そろそろ終わったかな・・・

画像

公園の池の端でミコアイサをはじめ水鳥の撮影をするため、ララとハンナは芝生の上で自由に遊ばせ、私は池に近寄って水面にレンズを向けていました。20分ほどしてその場所で撮影できそうな野鳥は撮り終わったので、そろそろ場所を変えようかと考え後ろを振り向くと、ララは撮影を終えた気配を察したらしく、そろそろ終わったかな、といった様子で遊んでいる動作を止め、写真のようにこちらを見てから私のもとへやってきました。ルナもそうでしたが、ララも私の行動パターンや気持ちを驚くほどよく読み取ります。足元へ来たララに、終わったよ、と声をかけると嬉しそうに尾を振り、ハンナと連れ立って先に立って次の撮影ポイントへ向かって歩き始めました。リードも強い命令も必要なく言葉だけで指示に従うので、撮影するときでも被写体に集中でき本当に楽です。



今度は何をするの?

画像

亡くなったサラやルナもそうでしたが、ララもカットをするときや爪を切るとき、さらに薬を飲ませるときなどは、背が低いため椅子の上に座らせます。自分から乗るのではなく、抱き上げて椅子に乗せられるときは、ララはあまり嬉しくないことをされると分かっていて、逆らったり嫌がって暴れるようなことはないものの、なんとも情けない表情になります。今朝も薬を飲ませてから少し爪を切ってやろうと考えて椅子を引き寄せその上に座らせると、今度は何をするの、と聞きたそうな様子で写真のように薬や爪切りの用意をする私を見ていました。薬も爪切りも嫌だけれど、毎回することが終わればいつも褒められ、ビスケットや現在治療のために食べているサプリメントをもらえるので、それを楽しみにして我慢しているようです。

冬羽のカンムリカイツブリ

画像

広い公園の池では、カンムリカイツブリがあちこちの水面で見られます。以前にはこの池でほとんど見かけたことがなかった野鳥ですが、この数年毎年冬になると必ずやってくるようになりました。そればかりか、今年は1羽だけながらこの池で夏を越した個体もいました。現在はどれも冬羽に換羽して白さが目立つようになったので、遠くからでもその存在がよく確認できます。もともと群れを作らない野鳥なので、あちこちに1羽ずつ浮いていることが多いのですが、昨日は3羽のミコアイサと行動をともにして潜水を繰り返し餌を獲っていました。いずれも体色の白さが目立つ野鳥なので、晴れ渡った冬空を映した水の色とのコントラストがきれいでした。

今朝も元気だ!

画像

二日続けて明け方の気温が氷点下の朝を迎えましたが、調整池にやってきたカワセミは元気です。今朝も明るい朝の光を体いっぱいに受けて、霜が解けた水玉をのせるアシの葉の間を飛び交いながら何度も水中に飛び込んで魚を獲っていました。これまでこの池をテリトリーにしたカワセミは2羽確認し、いましたが、今度の3羽目のカワセミはよく鳴きます。アシの茎や護岸コンクリートから飛び立つたびに細くよく通る声で鳴く声が聞こえてきます。前の2羽は雌で、今度の個体は雄だという違いもあるのかもしれませんが、姿がアシの間に隠れて見えなくても、その声でいるかどうかも、どこにいるかもよく分かります。

一緒におやすみ!

画像

1月の個展に出す絵を仕上げていたところ、午前1時を回って私の周りへ来て遊んでいたララとハンナが静かになったことに気づきました。部屋の中を見回してみると、2匹は私が相手にならなかったので退屈になり、就寝用のマットの上へ行って仲良くくっついて横になっていました。様子をうかがってみると、どちらも安らかな寝息をたてています。寒くなってきたこの頃は、廊下やカーペットの敷いてない床の上で寝ていたハンナもマットへ来て眠るようになり、毎晩2匹はこうして寄り添って眠っています。寒がりのマリーと小次郎も一緒に寝ればよさそうなものですが、すぐ近くで丸くなってはいるものの、まだララやハンナの間に割り込んでは行きません。どうも様子を見ていると、ハンナの大きな体に潰されることを警戒しているようです。しかし、これからさらに寒さが厳しくなってくるとどうするのか楽しみです。

もう帰るの?

