
今日も暑い日になりました。朝方でも日が昇ると気温はすぐに30℃に達し、先ほど外出したおりに走行中の車の温度計を見ると、外気温は36℃を示していました。梅雨が明けた東北地方も含めて全国が猛烈な暑さに包まれました。そんな茹だるような暑さの中で、人はぐったりしていますが、セミはこの暑さを楽しむように連日元気に鳴き声を響かせています。今朝も仕事に出かけようと玄関を出ると、庭のハナミズキの幹や枝にはアブラゼミとクマゼミが何匹もとまり競い合うように鳴く声が頭上から降ってきました。まさに蝉時雨です。子供のころは、この声を聞くと捕虫網を手に取って張り切ってセミ捕りに外へ飛び出したものですが、大人になってから、ことに35℃前後の厳しい暑さが頻繁に記録されるようになったこの頃では、たくさんのセミが鳴く声を聞くと暑さが増してくるように感じるようになりました。梅雨が明け夏本番に突入したばかりですが、早く秋の気配を感じられるヒグラシの声を聞きたいものです。