色彩で包むサクラの季節が始まります。