ミコアイサが飛んできた!

画像

日が傾いて雑木林の木立が影を落とし始めた池の面をかすめるように、ミコアイサの雄が飛びました。遠く離れた水面に6羽が群れているのを確認してカメラのレンズを向けていたところ、まったく予期しない方向から1羽が視界を横切るように飛んできたので急いでレンズをそちらに向けました。自動露出で撮影した場合、真っ白なミコアイサは周囲が暗いとどうしても周囲の風景に露出が合って白くとんでしまいます。そこで6羽を撮影するために露出補正をして撮影していたのですが、急に視界の中に飛び込んできた1羽もそのままの状態で撮影したところ、実際の池の様子とは違ってなんだか幻想的な雰囲気が漂う画像になってしまいました。それにしても、もう少し近い距離を飛んでくれるときれいな画像が得られるのに、なかなか思うような距離には近寄って来てくれません。

ルナの歩いた道

画像

今日は時間がなかったため、ララとハンナをいつものように公園や海には連れて行かず、昨年の秋以来足が遠のいていた家から車で数分の所にある里山の中を散歩してきました。ここは距離の短いコースながら坂道が続くので、亡くなったルナが年取ってきてからは足腰を鍛えるため毎日のように歩いた道です。ルナは体をゆするようにしてゆったりのんびりと歩いていましたが、ララとハンナはまだ若いので、できるだけ坂道を走らせてやりました。久々に歩く道では、ヒヨドリの大群やアオジ、メジロ、シジュウカラ、コゲラ、シメなどの姿が枝の間や藪陰で確認でき、空にはオオタカやノスリが舞っていました。時間があれば腰を据えて撮影したい被写体がたくさん見つかりましたが、残念ながら仕事もしなければならないので1時間弱で帰ってきました。写真は、散歩コースの中で一番急な坂道を歩くララとハンナです。さすがに元気な2匹なので、ルナと違い急な坂もものともせず、何度も駆けて往復していました。

ウメ一輪

画像

寒風が吹き抜けていく公園の池の端で、紅梅の花が一輪開きました。たくさんの紅梅白梅が植えられた公園ですが、ほかのウメの木の枝では膨らんで花弁の色を見せ始めた蕾はあちこちで見られるものの、最近の寒さに縮み上がってしまったのかまだ花は一輪も見られません。厳しい寒さの中で周囲の木に先駆けて頑張って開花したこの花も、春の日を受けて咲くウメの花のようにのびのびと花弁を開くのではなく、冷たい風の中で花弁を全開することをためらっているように見えました。まだこれから強い寒波がやってくるという予報が出ているので、公園中のウメが馥郁と香り始めるのはもう少し先になりそうです。

最近のカンムリカイツブリ

画像

人を警戒して岸近くへは近づくことがなかった公園の池のカンムリカイツブリが、今シーズンは以前よりずっと岸に接近してくることが多くなりました。今日も岸から投げ与えられる餌に集まるカルガモの群れの中に交じり、岸から十数m離れた所までやってきて潜水を繰り返していました。個体数も増え、2年前に初めてこの池で見たときにはシーズン中を通して1羽が確認できただけだったのに、今シーズンは視界の中に常時数羽を見ることができます。最近のカンムリカイツブリの様子を見ていると、個体数がもっと増え、それが近寄ってきて目の前で漁をする様子を見せてくれるのではないかと期待してしまいます。

順番だよ!

画像

ひと月ぶりくらいに、ララとハンナを公園のアスレチックコースへ連れて行きました。コースの途中には、1人ずつイヌなら1匹ずつ順番に歩かないと通ることができない崖の中腹に作った幅50cmほどの道があります。ララは一度はしゃいでここを走り抜けようとして枯葉で滑り、見事に10mほど下まで崖の斜面を転げ落ちたことがあります。幸い怪我ひとつなく済みましたが、見ていた私は足でも折ったのではないかと心配しました。それ以来懲りてこの道は怖がるかと思っていたのに、その後も一向にそんな様子も見せず楽しそうに歩き、特にハンナと一緒だと2匹が先を争って駆け抜けようとするので、いつも手前で前後に並ばせて先頭を私がゆっくり歩き、その後を順番についてくるように指示しています。この写真を撮ったときも並んで座らせたところ、どちらも早く先へ進みたくて、歩き出してもよいという私の指示を今か今かと目を輝かせて待っていました。

帰ってきた!

