フジバカマが満開です。

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秋も深まってきて、道路際に植えたフジバカマがたくさんの花を咲かせました。先日襲来した二つの台風で茎が折られてしまうのではないかと思いましたが、強い風にもよく耐えて、倒れたものは1本もありませんでした。わが家は高台にあるため風がよく当たり、風に吹かれて葉や花がこすれ合うたびによい香りが漂ってきます。そんなフジバカマの花には、最近花を咲かせる植物が減ったこともあってか、チョウやハナアブなどの昆虫がよくやってきて蜜を吸っています。今朝も近くを通ると、アカタテハが花から花を飛び移っては、小さな花の一つ一つに口吻を伸ばして蜜を吸っていました。

こんなところにイソヒヨドリが・・・

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さきおとといは、各地から集まってくる大学時代の友人たちを待つ間、宿泊するホテルの横を流れる木曽川の岸を散策していると、たくさんのカルガモが群れている間を飛んで青色が目立つ野鳥が近くへやってきました。地上へ降り立った野鳥を見ると、イソヒヨドリの雄です。イソヒヨドリは海岸近くではよく見かけますが、こんな海から遠く離れた内陸部で見たのは初めてのことでした。一瞬目を疑いましたが、最近生息範囲を拡大しているように見えるイソヒヨドリなので、伊勢湾沿岸にいたものが徐々に木曽川を遡上して拡散してきたのかもしれません。雨が降るあいにくのお天気の中でも、特徴のある青色と赤褐色の体色が鮮やかでした。

元気が戻った!

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台風22号がもたらした雨のため、また外出ができなかったララとハンナを、昨日は夕方近くになって公園へ連れて行きました。私が友人たちとの旅行のため一晩家を留守にしたところ、どちらもしょげかえり、ハンナなどは下痢までしたというので、昨日は体調を見ながらのんびりと歩かせるつもりでしたが、公園で車から降ろした途端に2匹は張り切って飛び跳ね、その後もほとんど速歩や駆け足で公園の雑木林の中を駆け回っていました。ハンナは食欲も戻り、便も健康そうなものが確認できたので、体調はいつもの状態に戻ったようです。写真は、運動後夕日の差す公園の一角で休憩する2匹です。台風通過後に大陸の高気圧が張り出してきたらしく、冷たさを感じる強い北寄りの風が吹いて、公園の中は一度に秋が深まってきました。

今年は犬山で

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今年も、毎年秋に開催している大学時代の友人との旅行ができました。毎回場所を変え各地で開催している会ですが、今回は愛知県の犬山市で14名が集まりました。28日は犬山城や城下町を観覧したあとホテルで宿泊会食をして一年ぶりに旧交を温め、29日は明治村の村内を皆で歩いてきました。台風22号がやって来て2日とも雨だったことは予定外だったものの、気心の知れた仲間同士で和気藹々と楽しい時間を過ごすことができました。友人たちは全国に散らばっているため、この旅行でしか会えない顔ぶれも多く、皆が毎回集まることを楽しみにしていつも20名前後が集まるところ、今回は三人から病気のため残念だけれど参加できないとの通知がありました。そのうちの二人は深刻な病名なので皆で心配しています。毎年次回の開催期日や場所を決めて散会するのですが、今回は病気の友人の状態を見ながらもう少し先に決めようということになました。3人が全快して、来年には元気な顔を見せてくれることを祈りながら、台風の影響で風雨が強くなってきた中で散会しました。写真は、雨に煙る犬山城と木曽川です。

よくボラが跳ねます。

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この頃海辺へ行くと、よくボラが跳ねています。イナと呼ばれる30cm以下の個体も河口付近ではたくさん群れていますが、少し岸から離れた海面では、大きな個体があちらでもこちらでも威勢よく跳ねては水飛沫を上げています。中には50cm以上ありそうなものも見られ、そんな大きさのボラが跳ねると水面から1m近くも豪快に飛び上がることがあって、迫力があります。この水域では、ミサゴが抱えて飛んでいる獲物もボラが多いようですし、大型のサギが獲っている獲物もボラやイナが多いので、相当たくさんのボラが生息しているようです。

