思い出のベンチ

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今日もよく晴れて気持ちのよいお天気になったので、午後からハンナと海浜公園へ散歩に出かけました。昨日もそうでしたが、今日も秋らしくなったよいお天気に誘われてイヌを連れて散歩する人の数が多く、公園内のドッグランは大型犬用も小型犬用もほぼ満員状態でした。そのため、ドッグランへ入場することはやめて公園内の林の中を歩き、グラウンドゴルフ場や広場の芝生の上で遊んできました。写真は、広場の周りに置かれたテーブルベンチの周りでひとりで遊ぶハンナですが、ここではよくララと一緒に遊び、ベンチに並んで座ってテーブルに広げたおやつを食べたものです。ララがいなくなった今では、それも懐かしい思い出の一つになってしまいました。

碧空に舞う

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昨日は抜けるように澄んだ青空が広がり気温も21℃ほどと低めだったので、お昼過ぎにハンナと海浜公園へ散歩に出かけました。公園内の林の中を散歩したあとで、海沿いの遊歩道を歩いていると、頭上で真っ青な空を背景にして2羽のミサゴが悠然と帆翔を始めました。このあたりではミサゴは一番よく目にする猛禽ですが、今年は1月からララの病気のためバードウオッチングに出る機会が少なかったうえ、たまたま出会っても夕方だったり遠すぎたりと撮影するには条件が悪すぎることばかりで、春に数度撮影して以来レンズを向けていませんでした。それが昨日は高さはあったものの明るい秋の日差しの中で何度も上空を帆翔してくれたので、久しぶりにたくさんの画像を撮影することができました。晴れ渡った秋空の中を舞う白と褐色のミサゴの姿は、鮮やかできれいでした。

みんなすぐに飛び去った

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野鳥を探しながらフィールドの中を歩いていると、近くの木の枝にヤマガラが飛んできました。その後からは数羽のシジュウカラやコゲラも群れを作ってやってきました。しばらくヤマガラを撮影していなかったので、久しぶりに被写体にしようとカメラの用意をしてレンズを向けたところ、ヤマガラはシャッターを押す暇も与えずすぐに飛び立ってしまいました。そこで近くにいたシジュウカラに焦点を合わせてシャッターを切ろうとすると、そのシジュウカラも突然飛び降りるように枝を離れるとヤマガラが飛んで行った方角へ飛び去り、それにつられるように群れ全体も一斉に飛び立ちました。いつもはシジュウカラやヤマガラの混群は枝の間を飛び回る様子を見せてくれることが多いのに、間が悪いときはこんなものです。せっかく3種の野鳥が混群を作っていたのに、撮影できたのはこの1枚だけでした。

コスモスを背景に

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この秋は本当によくノビタキと出会えます。自然観察をしているフィールドへ出ると、ほぼ毎回数羽の姿を見ることができ、ときによっては10羽を超える個体を確認することができます。しかし、10月もあと2日で終わろうとするので、そろそろ旅立つときが近づいてきました。そんなノビタキに、今年もあと何度出会うことができるだろうかと考えながらレンズを向けていると、ちょうどコスモスの茂みを背景にしてとまった個体を見つけたので、今シーズン初めてノビタキとコスモスを一つの画面に入れた画像を撮影することができました。まもなくノビタキは南へ向けて去って行きますが、例年どおりならそろそろこのフィールドへはカシラダカがやってきます。

駆け足

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夏の間はよほどのことがなければ走ろうとしなかったハンナが、朝夕は日向にいても涼しさを感じるようになったこの頃は、広いところへ連れて行ったり私が一緒に走ってやると駆け足をするようになりました。それでもララがいたころのように長い距離を走ったり、長時間駆け足で動き回ることはありません。どうもハンナは走ることがそれほど好きではないようです。ララと散歩ができていたときには2匹でよく駆けっこをしていましたが、走り回ることが好きだったララのペースにつられて走っていたのかもしれません。昨日も芝生の広場で走らせてやろうとして離れたところから呼んだところ、二度は嬉しそうに全速力で走り寄ってきましたが、三度目からはゆっくりとした足取りになってしまいました。写真は、最初に呼び寄せたときに駆け寄ってきたハンナです。

