失敗、失敗!

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昨日の夕方の散歩は、ララもハンナも首輪を付けてやることをすっかり忘れて出かけてしまいました。どちらも洗ってやり、ララは長くなった毛を整えてやったりして首輪を外していたことを忘れていて、海岸で車から降ろそうとして初めて気づきました。いつも海岸を歩くときは、リードを外して歩かせるので、散歩をするには不都合はなかったのですが、車をとめたところから海へ下りていくまでの間、車や二輪車がよく通るので交通事故に遭わないようにするためにはリードで繋いでいたほうが安心です。昨日は1匹ずつ幼児の手を引くように私から離れないようにいって海辺へ下りていき、帰りもララを護岸堤防の上で待たせ、ハンナを先に車に乗せてからララを連れに行き、時間をかけて車に乗り込みました。首輪をせずに外へ連れ出すことなど滅多にしないのですが、昨日は大失敗でした。ただ2匹にとっては、首輪などないほうが開放感があってよかったのかもしれません。写真は、首輪をせずに海岸を散歩したララとハンナです。

痛くないの?

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今日の夕方の海岸の散歩中に、突然小石が転がる波打ち際で腹ばいになったララです。そんなところで横になったのでは痛かろうと考えて、何度も立たせたり場所を変えて砂の上に来るように行ったのですが、直ぐに小石の転がっている波打ち際へ戻ってしまいます。なぜだろうと思いながら、私もララの横へ座り小石の上に手を下ろしてみて理由が分かりました。波に濡れたばかりの小石は冷たくひんやりしていました。今日は、海辺へ下りていくために歩く護岸コンクリートの上を300mほど一緒に全速力で走ってやったあとで散歩を始めたので、歩き始めたときから充分暑くなっていたのでしょう。ララもハンナも長い舌を出しいつもよりもゆったりとした足取りで海岸を歩いていました。湿って冷たく感じる小石は運動して火照った体には気持ちがよく、これはいいところがあったと思ったようです。少し離れたところでは、ハンナが湿った砂浜で同じように腹ばいになっていました。 

キョウジョシギ

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夕暮れの波打ち際を歩いていると、1羽のシギと思われる野鳥がほんの20mほど離れた小石が打ち上げられている浜辺へ降り立ちました。いつものイソシギだろうと思いながら望遠レンズを向けてみると、なんとこの浜辺で初めて見るキョウジョシギです。この海岸から15km以上離れた大きな川の河口付近では春や秋の渡りの時期に見ることはありますが、このあたりの海岸では見た記憶がありません。折悪しく夕日が山の彼方へ落ちて光が急激に乏しくなってきた時間でしたが、残照の中で30枚ほど撮影してきました。普通は群れでいることが多い野鳥なのに、どこを探しても他には全く見当たらずこの1羽だけでした。秋の渡りの季節に先駆けてやってきた個体が、コースを間違えたのかもしれません。いずれにしても、キョウジョシギが見られるということは、このあたりにも秋が近づいてきている印です。

12年前の夏

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前ページのマリーの写真を見ていて、子供時代の画像を見たくなりパソコンの画像ファイルを遡って開いていたところ、12年前のちょうど今頃撮影した画像が出てきました。マリーが生後2か月、ルナが生後7か月、そしてメルが7才のときのもので、メルを遊び相手に幼いマリーとルナが部屋中を駆け回って遊んでいるときに撮ったものです。。思い起こすと、我が家で生まれたルナは、目が見えてよちよち歩きをするようになった頃から母親のサラとよりもネコのメルと遊ぶことが多く、メルもよくルナの面倒を見ていつもそばに置いて遊んでやっていました。そこへ生後数週間で捨てられ、いくつもの病気を抱えたマリーを私が保護してきたので、マリーが回復するとメルはマリーとルナ2匹の遊び相手をさせられ子守に大変な時期でした。それでも、どんなことをされてもメルは一度も怒ったことがなく、小さなマリーとルナに怪我をさせないよう上手に遊んだやっていました。ディスプレイに広がる写真を見て、当時のことが懐かしく思い出され、もう一度こんな情景を見たくなったひと時でした。

休暇中

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27日の日曜日から遅い夏の休暇に入っています。休暇の後半は八ヶ岳山麓へララとハンナを連れて家族で出かけようと考えていますが、前半はできるだけ家にいるようにしているため、ペットたちは一日中纏わりついています。いつもはほかの3匹と離れて静かに過ごしていることが多いマリーも、この3日ほどはみんなと一緒の部屋にいることが多く、私が椅子に座るとすぐに横にくっついて座るか膝の上に来ます。しかし、書類を書いたり絵を描いているときに来られると邪魔なため近くの椅子へ行くようにいうと、すぐ近くのお気に入りの椅子へ行き、写真のようにときどき私がいることを確認するように頭を上げてはまた静かに眠っています。イヌと違いマイペースでクールな様子をみせるネコでも、やはり家族は近くにいるほうがいいようです。

見つけた!

