まだかなぁ・・・

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食べることが大好き、お菓子が大好きなララは、来客があってお茶やお菓子がテーブルに並ぶと、自分ももらえるものと思って期待した表情で近くへ座ります。ところが ララが見ていることに気づかないお客がお菓子を食べそれが徐々に減っていくと、静かに待っているのにどうしてもらえないんだろう、と考えているように首を傾け、すべてお菓子がお客のお腹の中へ消えてしまうと見るからにがっかりした様子になります。今日も来客があり、お客がクッキーやケーキを平らげ帰ってしまうと、つまらなさそうな表情でしょんぼりしていました。そこで、お客に出したクッキーと同じものを食べさせてやろうと考えたところ、もうその気配を察して目を輝かせ、口がきけたら、まだかなあ、といいそうな顔で袋から取り出す様子をもどかしそうに見ていました。

保護色

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ヒサカキやマサキなどの潅木にアケビ、ツルウメモドキ、アオツヅラフジなどのツル植物が巻き付いた茂みから1羽の野鳥が飛び出し、傾き始めた日差しに照らされた茂みの上にとまりました。望遠レンズを向けると、辺りでしきりに鳴き声が聞こえていたアオジです。それにしても、動いたから分かりましたが、じっとしていたら遠目では周囲の草木の色彩や影に紛れてすぐに見つけることは難しい体色です。1羽ずつを近くで見ると、胸から腹へかけての黄色などは鮮やかでよく目立ちそうな色合いですが、茂みの中に入るとそれも保護色となり周囲の色に溶け込んでいます。自然の中で長い間にそれぞれの種が身に付けてきた保護色には、いつも感心させられます。

よく吠えるなぁ・・・

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ハンナが来客に向かって吠える様子を見るマリーです。我が家へ来て以来、教えることは何でも短時間で覚えてきたハンナですが、来客があったときに吠えることをやめさせようとしても、これだけは未だにできないままです。お客が玄関へ入ってしまえば、ぴたっと吠えなくなり尾を振って迎えるのに、外で気配がしたり声が聞こえるうちは吠えています。吠える度に注意するので、吠えてはいけないことは分かっている態度は見せても、どうしても声が出てしまうようです。散歩中でも一度も吠えたことがなく、唸り声を上げたことも怒ったこともないいたって穏やかなイヌなのに、どうして来客時だけ吠えるのか不思議です。家を守ろうとする意識が強いのかもしれませんが、徐々に直していかなければならないと考えています。初めのうちは大きな吠え声に怯えていたマリーも今では全く驚かなくなり、毎日写真のように、どうしてそんなに吠えるんだろう、といいたそうな表情で吠えるハンナを眺めています。

ツグミ

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シダレザクラの枝が、風の息とは合わない動きをしていました。何か野鳥がいるらしいと考えて少しずつ近寄っていったところ、ムクドリとツグミが餌になる虫でも探しているのか枝の間を動いていました。どちらも身近にいる普通の野鳥ながら、地上で一緒に餌を拾っていることはよく目にしても木の枝で並んでいる光景を見ることは珍しいので撮影しておこうとしてレンズを向けたところ、私に気づいたムクドリたちは一斉に飛び立ってしまいました。しかし、ツグミはしばらくの間あたりを見回しながら枝にとどまっていたので数枚撮影してきました。毎年感じることですが、この季節になるとツグミは人に慣れてくるのか、渡ってきたばかりの頃より近寄ってもそれほど驚かなくなります。

睡眠不足

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朝日が上ってくるころまで絵を描いていて、それからようやく寝付くことができたので昨日の朝の起床は午前10時半になりました。着替えをして階下へ降りていくと、私が夜通し起きていたためいつものように熟睡できなかったのか、マリーは椅子の上に重ねたクッションで丸くなって寝ていました。カーテンを開けて朝日が当たっても目も開けません。しばらくしてララやハンナに朝ご飯を与えていると、自分もお腹がすいたのか洗面所へ食べに行きましたが、よほど眠かったらしく、食べ終わるといつものようにララやハンナのそばへはやってこず、すぐにまたクッションの上で写真のように居眠りを始めました。夜中は眠っていたように見えましたが、マリーなりに神経を使っていて睡眠不足だったようです。

風邪をひいてしまった!