カワラヒワだった・・・

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フィールドの中で野鳥を探していると、遠くのコスモスの茂みが風の流れとは異なる動きをしました。こんなときは、草の根元近くか、あるいはこちらからは見えないところで野鳥か小動物が隠れています。そこでその茂みのあたりに注意して見ていると、コスモスの根元付近から野鳥が飛び立ち花が咲いているあたりにとまりました。これは最近このあたりでよく見るノビタキかと思い、花期が終わり枯れ始めてはいるけれどコスモスとノビタキを同じ画面に入れられると喜んで望遠レンズを向けたところ、ファインダーの中に現れたのは期待に反しカワラヒワでした。カワラヒワなら年中撮影できるので少々がっかりはしましたが、それでもせっかくレンズに捉えたのだからと考え10枚ほど撮影してきました。

ジョウビタキの声

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この秋初めてジョウビタキの声を聞きました。今日の午後散歩を終えて公園の駐車場へ戻って来ると、周囲の潅木の向こうから久しぶりに聞く特徴のあるジョウビタキの声が響いてきました。声からするとすぐ近くにいるようなので、ハンナを車の横で待たせて姿を探して見ましたが、茂みが深くて向こうが見通せません。20分ほど待ってみても結局姿を確認することはできず、今日は声を聞いただけで撮影できずに終わりました。しかし、飛来したことは確認できたので、明日から公園を訪れる楽しみが増えました。鳴いている方向は分かるのに残念なことだと思いながらカメラのスイッチを切ろうとして車の方を見ると、ハンナが写真のように待ちくたびれた様子でこちらを見ていました。

涼しくて気持ちいい!

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公園の中にある四阿のベンチに座り、木立の間を吹き抜けてくる爽やかな秋の風を楽しんでいるハンナです。この頃公園へ散歩に行くと、ハンナは必ず一度この四阿のベンチに飛び乗り座り込んで、私も横に座れと誘います。腰を下ろしてみると、タイルで覆ったベンチの表面から冷たさが伝わり、顔を撫でていく爽やかな風と相まってなんともいい気持ちです。夏の間はただ暑さから逃れたい一心でこのベンチにへばりつくように腹ばいになって動きたがらなかったハンナも、気温が低くなってきて通り過ぎていく風の心地よさを感じ、周囲の様子にも気を配る余裕が出てきました。今日も公園へ行くと、まずこのベンチに一緒に座り、10分ほど私の膝に顎を乗せてベンチや風の冷たさを楽しんでからおもむろに歩き始めました。

小さな子ばかりだったなぁ・・・

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秋になって散歩の時間を早朝からお昼前後にや夕方に変えたこの頃は、いろいろなイヌとよく出会います。昨日の公園でも10匹以上のイヌと出会い、ハンナは鼻を突き合わせたりにおいを嗅ぎ合って挨拶をしていました。ただ、最近は公園や海辺の散歩で大きなイヌと出会うことがほとんどありません。ドッグランへ行けば大型犬と出会えますが、普段の散歩で出会うのは柴犬が一番大きい部類で、あとはそれより小さな小型犬ばかりです。この写真を撮ったときも、公園の駐車場で車を降り散歩を始めようとしたところ、同じようにイヌの散歩を始めようとする人たちがいましたが、連れているのはトイプードルやパピヨン、チワワばかりでした。踏み潰して骨折させてはいけないので静かに座っているように指示すると、一緒に遊びたいハンナは近寄ってくる相手が小さすぎて戸惑っていました。ひとしきりにおいを嗅ぎあったあと、賑やかに鳴きながら離れていく数匹のイヌたちを、小さな子たちばかりだったなあ、といいたげな様子で見送っているハンナです。

夜更けのリビングルーム

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夜が更けて階下へ行くと、リビングルームでマリー、小次郎、ハンナの3匹が近くに集まってぐっすりと眠っていました。マリーと小次郎は夜の気温が15℃前後にまで下がってきて寒さを感じるようになったのか、ソファーの上に載せたマットに体を沈めるようにして眠っていました。このマットは、ハンナのために買ってきたものですが、寒さに強いハンナはまだ必要ないだろうと考えて広げなかったところ、いち早くそれを見つけた小次郎がその上で寝始めたためソファーの上に広げてやりました。するとマリーもやってきて、どちらもこの2日ほどは一日中この上で過ごすようになりました。寒くなってきてこれをハンナが使い出すと、マリーと小次郎はサラやルナ、ララたちとしていたように体を寄せ合い団子状態になって寝ることになるかどうか興味のあるところです。