お客はいなくなったかな・・・

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玄関のドアが閉まり来客の気配が消えたのを見計らってリビングルームへ入ってきて、それでもまだ外で聞こえる車の音に警戒した様子を見せるマリーです。これまで一緒に暮らしてきたペットたちは、どれも来客があると嬉しくて客間に集まってきていました。今いる小次郎やハンナも同様なのですが、ただひとりマリーは生来の怖がりなのか、来客があると陰に隠れたり二階へ飛んで逃げていきます。今日も来客がありましたが、小次郎とハンナはのんびりと同じ部屋で横になり、ときどき近寄って話の仲間入りをしたそうな様子を見せていたのに、マリーは相変わらずお客の声が聞こえドアが開くと同時に二階へ走り上がっていきました。ただ、だれが来たのか興味はあるらしく、来客がドアを出たことが分かるとすぐに姿を現し、写真のような表情であたりをうかがっていました。我が家の雰囲気には不似合いな極端に神経質なネコです。

カワヅザクラ

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公園の芝生広場の周りに植えられたカワヅザクラが、暖かい日差しの中で満開になっていました。まだ木はそれほど大きくはないのに濃いピンクの花をたくさんつけた様子は、梅林を抜けて清楚なウメの花を見たあとではひときわ艶やかに見えます。以前はこのあたりではカワヅザクラを見ることはほとんどありませんでしたが、この頃ではあちこちの公園に植えられ、季節になると目にすることができるようになりました。まだ花木の花が少ない時期から咲き始めるうえ華やかな花なので、咲いていると思わず目がいきます。蜜を吸う昆虫や野鳥などにとっても早春から咲いてくれるので嬉しい花でしょう。撮影していると、ミツバチやアブの仲間がしきりに蜜や花粉を集めていました。

八重の紅梅が満開になった

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暖冬のため例年より早めに咲き始めたこのあたりのウメの中には、落花が進み始めたものが出てきました。今日は強い風が吹いたので、1月下旬から2月上旬にかけて咲きだしたものはほとんど花弁を散らせてしまいました。それでも、開花が遅い八重の紅梅はようやく満開になり、中にはまだこれから咲き始めようとする木もあります。そんな八重の紅梅が集まっている区域では、落花が進んだ区域から移動してきたメジロやシジュウカラが、賑やかに囀りながら花の蜜を吸っています。ただ、この一帯は例年ソメイヨシノが咲くまで花が残っている区域ですが、今年の暖かさではそれまでに落花してしまいそうです。写真は、満開になった紅梅と、その枝で遊ぶシジュウカラです。

遊んでくれるのかな?

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しばらく家に帰ってきていた息子が、シンポジウムや研究会があるということで、一昨日京都へ戻って行きました。息子が家にいる間は、何かとからかわれたりいたずらをされていたペットたちに、静かな生活が戻ってきました。ただ、からかわれていてもペットたちはそれが嫌というわけでもないらしく、遊んでもらっているつもりなのか喜んで尾を振ったり、息子が暇そうな様子を見せていると擦り寄っていきます。写真は、数日前の夜に退屈していたところへ息子が二階から下りてきたので、何か遊んでくれるか声をかけてくれるのではないかと期待して様子をうかがっている小次郎とハンナです。時間があればまたすぐに帰宅して来るでしょうが、息子がいないしばらくの間は家の中は静かです。

シメが飛んだ

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曇っているうえに日が西へ傾き鮮やかな色彩が見られなくなった公園で、クスの梢にシメらしい野鳥がとまっていました。距離が100m近く離れていて空を背景にしているので影のようになって見えるだけで種類もよく分かりません。望遠レンズ越しに観察していましたが、撮影しようとしてもどうせ黒い影にしか写らないだろうと考えていると、突然その野鳥が飛び立ったため反射的にその動きを追いながらシャッターを切りました。あとから画像をパソコンに落として拡大してみると、遠すぎて不鮮明な画像ながら翼の裏の白線が確認できました。やはりシメでした。梢を離れてからは高度を下げて林を背景にして飛んだため、露出がうまく合ったようです。飛翔中のシメの翼の裏側の画像を撮影したのは初めてだったので、満足のいく画像ではありませんが掲載してみました。

