いい匂いがしてきた・・・

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ララもハンナも食べることが大好きで、食事の用意が始まるとそわそわして台所に注意を向けます。ことにララはアメリカンコッカースパニエルの特性で、食べることに情熱を燃やします。テーブルに食事の用意が一つでも置かれると、嬉しくて部屋中を円を描くように駆け回りますが、自分が好きなものを調理する匂いが漂ってくると、もう食事の用意が整う前から台所に近寄ってきて、鼻を上に向け真剣な表情で出来上がりを待っています。しかし、現在は療養中のため以前のように何でも食べさせるというわけにはいかず、できるだけ消化がよくて脂肪分の少ないものを与えています。この写真を撮ったときも、ララに食べさせるため脂肪分を抜こうとササミを茹でていたのですが、匂いを嗅ぎつけハンナも一緒になって台所近くまで来て、茹で上がるのを今か今かといった表情で待っていました。早く何でも食べさせてやれるようになってほしいと願っている最近です。

バーニーズと出会った!

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お天気は崩れ始めるという天気予報どおりに、昨日の午後から空全体に雲がかかるようになり徐々にその雲が厚くなってきましたが、一昨日は明るい日差しが降り注ぐ暖かなよいお天気でした。そんなお天気の下、いろいろな種類の紅梅や白梅が咲き乱れる公園でウメの花を楽しんでいると、たくさんの人出の中にはイヌを連れた人の姿も多く、いろいろなイヌと出会いました。その中に、この公園では初めて出会うバーニーズマウンテンドッグのメイちゃんがいました。20㎞ほど離れた町からウメを見に連れてこられたというメイちゃんは、ハンナと違って始めて合う人やイヌが苦手らしく、飼い主の後ろにすぐ隠れてしまいましたが、ララやハンナは積極的に近寄って行って鼻をくっつけ合っていました。しばらくの間満開に近づいたウメの花の下で一緒に遊んだあと、また会えるといいねとメイちゃんの飼い主に頭を撫でられて別れてきました。写真は、飼い主と並んで立ち去っていくメイちゃんの大きな体を見送るララとハンナです。

光る目

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ストロボを使って撮影すると、マリーの目が緑色に光りました。ネコをはじめ多くの動物の目には、人間と違って網膜の奥にタペタムと呼ばれる層があり、網膜を通ってきた光を反射させて光の感度を強める機能があります。タペタムで反射された光の一部が外へ漏れて光るように見えるのですが、タペタムの中に含まれる元素や分子の割合によって光の色が変わります。マリーは通常は黄色に近い色で光るのですが、ときどき角度によってヒスイのような色が現れます。小次郎は金色に近い黄色で角度によって薄黄緑色に光ります。これが亡くなったメルはきれいなトルコ石のような青色に光り、クロはより緑がっかった澄んだ色でした。光に対して感度のよいネコの目にストロボを照射してはいけないことは分かっていますが、ときどきストロボのスイッチを切り忘れてシャッターを切っては、現れてくるきれいな目の色を楽しんでいます。

何か食べるの?

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夜も遅くなって少々お腹がすいてきたため、何か軽いものを食べようとして階下へ下りて行きました。マットの上で仲良く寝ていたララとハンナが眠そうに目を覚まし頭を上げましたが、話かけながら体を撫でてやると、また目をつむっていきました。そこで、台所へ行きお菓子を収納してある棚からクッキーを取り出し、冷蔵庫からお茶を出していると、何か後ろで視線を感じました。振り向いたところ、もうララとハンナがすっかり目を開けて、何か食べるの、と私のすることを見つめていました。食べ物が入っている収納庫や冷蔵庫の扉の音には敏感な2匹なので、眠くてもすぐに音を聞きつけて起きだしたようです。分かってしまっては無視するわけにはいかないので、一緒に食べる前にテーブルに置いてあったカメラで私を見つめる2匹を撮影してから、クッキーを分けて食べました。

観梅

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昨日はまた暖かく穏やかなお天気だったので、帰省している息子も誘って家族みんなで公園の梅林へ観梅に行ってきました。先週の土曜日は駐車場に車の列ができ入場規制もされて、とても車をとめられる状態ではありませんでしたが、今日はなんとか駐車することができました。20日近く来ていなかった公園へ久しぶりにやってきてララもハンナも嬉しかったのか、咲き誇るウメの香りが漂う中を元気よく歩くことができました。老人施設から団体でやってこられたお年寄たちや、若い女性のグループ、それに家族連れの何組からも声をかけられ、中には一緒に写真を撮っていかれる方たちもありました。久しぶりの人ごみの中でしたが、ララもハンナも楽しく散歩ができた観梅になりました。

