小次郎とハンナ

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小次郎とハンナはいつも同じ部屋にいることが多いのですが、特にこの頃は一緒にいることが多く、2匹で床に寝転がって遊んでいます。家人がいないときでも見守りカメラで見ていると、小次郎がハンナに頭を摺り寄せていったり尾や耳にじゃれています。初めのうちはハンナを怖がっていた小次郎も、すっかり慣れた今では小次郎が何をしてもハンナが少しも怒ることがないので、安心しきっている様子です。この写真を撮ったときも、リビングルームへ入っていくと2匹は近くで寄り添って寝転がっていました。これまで我が家にいたネコやイヌ、ウサギたち同様、どちらもイヌとネコという意識は消えて、仲間か家族と思っているように見えます。

セッカもたくさん

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昨日アマサギの撮影ができたフィールドでは、セッカの声も近くから聞こえてきました。声のする方を探してみると、数羽の個体がチガヤの穂が風になびく草はらや田植えが終わったばかりの田の上を、上昇するときと下降するときに鳴き分ける独特の声を張り上げ賑やかに飛び回っていました。遠くからは、さらにたくさんのセッカの声が響いてきます。スズメより小さな体で、よくあれだけ大きな声が出るものだと感心します。このフィールドは滅多に来ることはないフィールドですが、水場もたくさんあり、広い草はらの中に木立もたくさん見られるので、一年を通して多くの野鳥が見られそうです。これからは、時間があるときには少し足を伸ばしてみようと思いながらフィールドを見渡していると、すぐ近くでキジも鳴きました。写真は、頭上を舞ったセッカです。

アマサギがやって来た

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田んぼにアマサギがやってきました。4日前、完了した相続登記の一件書類を法務局へ取りに行く途中で、田の中を歩き回って餌を探すアマサギを3羽を確認しました。しかしそのときは急いでいたこともあり、車をとめて撮影することができませんでした。そこで、同じ場所で餌を捕ることが多いアマサギのことだからまだいるかもしれないと考え、今日は空いた時間に先日姿を見た田に行ってみると、早苗が風になびく田の中で8羽のアマサギが餌を探していました。写真はそのうちの1羽です。ちょうど近くの畦へ上がってきたのでレンズを向けてみました。田に早苗が植えられ、その間をアマサギが餌を求めて歩くようになって、季節はいよいよ夏に向かいます。

スズメの親子

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自然の中で野鳥たちの食料が不足してくる初冬から翌年の繁殖期が終わる頃まで、木の実や果物、パン屑やお釜を洗ったときに出る米粒など野鳥が食べられるものを庭に置いています。そのため、街の中なので種類は少ないものの、一年中野鳥たちが庭や家の周辺にやって来ます。最近では巣立ちの時期を迎えて、子スズメを引き連れてスズメの一家が3組ほど毎日朝からやってきて賑やかに餌をついばみ、目を楽しませてくれます。写真は、道路を挟んだ調整池のサクラの木にやってきて、パン屑を撒き終わるのを待っているスズメの親子です。この親からは、3羽の子スズメが巣立ちしました。

懐かしい車

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公園へ散歩に行くと、ときどき30年以上前の車を傷一つなく新車のようにして大事にされているお年寄りと出会います。昔、私も乗りたくて購入を考えたこともある車でしたが、結局これと対抗するメーカーの車にしたことがありました。たまたま車を隣にとめたところ話し掛けてこられたことがきっかけで、そんな昔のことも話題にして立ち話をしてから挨拶をするようになり、今では車やイヌを話題の中心にしていろいろ会話を交わすようになりました。そのおかげでハンナもすっかりこのお年寄りに慣れ、最近ではこの車がとめてあると近くへ寄っていきます。先日ちょうどお年寄りの車と私の車が並んだ間にハンナが座ったので、懐かしい車を画面に入れてシャッターを切ってみました。

夏きざす

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散歩の途中で暑がるハンナを休ませるために公園の四阿のベンチに座り、木々の間をわたってくる爽やかな風に吹かれてあたりを眺めていると、すぐ近くでネズミモチの花が真っ白な花をたくさん咲かせていました。つい先ごろまではその隣にあるエゴノキに純白の花が鈴なりぶら下がっていましたが、今ではすっかりその花を落とし四阿を飾る役目をネズミモチに譲りました。そのネズミモチに近寄って、花に寄ってくる昆虫を見ていたところ、突然目の前を横切ってアオスジアゲハがやってきました。周りには青葉が茂る中でネズミモチの花が咲き、アオスジアゲハも飛び出して、季節は初夏の様相を見せ始めました。

ツバメの巣立ち

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野山ではあちこちで巣立ちをした野鳥の雛の声が聞こえ、その周りで雛を保護するように飛び回る親鳥たちの姿が見られる季節です。いつも散歩をする公園の雑木林の中では、シジュウカラとヤマガラの巣立ちが始まっていますが、先日散歩した海辺ではツバメの雛が巣立ちし、電線にとまった子ツバメに親ツバメが一所懸命飛び方を教えていました。夏の間に一人前のツバメになり、秋には数千kmの距離を飛んで海を越えなければならない大仕事が待っていることを思うと、一日も無駄にはできなのでしょう。無事に成長して危難に遭うことなく海を越えていってほしいと願いながら、子ツバメのトレーニングを見ていました。

甘えん坊

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今まで一緒に暮らしてきたイヌの中でもハンナは一番甘えるイヌで、私がそばにいれば四六時中くっついて甘え、触ったり撫でてほしいと請求してきます。ルナやララなど、どのイヌもいつも私のそばにくっついてはいましたが、ハンナほど相手になってほしがることはありませんでした。そんなハンナが私に甘えてくると必ずやってくるのが、やんちゃではあるけれどやはり甘えん坊の小次郎です。この写真を撮ったときも、ハンナに話しかけて撫で始めると、サイドテーブルで横になっていた小次郎は、起き上がってその様子をじっと見てからおもむろにハンナの横にやってきて、同じように撫でろと大きな声で鳴いて請求し、寝転がりました。マリーはさっぱりしたものですが、ハンナと小次郎の相手をするには時間や手間が必要です。

走らなくなった

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つい先ごろまでは、晴れると思う存分散歩ができて喜び、嬉しそうに尾を振って軽快な足取りで歩いたり走り回っていたハンナでした。ところが、日中の気温が25℃を上回るようになったこの頃はすぐに休憩したがるようになり、広い所へ連れて行っても走ることがなくなりました。写真は海浜公園の広い芝生広場の真ん中で座り込んだハンナですが、ララがいた頃は走ることが好きだったララにつられて2匹で野球場ほどの広さの芝生の上を駆け回って遊んだものです。しかし、昨年8月にララが亡くなってからはここへ連れてきてもほとんど走らなくなり、ことに気温が上がってきた最近では、走るどころか少し歩くとすぐに座り込んでしまうようになりました。激しい運動は、涼しくなるまでおあずけのようです。

こんなもの何が面白いんだろう?

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マリーが夢中になって遊んでいる羽毛のおもちゃを目の前に落とされ、こんなもの何が面白いんだろう、といいたそうな様子で見つめているハンナです。マリーはこれを振り回されると、もう何も目に入らないといった表情で一心不乱に追い掛け回し、写真のようにハンナの近くに落とされると、飛びついていった勢いが余ってハンナに体当りをしていったり尾や足を踏みつけていました。おかげでハンナはゆっくりと横になってもいられず迷惑そうにしていましたが、とうとうマリーが食いちぎって壊してしまったので、体当りを受けることもなくなり、落ち着いて横になることができるようになりました。