さあ、帰ろ!

画像

今日は朝から厚い雲がかかって薄ら寒く暗い日で、午後からは雨になりましたが、昨日はほんとうに暖かく穏やかでよいお天気でした。そんなお天気の中で海辺へ行って遊んだララとハンナは心ゆくまで海の気を体いっぱいに取り込んで満足したらしく、私が帰ろうかと声をかけただけで、さっさと車をとめた方向へ軽快な足取りで歩き出しました。体調を崩しているララも、散歩を終えて車に乗り込むまで、健康なときと変わらないリズムとスピードでハンナと一緒になって楽しそうに歩いていました。ただ、さすがに草臥れたのか、帰宅すると2匹はマットの上でお尻をくっつけて並び、仲良く昼寝を始めました。写真は、私が声をかけたところ、さあ帰ろ、とでもいっているような様子で並んで車へ向かい始めた2匹です。

夏羽になったカンムリカイツブリ

画像

穏やかに波が寄せる海面に浮かぶヒドリガモやスズガモの交じった大きな群れに望遠レンズを向けて、個体数や種類を観察していると、その群れの中でカンムリカイツブリが1羽何度も潜水を繰り返して餌を獲っていました。一度潜ると長い時間浮かび上がってこず、思いのほか遠くへ浮かびあがることが多いカンムリカイツブリですが、たまたますぐ近くへ浮かんだその姿を見ると、冠羽や頬の後ろの赤褐色の飾り羽もすっかり生えそろい夏羽に変わっていました。そういえば上空を飛んでいくカワウも頭部に白い羽毛が生えたりアシの付け根が白くなった個体が見られるようになりました。季節はまだ一年のうちでも最も寒さが厳しい時期ですが、野鳥たちの体の中ではもう繁殖の準備が整ってきたようです。

近くまでやって来た

画像

海面に浮かぶカモの群れを観察をしている私の横で、カメの甲羅干しのような姿で日差しを浴びて目を閉じていたララが、目を開けて立ち上がると近くの海面をじっと見つめ始めました。その気配に気づきララの視線の先をみると、岸から数十m離れた海面で背中に頭部を埋めて眠っていたスズガモの中の1羽が、穏やかな波に揺られて徐々に私たちのいる砂浜から突き出た突堤の先端へ近寄ってきていました。静かにしているようにララに指示してその様子を見ていると、目前まで波に寄せられて近寄ってきたスズガモは、突堤のすぐ下の岩礁に触れたのか、波の揺れ方が違うので岸に近寄ったことに気づいたのか、突然驚いたように頭を上げてあたりを見回しました。するとちょうどララと目があったらしく、ララは尾を振りましたが、スズガモは大慌てで反転し沖へ向かって泳いで行きました。暖かく穏やかな日差しの中で、スズガモもつい気が緩んでしまったようです。昨日の海辺での出来事でした。写真は、目の前まで近寄ってきたスズガモを見ているララです。

春が来たようだ!

画像

昨日までの寒気が去って、今日は朝から暖かな日差しが降り注ぐ穏やかな日になりました。気温も久しぶりに10℃を上回り風もなかったので、午後からララとハンナを乗せて海まで車を走らせました。春が来たように明るい光がきらめく穏やかな海面にはスズガモやヒドリガモが大きな群れを作って一面に広がり、笛を吹くようなヒドリガモの鳴き声や羽ばたいて水浴びをする水音が、あちこちに響いていました。ララとハンナも真っ青に晴れ渡った空の下で穏やかに広がる広い海を見て気分がよかったらしく、海岸通りに沿った堤防の上を足取り軽く行き来し、砂浜では私がカモを撮影している間、背中に日差しをいっぱい浴びて寝そべり気持ちよさそうに目を閉じていました。

薬の時間

画像

11月から体調が芳しくなく、当初診察を受けたときの診断では膵炎の疑いが強いといわれましたが、その後12月になっても治療の効果があらわれてこないためさらに検査をしたところ、蛋白漏出性腸炎と診断されたララは、その後も動物病院で処方される薬の効果がほとんどあらわれてきませんでした。そのためいいということは何でもしてみようと考えて、今月の10日から病院で処方される薬とは別に漢方薬の投与も始めました。一日3回飲む漢方薬は飲みにくいらしく、はじめのうちは飲みづらそうにしていやがる様子を見せていたララでしたが、最近では上手に飲むことができるようになり、薬を見せても呼べば嫌がらず寄ってくるようになりました。そのおかげか、漢方薬の投与を始めて15日目あたりから、それまで固く張っていたお腹に弾力が出て柔らかく感じられるようになってきました。まだこれからどういう状態があらわれてくるか分かりませんが、せっかく頑張って飲んでいるのだから、このまま順調に薬効が出てよい方向へ向かっていってくれることを祈っています。写真は、薬の時間だといわれ、起き上がって用意される薬を待つララです。