画像

熱が続いていた義母の様子を見に東京へ行っていた妻が、昨夜遅くに帰宅しました。4日ぶりに顔を見て、ペットたちは大喜びで飛び跳ね後を着いて回っていました。ただ、義母は妻と妹で病院へ連れて行ったところ、一番心配していた肺炎という診断を下され、即入院ということになりました。入院3日目の現在は抗生剤の効果が出て熱は下がり、肺の炎症も落ち着き快方に向かっているようですが、なにせ高齢なうえ最近の厳しい寒さもあるので油断はできません。なんとかこの寒い時期を乗り切って、暖かくなる頃には全快してくれることを祈っています。写真は、帰宅して台所に立つ妻の動きを気にしている小次郎とララです。

ツグミがよく見られます。

画像

冬になるとよく見かけるツグミですが、今年の冬は渡ってきた数が多いのか特によく見かけます。フィールドの中でも公園や草はらの開けたところでは複数のツグミを見かけることが多く、ときによっては十数羽が一度に見られることもあります。昨日も公園の梅林の中をララとハンナを連れて散歩していると、数羽のツグミがしきりに鳴き声をあげ、大きな羽音を立てて枝の間を飛び交っていました。写真は、すぐ近くの枝を賑やかに飛び交うツグミを目で追っているララとハンナです。私がツグミを撮影している間、2匹はこんな調子で静かに待っていました。

雪降る中でも元気です。

画像

雪のちらつく中で昨日も公園の池のミコアイサは、元気に水面を移動したり潜水して餌を探していました。食性が植物食ではなく魚を追って捕食しなければならないからでしょうが、体は小ぶりながらマガモやホシハジロなどよりはるかに活動的です。相変わらず岸近くへは寄ってきてくれないものの、最近群れている水域が広がって、たまのことながらわずか2、30mですがこれまでより近いところへ来るようになりました。ただ、年末には11羽が群れていたのに、この頃ではいつも7羽しか確認できません。上空をよくオオタカが飛んでいるので捕食されてしまったのではないかと心配していますが、入り組んだ入江がいくつもある大きな池なので、あとの4羽は群れから分かれて人目につかないほかの水域へ移動していったのかもしれません。どこかの入江で目にすることを願っています。

また雪だ!寒い!

画像

昨日は午後からまた雪が降り出しました。散歩へ出ようとするとチラホラと雪が舞いだし、公園の中を歩いている間ずっと冷たい風に乗ってたくさんの雪が落ちていました。先日のように積もるような雪ではないものの、このあたりで日中に降る雪としては珍しく湿り気の少ない粉雪です。それにしても、今年の寒中は例年と比べて気温が低く日中からよく雪が降ります。昨日もララとハンナは少しも寒さを感じない様子で元気に動き回っていましたが、私は肌を刺すような寒風の中でのんびり歩いている気分にはならなかったため、草むらや木の陰などあちこちをチェックしている2匹を促し、駆け足を交えて足早に公園の中を回ってきました。写真は、ひととおりの散歩を終えたので駐車場へ向かおうという私の呼びかけに、寒風が吹き抜ける池の端に座り込み、もう少し散歩を続けたそうな様子で私を見るララとハンナです。

くっついた!

画像

いつも同じ部屋にいても離れて寝ていることが多いマリーと小次郎が、一昨日の夜からは一晩中しっかりとくっついて寝ています。寒さが厳しくなって、家の中でも暖房を切ると明け方には6℃になっているので、くっついて寝たほうが暖かいのでしょう。亡くなったメルとクロは冬になるとサラやルナとイヌネコ団子を作り、ときによってはウサギのパフィーもその中へ入って一つのマットやソファーの上で固まって寝ていましたが、マリーと小次郎は滅多に固まって寝ることはありません。それが最近の数年に一度という厳しい寒さのため、寒さ対策としてくっつき始めたようです。昨日の朝も階下へ下りていくと、マリーと小次郎は写真のようにソファーの背にかけておいた息子の上着を引きずり下ろし、布団替わりにしてその上でくっついていました。