アマサギの初撮り

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6月最後の日になって、ようやく今シーズン初めてアマサギの撮影ができました。公園の散歩を終えて、車をいつもの水田が広がるフィールドへ向けると、朝日を受けて目の覚めるような田の緑色が広がる中に真っ白な1羽のサギを確認しました。数百メートル離れていたので、当初はこのあたりによくいるコサギだろうと思いながらゆっくり車を近づけていくと、接近するに従って遠目にも嘴の色が黄色なのが確認できました。先日は2羽のアマサギを目視で確認しましたが撮影することはできなかったため、今日こそ撮影してやろうとさらに車を進め、警戒されない距離で停止してシャッターを切りました。まだ若い個体らしく、アマサギの特徴である頭部や背中の亜麻色は全く見られませんでしたが、このひと月ほどフィールド内を探し回っていてようやく撮影することがことができた1枚です。

暑くて歩きたくないよ!

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今朝は、この頃散歩をする日の出の時刻ころに小雨が降っていたため雨の様子を見ていたところ、出発が午前7時を回ってしまいました。最近では、日が昇るとすぐに気温が上昇してきます。散歩へ行くことができると喜んで車に乗り込んだハンナですが、公園の駐車場へ着いて外へ出してやると蒸し暑さのため一気に歩く意欲が減退したらしく、一目散に大木の枝が重なる下に立つ四阿へ向かい、お気に入りのタイルでできたベンチに座り込むと、何度歩くことを促しても写真のように周囲を見つめるばかりで腰を上げませんでした。こんな暑い中を歩きたくないという態度です。それでも私がララを連れて四阿を出て行くと、仕方なしに後をついてきましたが、いつもと違いなんとも重い足取りでした。その様子を見て、いつものように坂道の多い雑木林の中へは入っていかず芝生広場へ連れて行き、周囲を取り巻く木陰を縫うようにしていつもの数分の一の距離を歩かせるだけにしました。それでもその間に二度も休憩しました。これから本格的な夏がやってくるのに先が思いやられます。

作業が終わった・・・

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この3日ほど、お隣が屋根に載せた太陽光発電のパネルを交換するということで、家の周囲に足場が組まれ職人さんたちの声が一日中していました。ことに作業が終わり足場を外す昨日は、パイプを外す音が半日ほど響き、訳がわからないペットたちは外の音を気にしていました。ただ、外で人影が動いたり話し声が聞こえると吠えるハンナは、どういうわけか今回はほとんど吠えず静かにしていたので、いつもこんなふうに静かにしていてほしいものだと思った3日間でした。写真は、昼寝をしていると突然聞こえてきた足場のパイプを叩いて外している金属音に飛び起き、耳を澄まし緊張した様子を見せるマリーです。今日からはまた静かさが戻ったので、のんびり昼寝ができそうです。

夜中のリビングルームで

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午前2時を回りペットたちもリビングルームで眠っているだろうと考え、足音を忍ばせて階段を下りてリビングルームへ入っていくと、小次郎とハンナが遊んでいました。椅子の上に横になった小次郎をハンナが舐め、小次郎はいつものごとくハンナの鼻を軽く前足で叩いています。私が部屋へ入っていってもしばらくそんなことをしていましたが、仲良く遊んでいる様子を撮影してやろうとしてテーブルに置いてあったカメラを取り上げ2匹に向けるとハンナは、また写真を撮るの、といっているような目で私の方を向き、小次郎は、遊んでいる邪魔をしないでよ、といいたそうに私を一瞥してハンナに手を伸ばしていました。体の大きさはまるで違うのに、夜中まで仲良く遊べるものです。

いい匂いがする!

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台所にあるあり合わせの容器を持っていき、庭のフェンスに絡ませたブラックベリーの実を収穫すると、50個以上の真っ黒に熟した実が採れました。今年のブラックベリーの初収穫です。それを家の中へもって入ると、早速物見高い小次郎とララがやってきて容器に何が入っているのか見たそうにするので、ペット4匹が集まっている床の上においてやりました。すると、マリーとハンナは全く興味がないといった様子で見向きもせず、小次郎は近寄って匂いを嗅いだだけでしたが、何でも食べる食いしん坊のララは甘くいい匂いに食欲をそそられたらしく、真剣な表情で匂いを嗅ぎ何度も舌なめずりを繰り返しました。亡くなったサラやルナも毎日収穫するたびに1個ずつ食べさせていたので、ララにも1個与えると満足げに食べ、もっとほしそうな顔をしていました。店頭に出るものと違い、木で十分熟させてから収穫するため甘味も香りも強く美味しかったのでしょう。まだ木には熟していない実がたくさん付いているので、これから一週間ほどは毎日ララに食べさせてやれそうです。