目の前にジョウビタキ

画像

公園の池の端で、排水が進んで狭くなった水面を見ていると、すぐ目の前の茂みにジョウビタキの雄がやってきました。今シーズンこの公園では、いまだにシロハラやビンズイの姿をみかけませんが、ジョウビタキも例年になく少ない気がします。昨シーズンは遊歩道を歩くとあちこちでジョウビタキの声を聞き、姿もたくさん確認できました。それが今シーズンは滅多に出会うことがありません。もともとヒレンジャクやキレンジャクのように年によって飛来数に甚だしい差がある野鳥ではないのに、この数年はこのあたりへ渡ってくるジョウビタキの数は不安定のようです。日陰の藪の中でしたが、せっかく姿を見せてくれたのでレンズを向けてみました。

公園の池へいくと

画像

天候が悪かったり熱が出たりして、まるっと一週間訪れていなかった公園の池へララとハンナを連れて出かけてきました。気になっていた水抜きが続く池の水は大幅に減って、あちこちで底が現れ始めていました。周囲の岸には断崖のように切り立ったところもあちこちに現れ、この池が岸からすぐに深みになることがよく分かりました。満水のときと比べるともう10mほどは水位が下がっています。そんな水のない池を見に訪れたのか、今日も駐車場は満車状態で、いつもララとハンナを遊ばせる岸辺の広場にもたくさんの人の姿がありました。おかげで、2匹は近くを通る人たちが気になって落ち着かない様子で、芝生の上で遊び回ることもなく座り込んで周囲を見回していました。いつもは静かな公園ですが、しばらくの間は騒がしさが続くようです。

新しい仲間

画像

昨日は久しぶりに午後からは何も予定のない日曜日だったので、夕方から妻と家具屋さんをのぞいてきました。家からは離れたところにある大型の家具店で、何年も訪れたことのなかった店でしたが、大売出しのチラシを見た妻が面白そうなものがあるから行きたいといったため、足を向けてみました。大型の家具など主だったものは新築時に全て揃えてしまったため購入するようなものはありませんでしたが、小物をいろいろ見てきました。その中で、ペットたちのなかに置いたら面白かろうと考えて、小さな革製のサイの形のスツールを購入して持ち帰り、早速リビングルームへ置いたところ、はじめのうちはそれほど興味を示さなかった4匹でしたが、夜になると新しい仲間を迎えるようにその周りに集まり始めました。小次郎などは、座り心地がいいのか、いつまでもその上に乗っていました。

家の周りのメジロ

画像

野山の木の実が少なくなってきた年末あたりから、家の周りの木々にメジロがよくやってくるようになりました。毎日朝から夕方まで何度も群れでやってきては、庭木に刺したミカンの果汁や庭や道路端でたくさん咲いているサザンカの花の蜜をおいしそうに吸っています。ほかの野鳥たちと比べて人を恐れることが少ないので、窓の近くで冬の日を浴びながら遊ぶ姿を見せてくれたり、口笛で鳴き交わしてやるとすぐ近くまで寄って来るため、撮影しやすく馴染み深い野鳥です。今日も家の前で車をとめて外へ出ると、目の前のシダレザクラの枝にやってきていた数羽のうちの1羽が、すぐ近くの枝までやってきて私を見ていました。

毎日つまらなかった!

画像

この4日ほど風邪気味で気分がすぐれないため、晩ご飯を食べるとできるだけ早く休むようにしていました。そのため、ララとハンナは毎日楽しみにしている一緒にお茶を飲む時間もなく、私と遊ぶこともほとんどできませんでした。こんなことは一年を通してまずないことなので、どちらも一体どうしたんだろうと不審に思っていたと思います。昨夜も歯磨きをするために階下へ行くと、2匹は遊ぶことができると喜んだ様子でしたが、2匹に寝ることを促しマットへ行くようにいってテーブルの上の後始末をしていると、がっかりした表情でつまらなさそうにしていました。そろそろ体調が戻ってきたので、また時間を作って一緒にお茶を飲んだり、いろいろな遊びの相手になってやろうと思っています。