少し慌てた!
散歩中にリードを外して自由に歩くことができるようにしてやると、ララと一緒にあちこちを歩き回るハンナですが、いつもは私やララの近くから離れることはありません。ところが、ときどき何か夢中になるものを見つけると、先へ進んでいった私たちから離れてしまったことに気づかないことがあります。今朝もハンナは、この頃海岸でたくさん見られるようになったフナムシを追うことに夢中になっていたらしく、どんどん歩みを進めていた私たちから離れてしまいました。近くに誰もいなくなったことに気づいたハンナは、みんなはどこへ行ったんだ、と首を伸ばして慌てた様子で私たちを探し、波打ち際で待っている私を見つけると、写真のように嬉しそうな様子で駆けてきました。いったん私の足元へ擦り寄って甘えたあとは、近くで波に打ち上げられた貝や漂流物の匂いを嗅いでいたララのところへ、遅れてしまったよ、と報告するように駆け寄っていき、ララと鼻を突き合わせたあとは一緒に波に濡れた冷たい砂を踏んで遊んでいました。今朝は、ほんのわずかの間ながら私たちの姿を見失って、ハンナは少々慌てたようです。