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散歩中はリードはつけずに歩かせるので、私の行く方向にいつも気をつけて歩いているララですが、ときどきララが予想した方向とは違う道へ私が足を向けます。先日も、遊歩道の分かれ道へ来たときにコサメビタキらしい野鳥を枝の間に見つけ、いつも歩くことの少ない遊歩道へ足を向けました。すると、先へ歩いて行っていたララは、急に私の姿が見えなくなったので慌てたのでしょう。分かれ道まで戻ってきてしきりにあたりを見回していました。背の低いララでは、丈高く茂った草が邪魔になって私の姿が確認できなかったようです。私が一声呼ぶとララは、見つけた、とばかりに嬉しそうな表情になり、大きな耳を翼が羽ばたくように振りながら全力で駆けてきました。 

拾った小石をキャンバスに

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いつもララとハンナを連れて散歩する海岸には、たくさんの小石が打ち上げられています。散歩の度にその小石を拾い上げたり海に投げ入れたりしていましたが、このごろその小石に絵を描いてみようという気になり、ときどき拾ってきて気が向いたときにその表面に絵を描いて遊んでいます。主に草花の絵ですが、写生するわけではなく、記憶にある好きな植物を思い出して即興で描くだけなので、面積が小さいこともあり絵によっては数分で、長くても15分もあれば描き終えることができます。簡単に描くことが出来るため、暇に任せていくつか季節の花を描き、仕事で使う書類の上に乗せペーパーウエイトとして使っていました。すると、見たり手に取ってこんなものでも欲しいという人が何人も現れました。それを聞いて、来年1月の個展にはもう少し丁寧に描いて余興に並べると、皆さんに楽しんでいただけるかも知れないと考え始めているこのごろです。一昨日の夜も、スケッチブックに絵を描きながら気分転換のついでに手近にあった小石にも筆を走らせ、ついでに近くに置いてあったカメラで撮影してみました。

さあ、歩くよ!

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さあ歩くよ、とばかりに先に立って歩くララと、促されるようにその後を歩くハンナです。横になると直ぐに眠ってしまう私としては珍しいことに、昨夜は全く眠くならなかったので、一晩中起きて本を読んだり絵を描いていました。それに付き合ってほとんど眠っていなかったララとハンナでしたが、目の堅いララとは違い、夜も更けてくると自然に瞼が落ちてくるハンナとしては今朝の散歩は眠くてあまり意欲がわかなかったようです。車を降りた時点からいつものように飛び跳ねて喜ぶ様子もなく、渋々歩いているように見えました。あちこちで立ち止まっては腰を下ろすため、その度に先を行くララは走って戻り、早く行こうと呼ぶようにハンナの周りを回っていました。この写真を撮ったときも、草の上に座り込んでしまったハンナをララは駆け足で呼びに行きました。ハンナは、ララの誘いと私の呼ぶ声に促され重い腰を上げて、軽快に歩くララの後を重そうな足取りでついてきました。いつも散歩のときにはララが先頭に立って歩くのですが、今朝はそれが際立っていました。

朝日が昇った!

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今朝は日の出前から公園の散歩に出かけてきました。朝刊を取り入れるため玄関を開けたところ、涼しい風が吹いていました。気温を見ると25℃と最近の朝にしては低めだったため、新聞を読むことは後回しにして涼しいうちにララとハンナの散歩をしようと、急いで散歩の用意をして2匹を車に乗せました。公園について朝の爽やかな風の中を歩いていると、池の端に来たときに雑木林の梢が連なる間から金色の光が差し、やがて朝日が昇ってきました。朝の光が明るく池の面を金色に染めると一陣の風が吹き渡り、桜並木の葉が軽い音を立てて鳴りました。気持ちのよい朝の光と風の中で、ララとハンナを待たせて黄金色に波打つ水面を撮影していてふと後ろを振り返ると、ララとハンナも顔を出したばかりの朝日を見つめていました。

1羽のアマサギ

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夏も終わりに近づいて、そろそろアマサギも渡りのための群れを作る季節になってきました。先日も20羽を超える群れと出会いましたが、そのうちの半数は冬羽に変わっていました。ところが数日前、車で走行中に出会ったアマサギは、頭部や背にはまだきれいな亜麻色残し、1羽だけで朝露が光る水田の畦に舞い降り、夢中で草の間に首を突っ込んでヌマガエルやバッタの仲間を捕食していました。相当たくさんの餌になる生き物がいるらしく、見ている間に草についた露で首や胸はすっかり濡れてしまいましたが、そんなことは一向に気にならない様子で矢継ぎ早に草の間に首を差し入れていました。