散歩の前に薬だよ・・・

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いつも散歩に行こうと考えて私が立ち上がると、直ぐにそれと感付いて喜び飛び跳ねるララとハンナです。昨日も、私が散歩へ連れていこうと考え立ち上がっただけで何もいわないのに、2匹はもう嬉しそうに私の周りではしゃぎ出しました。ところが、ララに漢方薬は飲ませたのですが、動物病院から処方されているステロイドを飲ませていなかったため、散歩の前に薬だよというと、最近ではクスリという言葉の響きも覚えたらしく、ララは飲みたくなさそうな表情で座り込み、いつもララが服用する様子を横で見ているハンナもララのそばで伏せて待っていました。毎日習慣になっている動作や話しかけている言葉はよく覚えるものです。このあと薬を飲むと、2匹は直ぐに玄関へ向かいました。

コガモがやってきた!

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2月も終わろうとする今頃になって、今シーズン初めてコガモを間近で見ることができました。コガモは、例年秋になると真っ先に飛来し、冬中どのフィールドへ行っても見ることができるカモですが、今シーズンは海辺で一度だけ撮影できないほど遠くに数羽がいることを確認しただけで、どういうわけかどのフィールドの水域でも見ることができませんでした。それが昨日の朝、町内の調整池の横を通ると十数羽のコガモがしきりに鳴きながら池の水面を縦横に移動し、中にはディスプレイをしている雄の姿もありました。いつもはたくさんいすぎてそれほど意欲的に撮影するカモではありませんが、久しぶりに見たので何枚も撮影してきました。

18℃を超えた!

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昨日は穏やかに晴れ上がり、午後からは気温は18℃を超え2月とは思えない暖かさで、一度に春がやってきたような日でした。そこで、ララとハンナを広いところで遊ばせてやろうと考え、海浜公園へ連れて行きました。初めはドッグランで遊ばせるつもりでしたが、ドッグラン内ではたくさんの小さなイヌたちが走り回っていたので、その隣にある広い芝生の広場や隣接した林の中で自由に遊ばせてきました。日差しに当たりながら遊んでいるとコートを着ていない私でも汗ばんでくるほどの暖かさだったので、ハンナは暖かさをとおり越して暑さを感じたと思われます。そのため、ララもハンナも広い芝生で嬉しそうに遊びながらも、ときどき木陰や林の中へ入って涼んでいました。

ヒドリガモ

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たくさんのヒドリガモの群れの中から番と思われる2羽が飛び立ち、目の前を横切って徐々に高度を上げながら林の向こうへ消えて行きました。今シーズンも昨シーズンと同じようにフィールドの中ではヒドリガモの数が一番多く、ことに海辺のフィールドへいくと必ず目にすることができます。そのうえ、今シーズンは例年になく群れの中にアメリカヒドリやその交雑種の姿がよく目に付き、これまでに5羽の雄が確認出来ています。雌は雄のように明確な特徴がないので識別が難しく断言はできないものの、雄と2羽だけで浮かんでいた個体が図鑑で見るアメリカヒドリの雌とよく似ていました。北へ帰っていくまでには少なくともあと半月はあるので、その間にヒドリガモの群れの観察をもう少し楽しみたいと思っています。

行っちゃった・・・

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私は食事中イヌをそばに置いて一緒に食べることが楽しみなため、イヌ用の肉や私が食べているものでイヌにも与えられるものを少しずつ分けて食べさせています。ところが息子は食事中には絶対にイヌに食べ物は与えず、自分の食事が終わってから残しておいたものを食べさせています。ララもハンナもそれをよく知っていて、食事中は息子の近くへは行かず、食事が終わるのを今か今かと待っています。ところが一昨日の夜は何か急ぎの用でもあったのか、息子は2匹に肉を与えることなく二階の自室に入っていってしまいました。期待をして待っていて息子が立ち上がったので喜んだ2匹は、さっさと部屋を出ていく息子を首を傾けながら見送り、がっかりした表情をしていました。写真は、息子が出て行ったドアを、何もくれずに行っちゃった、と見つめるララと、その横でくつろぐ小次郎です。ララとハンナにとっては、期待はずれの夕食でした。