春が近づいて

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春が近くなって、野鳥たちもそろそろ繁殖期に入って来たようです。この頃ではまだ数が少ないものの、暖かい日差しが降り注ぐ草木の周辺には虫の姿が見られるようになり、公園や雑木林の中では繁殖期に備えてタンパク質、摂取のためそんな虫を捕食する野鳥たちを見かけるようになりました。昨日も今日も公園の梅林の中を歩いていると、普段は花の蜜や木の実を餌にしているヒヨドリやメジロ、ヤマガラなども、花の周りへ飛んできたハチやアブの仲間や、木の幹についた昆虫の蛹などを口にしていました。あとひと月もすれば、番を作るため雌を呼んだり縄張り宣言をする野鳥たちの囀りがあちこちから聞こえるようになります。写真は、ウメの枝の間を飛び回りながら虫を捕食していたヒヨドリとメジロです。

春めいてきた

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今の公園の中を歩くと、今が盛りとばかりに咲き匂う紅白のウメの花にまず目がいきますが、足元を見るといたるところで春の野草が芽を出し、これまで枯れ草色が広がっていた地面に緑が広がり始めています。中には満開になったウメの花に負けじと、小さいながらたくさんの花を咲かせたオオイヌノフグリやホトケノザのような野草も見られます。冬木立の間を寒風が吹き抜けていた公園の中が、日に日に春めいてきました。写真は、満開になったウメの木の下で、広がりだした青草の中に座るハンナです。周りではホトケノザやナズナの花が咲き、スイバも芽を伸ばし始めていました。タンポポやジシバリなど、春に多い黄色の花が咲き広がるのももうすぐです。

飛んだ!

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町内の調整池にやってくるカワセミは、この数年の間に何度か個体が入れ替わっています。その中にはほぼ一日中池で見ることができたものもいましたが、最近やってくる雌のカワセミは、どうも朝方やってきて餌を捕り、お昼近くになるとどこかへ行ってしまうらしく、午後から姿を見ることがほとんどありません。それが先日夕方近くに池の横を通ると、珍しく岸の護岸コンクリートの上で水面を見つめていました。先を急いではいましたが、少し撮影しておこうとして車をとめ、カメラのレンズを向けてみました。ところが、すぐに頭上に数羽のカラスがやってくると、カワセミは驚いて飛び立ち、住宅街の屋根を越えて姿を消してしまいました。写真は、岸から飛び上がった瞬間のカワセミです。

ウメの花とホオジロ

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公園の梅林のウメばかりではなく、庭や畑に植えられたウメもあちらこちらで白やピンクの花を咲かせ、この2、3日で満開になるものが多くなりました。中にはもう花弁をたくさん散らせている木も見受けられます。昨日の散歩でも、畑の脇に植えられた数本のウメがたくさんの花を咲かせてよい香りを漂わせ、その枝の間ではメジロが囀りながら花の蜜を吸っていました。その様子を撮影しようとしているとホオジロもやってきたので、最近よく撮影してきたメジロを撮ることはやめて、ウメの花の間にとまるホオジロにレンズを向けてきました。

暖かかった・・・

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暖かくよいお天気になった振り替え休日の昨日は、いつも散歩をしている公園へ行こうとすると、園内で開催されている梅まつりに訪れる人の数が多く、駐車場へ車を入れるどころか、入口へたどり着くのも大変なほど渋滞をしていました。そこで公園を回避して近くの森へ向かおうとしましたが、その途中でも公園周りの道路は交通量が多いうえに路側や空き地にまで駐車する車もあり、大混雑していました。進むにしたがって先の方では渋滞がひどくなり、Uターンするのも大変そうになってきたので早々に車の向きを変え、公園から離れた場所にある雑木林周辺の道を散歩してきました。ただ、春がやってきたようなお天気の中で、日陰が少なく日当たりのよい道ばかりだったためハンナは暑くなってきたらしく、早めに車へ戻りたがったのでいつもより短い散歩になりました。写真は、春めいてきた明るい光の中で遊ぶハンナです。