新緑

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この頃のフィールドの中は、いたるところが若葉の緑色に覆われるようになり、日毎にその緑が鮮やかになってきています。少し前までは枯葉や枯れ草で覆われセピア色が目立っていた公園の雑木林の中も、すべての草木が芽吹いた若芽を広げ出し、木々の下を歩くと緑色に染まりそうな色合いになってきました。これからの半月ほどは、新緑の香りを含んで木立の間を抜けてくる風が爽やかな季節です。写真は、昨日の午後公園を散歩したときに撮った、涼しい風に吹かれて一休みするララとハンナです。

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昨日の夕方遅くから降り出した雨は今日になってもやまず、平成最後の日は終日ぐずついたお天気で終わりそうです。一昨日から8日間の連休を取ったので、ララの体調さえよければ、ララとハンナをいろいろなところへ散歩に連れて行ってやろうと考えていても、このお天気では残念ながら家の中で遊ぶ以外ありません。ところが、家の外へは出ないマリーと小次郎にとっては、ララやハンナそれに私たちと、みんなが家の中にいて遊び相手が多いので、かえって雨の日の方が嬉しいのかもしれません。写真は、私とハンナと十分に遊んだあと、窓際に座って道行く人たちの傘が動いていくのを興味深そうに見ている小次郎です。このあと声をかけると、また遊ぼうとしてじゃれてきました。

アオツヅラフジの新芽

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暖かくなって公園の雑木林の中の木々も新しい芽を吹き、中にはもうすっかり青葉を広げたものも散策して行く先々で見られるようになりました。春の華やかな花の季節は過ぎて、公園の中は爽やかな青葉の季節を迎えています。そんな中で芽出しの遅かったアオツヅラフジの蔓にも、薄緑色の柔らかそうな芽が見えるようになりました。目の前の茂みに絡まって新芽とともにまだ去年の秋に実らせた実をつけているアオツヅラフジを見ていると、シジュウカラが1羽やってきてしきりに鳴き始めました。静かな春の日暮れです。

オオジシバリの群落

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一週間ぶりに公園へ散歩に行くと、雑木林の入口の土手でオオジシバリが群落を作ってたくさんの花を咲かせていました。先週はまだ一つも咲いていなかったのに、一週間で満開になりました。数年前にここでちらほらと咲いているのを見かけたものが、年毎に咲く面積が広げて、今年は直径10mほどの円状にタンポポに似た黄色の花を咲かせています。オオジシバリは一度根付くと縦横に根を張り巡らせ取り除くのが難しく、農家からは嫌われる植物ですが、公園の中なので駆除もされていないのでしょう。きれいに咲くオオジシバリの群落の端でララとハンナを休ませると、2匹は花よりも飛び交うシジュウカラが気になるらしく頭上ばかりを見ていました。

ハマヒルガオが咲いた!

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昨日の海辺の散歩中に見つけたハマヒルガオの花です。広い砂浜のあちこちで点々と緑色の芽を出していたハマヒルガオが地上を這う茎を伸ばし、コウボウシバとともに砂の上を覆い始めました。全国的には外来植物のコマツヨイグサが優勢になっている海岸も多いと聞いていますが、ここではまだハマヒルガオはコマツヨイグサに侵略されることなく、ハマボウフウやコウボウシバ、コウボウムギとともに昔からの海浜植物の群落を作っています。咲いている花を見つけたので、砂浜を歩いて探してみると、昨日咲いたばかりの花が5輪見つかりました。写真は、一休みして寝転がったハンナの尾の先で咲いていたハマヒルガオの花です。

どうしても食べられないんだ・・・

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22日の夜から全く食べ物を受け付けなくなったララでしたが、24日午後から少しずつ食べられるものが出てきて、現在はいろいろなものをほしがり体も軽快に動くようになりました。しかし、健康だった頃のように何でも口にするということはなく、食べたくないものはいくら勧めても頑として食べようとしません。その最たるものがドッグフードで、お腹がすいているときに勧めても全く食べません。体調を壊してから食べたときの印象が悪かったのか、それとも体が受け付けないのか、食べ物なら何でもほしがり意欲的に食べていたララとは思えない状態が続いています。以前はよく食べ過ぎを心配をしていましたが、今は早くそんな状態になって何でもたくさん食べてほしいと考えている毎日です。写真は、ドッグフードを与えても、どうしても食べられないんだ、といいたげな表情をするララです。

コアジサシの初見

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カモの姿がすっかり消えてしまった海辺は、ときどきカワウやアオサギの姿が見えるばかりで寂しくなりました。今日もレンズを向ける野鳥はいないだろうと思いながら、ララやハンナばかりを撮影していたところ、遠くの空から半年ぶりに聞くコアジサシの声が聞こえてきました。砂浜に腰を下ろして待っていると、4羽のコアジサシが沖の方からやってきて、海岸線から離れた海上を繰り返し往復して飛びました。全天が雲で覆われていたため鮮やかな色彩は期待できませんでしたが、それでもこの春初めて見るコアジサシなので、近寄ってくるたびにシャッターを切りました。

ハマヒルガオが広がりだした!

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昨日は冬がやってきたのではないかと思うほど気温も低く、風は台風並みの最大瞬間風速が20メートルを超える風が吹き荒れたお天気でしたが、今日は曇りで気温は低めながら穏やかな日になったので、夕方から海辺を散歩してきました。ララもハンナも渚に沿って潮風を受けて、ときどき砂の上で寝転がりながらのんびりと気持ちよさそうに歩いていました。砂浜では、コウボウシバやハマヒルガオが芽を出して砂の上に広がり始め、ハマヒルガオは数は少ないながらもう花を咲かせているものもありました。もうしばらくすると、砂浜は一面にピンクの花で覆われます。

骨折

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今月の初めころからだったと思いますが、妻が足の甲を痛がり見てみると腫れを伴っていました。どこかで捻挫をしたのだろうと考えていましたが、いつまでたっても腫れが引かないため整形外科へ行き診察を受けたところ、足指に近い甲の骨が折れていました。本人は骨折するようなことはしていないといっていましたが、よくよく考えると痛みが出る少し前に、喜んで飛びついてきたハンナにちょうど折れた個所を踏まれたことがあったそうです。それ以外は足に大きな力が加わるようなことはしていないとのことなので、おそらく原因はハンナだということになりました。、靴の上からなら折れることもなかったでしょうが、部屋の中で素足を踏まれたため、体重のあるハンナの重量が一度にかかかって折れたのでしょう。とんだ災難でした。写真は、妻の骨を折ったことなど気づきもせず、のんびりと部屋で横になって私たちの話を聞いているハンナです。

得意のポーズ

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減退していたララの食欲も、ドッグフードは相変わらず全く食べないものの、好きなものはいろいろ口にするようになって徐々に戻りつつあり、部屋の中を元気なときのように小走りで移動するようになりました。散歩では極力走らせないようできるだけゆっくりと歩かせていますが、それでも体調がよく気分が乗ると足取りも速くなります。そんなときは止まるよう命じ、一旦座らせたり伏せさせて休ませています。この写真を撮ったときも、先へ行きたがる足を止めその場で動かないように命じたところ、つまらなさそうに伏せて動いてもよいといわれるのを待っていました。潰れたように伏せるこの姿勢は、ララが疲れたときや、眠くなったとき、退屈でつまらなくなったときに見せる得意のポーズです。