カシラダカの初見

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カシラダカがやってきました。今日の散歩の帰りに少し寄り道をして、毎年ノビタキやカシラダカが見られるフィールドへ立ち寄ると、セイタカアワダチソウの茂る中からホオジロの鳴き声に交じり合ってカシラダカらしい声が聞えてきました。草の間に腰を下ろし数分待っていたところ、草むらの中から飛び立った2羽のカシラダカが近くのウメの枝にとまりました。逆光気味でしたが、場所を移動すると飛び立ってしまうだろうと考え、露出補正をして撮影してきました。今シーズンのカシラダカの初見です。昨年はこの辺りで見る機会が少なかったカシラダカですが、今年は早々に姿を見せてくれました。これで、春になるまではここでカシラダカを見ることができそうです。

久しぶりの公園

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昨日に続いて、今日も朝から雲一つない秋晴れの空が広がりました。昨日は海辺で遊んだので、今日は雑木林の中を散歩しようと、いつもの公園へ出かけました。10日以上訪れていなかった公園は、先日まではまだ青かったアラカシやコナラのドングリが地面に落ち、ハゼノキやハナミズキなどは葉の色を変え始めていました。池のほとりでララとハンナを休ませながら池の周辺を見ていると、夏の間はカイツブリくらいしか浮いていなかった大きな池の水面には、カモの姿が見られるようになり、すぐ近くの林の中からはジョウビタキの声も聞こえてきました。この辺りの紅葉は11月中旬以降に見頃を迎えますが、通り過ぎていく風や野鳥の声には、公園の中にも秋の色が濃くなってきたことを感じます。写真は、池の岸に上がってきたカルガモの群れを見るララとハンナです。このときも、周囲ではジョウビタキとモズの声がしきりに響いていました。

早く帰ろうよ

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散歩を終えて、満足そうな表情で私が車へ近づくのを待つララです。昨日は8日ぶりの海辺の散歩だったので、時間をかけて海岸で自由に遊ばせてやったところ、ララもハンナも運動不足は十分に解消したらしく、私がヒドリガモの群れやシロチドリの群れを見ていると、2匹揃って家へ帰りたくなった様子で私を呼びに来ました。朝ごはん前の散歩なので、お腹もすいてきたようです。そこで腰を上げて、そろそろ帰ろうか、と声をかけると、どちらも私の先に立って車をとめた方向へ歩き出しました。ところが、車近くまでいったところ空高く飛んでいるミサゴが目にとまったので、高度を下げて近寄ってこないか立ちどまって空を仰いていたところ、ふと気が付くとララとハンナはさっさと先へ行ってしまったらしく私の周辺に見当たりません。急いで追いかけて行くと、ハンナは少し先で何やら匂いを嗅いでいましたが、ララは車まで行ってしまいその横に座り込み、早く帰ろうよ、といっているような表情でドアを開けるのを待っていました。この数日毎日行きたがっていた散歩でしたが、満足するだけ遊べば今度は少しでも早く家に帰りたくなったようです。

秋の日を浴びて

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長く続いた雨がようやくやんで広がった秋空の下、明るい日差しを体いっぱいに受けて、海岸の砂の上を楽しそうに駆けるララとハンナです。今日の海辺は雲一つない空を映して真っ青な海が広がり、空気も澄んで視程もよく対岸の風景もはっきりと見ることができました。気温も20℃をやや下回るくらいで乾燥した気持ちのよい風が吹き、散歩をするには絶好のコンディションだったため、ララもハンナも終始足取り軽く連れ立って、砂浜のあちこちを歩き回ってきました。例年なら今頃はこんなよいお天気が続く季節のはずですが、今年の秋は10月になっても秋雨前線もなかなか消えることがなく、おまけに時期外れの台風までやってくるおかしな天候で、超大型の台風だった21号が去ったと思ったところへ、また22号がやってきそうです。早くお天気が安定して、こんなふうに爽やかな秋空の下で散歩できる日が毎日続くことが待たれます。

数が増えてきた!

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今月18日に、海辺で今シーズン初めてヒドリガモの飛来を確認したときは2羽だけでしたが、今日は数が増えて42羽が確認できました。昨年はヒドリガモだけで200羽ほどの群れを作っていたので、日を追うごとにますます群れは大きくなっていくでしょう。カモたちは、久しぶりに晴れた爽やかな秋空の下で、水音を立て飛沫を上げて水浴びをしたり、、飛び立って近くの水域を一巡りしてまた着水したりと、長旅の疲れを癒しているような様子でのんびりと水面を漂っていました。中には、写真のように波打ち際まできて、打ち寄せる波に乗りながら漂っているアオサやノリをついばんでいるものもいました。これからスズガモやキンクロハジロなども到着するようになると、この水域は水面に点々と浮かぶカモの群れとその鳴き声で賑やかになります。