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金曜日の夜遅くから喉が痛くなり、なんだか風邪を引いたようだと思っていると、昨夜は鼻づまりになってしまい横になって眠ろうとしてもなかなか寝付けませんでした。そこで土曜日の夜でもあるし無理して寝るのはやめ、午前6時ころまで本を読んだり絵を描いていました。すると一旦は眠ったララが起き出してきて、私の横へ座り付き合ってくれました。しかし、ほかのペットたちはひと晩暖房をしっかり入れていたため充分暖かかったのでしょう、体を伸ばしきって熟睡していました。写真は、心配して階下へ降りてきた妻の気配を察して階段の方向を見るララですが、その後ろのソファーの上では小次郎が上を向いて伸びきった無防備な姿で眠っていました。

まだ食べてるの?

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ララとハンナに朝ご飯を与えると、マリーや小次郎も洗面所に置いたキャットフードを食べに行きます。そして、いつもマリーたちの方が早く食べてしまい、食べ終わるとリビングルームへやって来て、ララとハンナが食事をしている様子を見ています。そんなとき小次郎は毛づくろいをしたり日溜まりで日向ぼっこをして少し離れたところから見ていますが、マリーはいつもララやハンナに体を寄せ、ときによっては2匹の間に入って両方の食器を覗き込んでいます。目の前に転がってきたドッグフードを拾おうともしないので、ララたちの食事がほしい訳ではないようです。あれだけ怖がっていたハンナの食事中も平気で食器の中を覗いたり、ハンナの口のにおいを嗅ぎに行くようになったときには、ハンナが怒るのではないかと心配しましたが、今では毎朝恒例の光景になっています。写真は、自分の食事は食べ終わり、舌なめずりしながら、まだたべているの、といっているような様子で食事中のララとハンナに近づいて来た昨日の朝のマリーです。このあと2匹の間に入り、食事が終わるまでおとなしく座っていました。

夜が更けて

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午前2時を回り夜も更けて、あたりは静まり返ってきました。起きている私やララに合わせてなんとか開けていたハンナの目も、襲ってくる眠気には勝てずに閉じていき、カーペットの上で伏せていた姿勢も崩れすっかり横になってしまいました。ハンナと仲良くくっついて座っていたララはそれを見て、ハンナが寝ちゃったよ、といっているような顔で私を見上げました。私が起きていればいつまでも付き合って起きているララなので、ハンナも寝たことでもあるしララも寝かせてやろうとして照明を消し、寝るようにいって二階へ上がってくると、しばらく階下で動く音がしていましたが、やがて静かになっていきました。いつものようにハンナとくっつきあって眠っていったようです。

何をしていたのか?

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いい陽気に誘われて咲き始めた野草の花を探しながら里山の中を歩いていると、進んでいく先で1羽の野鳥がサクラの枝と地面の間を何度も行き来していました。そっと近づいていき確認すると雌のモズです。何をしているのかは分かりませんでしたが、地面では何かをちぎったりつついたりし、枝に飛び上がると口を動かして食べているように見えました。飛び去るまで観察していましたが何をしているのか分からず、姿が見えなくなってからモズが降りていた地面の辺りを探しても何も見つからなかったので、結局モズの行動は不明のままでした。まだトカゲや昆虫が出て来るには時期的に早いので、人が落としていって食料になるものを拾っていたのかもしれません。もう一月もすると、餌になる生き物が活動を始めるので、モズの活動も活発になってきそうです。

朝の光

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春が近づき、日の出の時刻も真冬の頃より30分は早くなってきました。我が家は高台にあるので、日の出とともに部屋の中へ朝の光が差し込んできます。遮光カーテンを開けた途端に部屋中に朝日が入り、その光がガラスや家具を光らせたり床に影を作る様子はいつ見ても爽やかで気持ちのよいものです。今朝もカーテンを開けて朝日を浴びていると、ペットたちも寝ていたマットやソファーから起き上がって私の周りに集まり、部屋の中に満ちた明るい朝の光の中で思い思いに遊んでいました。写真は、朝日が入るリビングルームで、レースのカーテンに揺れる庭木の葉の影やその間を飛ぶメジロの様子を見つめる今朝の小次郎です。