画像

ようやく冬らしい寒さがやってきました。今日は最高気温が5℃ほどで最低気温は零度を下回り、早朝には少しの間だけですが雪が舞いました。このあたりではこの冬の初雪です。そんな寒さがやってきて、ハンナは俄然元気を出してきました。先日も記述したように、散歩では毎回走りたくてたまらない様子を見せます。リードをつけている間は私の横について歩くようにさせていますが、リードを外し走ってもよいというと、もう嬉しくてたまらないといった様子で私の周囲を駆け回っています。そのため散歩もいつもより長い時間したがり、少し短めの散歩で切り上げようとすると写真のように、もう帰るの、と問いかけるように私の顔を見ています。ハンナが楽しそうにはしゃいで駆け回る様子を見ながら、今は運動を控えさせているララも、これまでのように一緒に走ることができるようになってほしいと願いながら歩いている最近の散歩です。

冬休みになって

画像

学校が冬休みに入って、日中から家の周りでは子供の声がよく聞こえてきます。昔のように外が明るいうちはあちこちで子供たちの遊ぶ声が響いていたような賑やかさはありませんが、それでも街の中に子供の声やざわめきが聞こえるのはいいものです。子供が好きなララも小さな子供の声が聞こえてくると聞き耳をたてていますが、ときによって元気な中学生らしいグループが大きな声で叫ぶような大声で話しながら家の前を通って行くと、ペットたちは驚いて頭を上げています。昨日も中学生らしい男の子のグループの大声が聞こえると、眠っていた小次郎は飛び起きて緊張し、ハンナは何事だろうと思ったのでしょう、大きな声で吠えていました。これから大晦日、お正月と街の中を歩く子供達が多くなり、家の前の人通りも増えるので、ペットたちも落ち着かないかもしれません。写真は、子供の大声に驚き、外の様子をうかがう数日前の小次郎です。

寒さのやってきた公園で

画像

昨日は冷たい北寄りの風が強くて気温も上がらず、寒い日になりました。天気予報では年末にはやってくるといっている大寒波の先駆けかもしれません。温暖なこのあたりでも日が傾き始めた午後3時頃には、気温は10度を下回り、北風もさらに勢いを増して寒さが強まってきました。そんな冷たい風の中を公園へ散歩に行くと、遊歩道には人影は全く見当たらず貸切状態だったので、いつもは公園内ではリードを付けるハンナも、リードを外して自由に歩かせてやりました。すると自由になったことと気温が低いことが相まって気分のよくなったハンナは、遊歩道を何度となく駆け足で往復し思う存分運動することができました。寒さが厳しくなることはありがたくないのですが、ハンナにとってはこのあたりの寒さはかえって快適な状態と感じているようです。写真は、広い遊歩道を独り占めして駆け回って遊んだ昨日のハンナと、ララです。

納め稽古

画像

年の瀬も迫り、剣道の稽古会も昨日が稽古納めでした。仕事を終えて急いで駆け付けると、もう稽古は始まっていて打ち合う竹刀の音や掛け声が道場の外まで響いていました。それを聞くといつもより参加者が多そうです。急いで玄関を入り参加者に挨拶をすると、実業団の選手として活躍されていたという七段を紹介されたので、ぜひ立ち合いたいとお願いしたところ、気持ちよく受けていただけました。立ち合ってみると、構えや攻め方から後の先の技を得意とされているようだったため、うかつな技は出さないようにしながら強い気攻めをかけて相手の動きを誘い出し、20分ほどの稽古の間に有効打突を受けることなく出小手や切り落とし、出頭面を決めることができました。最後に一本勝負を求めてこられたので、それを受けて試合として立ち会ったところ最後は出小手を決めて今年の稽古を終えました。いつもの仲間だけでなく、思いがけなくよい相手と稽古ができて終わった今年最後の稽古でした。

夜更けのリビングルーム

画像

午前1時を回り夜も更けてきたので階下の暖房と照明を消して二階へ上がってきたところ、しばらくしてスマートフォンと携帯電話をリビングルームへ置いたままにしていたことに気づきました。そこで、ペットたちはみんな眠っていることだろうと思い足音をたてないようにそっと下りていくと、真っ暗な中でララが起き上がる気配がしたので、スマートフォンと一緒に置いてあったカメラをストロボモードにしてペットたちが眠っているあたりを写してみました。すると、近くで寝ていた小次郎もハンナも目を開けてこちらを見ていたので、3匹の目がストロボの光を反射して明るく光りました。せっかく眠ったばかりのところを起こしてしまったようです。やはりいくら静かに歩いても動物の聴覚や気配を感じ取る能力には敏感に察知されてしまいます。