ネジバナ

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野山を歩くと、ネジバナの濃いピンクの花が目に留まる季節になりました。小さな花ですが、螺旋状になって咲くその姿と、緑一色になってきた草の中で咲くピンクの花はよく目立ちます。一時この辺りでは、土地開発などが原因で自然の中ではほとんど見られなくなったことがありました。そんなときに、バードウオッチングしていて珍しく十数株が固まって咲いているネジバナに出会い、1株を時間をかけて掘り起こし帰宅して母に見せたら喜んで、まるで貴重品を扱うように丁寧に鉢に植えていたことがありました。それが今年はフィールドの中でよく見かけます。先日も公園の広い芝生の中であちこちに咲いているのを見たばかりですが、昨日は休耕地の草の中でたくさん咲いていました。一旦は消えてしまった子供のころに馴染んだ野草が、自然の中で増えてきた様子を見るのは嬉しいことです。

料理が並んだ!

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ララとハンナは一日2回ドッグフードをもらう時間も楽しみにしていますが、家族がそろって食事をしたりお茶を飲んだりする時間をそれ以上楽しみにしているようにみえます。テーブルに食べ物が並べられ、家族が席に着くと自分たちも急いでやってきて、ララはお座り、ハンナは伏せの姿勢をとります。わが家へ来てしばらくの間は、家族と一緒の食べ物がもらえることが嬉しくて部屋の中を歩き回っていたので、背の低いララは座った姿勢で、背の高いハンナは伏せた姿勢で待つことを教えたところ、指示しなくても食べ物がもらえると分かるとこの姿勢で待つようになりました。これまで一度も勝手に食べ物を食べたこともなく、行儀よく待つこともできるようになったため、昨年の夏のリゾート地でのフレンチレストランやカフェでの食事のように、イヌが入ることができる施設ならどこへでも安心して連れて行くことができます。写真は、テーブルに料理が並んだの見ていつもの姿勢をとり、期待に目を輝かせている昨夜の食事前の2匹です。

あれっ、何の声?

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昨日の朝の散歩で水際へ行って休憩するララの写真を撮っていると、ララのすぐ後ろの海上を低空でコアジサシが飛び、鋭い声で鳴きました。写真は、その声を聞いた時のララの表情です。この海岸ではイソシギやシロチドリ、ハクセキレイなどの声は一年を通じてよく聞こえていますが、ここへはあまり飛来することがないコアジサシの声を初めて近くで聞き、何の声だろうと考えた様子です。これまでも、ケリの声やカモが騒ぐ声など初めて聞く野鳥の声が近くでしたときなども同じように首を傾けていました。いつも野鳥の観察や撮影に連れていっているので、野鳥の声の違いを聞き分けているようです。

アジサイの季節

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梅雨時にしては梅雨らしい雨が少ない毎日が続いていますが、この季節を代表する花であるアジサイは季節を過たず、家の庭ではもちろんのこと、公園や学校などどこを訪れても薄紫や水色の大きな花を元気に咲かせています。この花が、爽やかな色彩の花や緑鮮やかな葉に雨滴を載せている様子は、鬱陶しいこの季節に一服の清涼剤になります。写真は、散歩が終わるとさっさと車の近くへ行き、写真を撮っていて遅れた私が戻るのを待っている今朝のララとハンナですが、その近くでもガクアジサイが大きな茂みを作り、涼しそうな色彩の大きな花をいくつも咲かせていました。

日の出前の空を飛ぶ!

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明るくなり始めた夜明けの海岸線に沿って、2羽のコアジサシが飛んでいました。19日の早朝に遠くに浮かぶブイにとまったのを見て以来ですが、どうやらこの海岸にとどまって営巣をしているようです。コアジサシは長い翼や真っ白な細身の体、それにアクセントになる黒い頭部に黄色の嘴と見栄えのする姿で、飛翔する様子は夏の晴れた空の色によく映えます。コアジサシは以前から好きな野鳥の一つで、撮影するだけでなく絵にも描いて個展にも展示したことがあります。ただ今朝は、久しぶりに撮影できる距離を飛び、何度も海上でホバリングをして魚を捕るいいシャッターチャンスもありながら、まだ朝日が昇りきる前でそのうえ雲も出ていたため光量が少なく、確かにコアジサシがいたと分かる程度の数枚を撮影しただけで終わりました。次は、晴れ渡った空を背景に飛ぶ姿を撮影したいものです。