ケリの数が減った

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私が野鳥観察をしているフィールドでは、よくケリを見ることができたのですが、3年ほど前から数が減ってきたように感じていたところ、この夏は特に個体数が減りました。ことに、毎年初夏に見られる雛の姿を一度も目にすることができませんでした。以前は、田が広がったフィールドや干潮時に干潟が現れるフィールドを訪れると、10羽、20羽という群れがいくつも見られました。春から初夏にかけては田の畦や土手のあちこちでたくさんの番が営巣し、近寄ると激しく威嚇されたものです。何が原因かは、現時点ではよくわかりませんが、昔のように農薬が原因である可能性は低いと考えられるので、考えられる一番の原因は気温の高さかもしれません。数年前のように、たくさんの個体が群がっている状態に戻ってほしいと考えながらケリを探して田の中を歩いた夏でした。

何を見ているの?

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先日から写真ファイルを整理していて出てきた古い写真を、もう1枚掲載します。これも2005年の夏に撮影したもので、庭のどこかから聞こえてきた野良ネコの声を気にして、マリーの遊び相手になっていたメルが外を真剣な表情で覗き始めたところ、まだ幼くて物見高かったマリーが、何を見ているの、と聞いているような様子でメルを見つめていた様子が面白かったのでレンズを向けた写真です。この写真を撮った後は、マリーはメルと目が合うとすぐに飛びかかり、2匹ともそのまままソファーから落ちて床を走りだし追いかけっこを始めました。今はおとなしくおさまり返っているマリーですが、子ネコの頃は相手になってくれるメルとルナに対してはいつも飛びついて転げ回っていました。大きくなってからの騒々しいことが嫌いでいつも静かにひとりでいることが好きな今のマリーからは、とても想像が出来ない子供時代です。

散歩はやめてもう帰ろう

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連日続く猛烈な暑さに、夜になっても路面の温度はもちろん気温も下がらないので、ハンナは散歩に出られない日が続いています。たとえ散歩をさせようと家を出ても、公園や海辺へ到着してドアを開けたときに入ってくる熱風を感じると外へ出ることを躊躇して、ほとんど歩こうとしません。先日も車から下ろそうとすると写真のような様子で、こんなに暑いなら散歩はやめてもう帰ろう、といいたげな表情で外へ出てきませんでした。ところが、今日は夜遅くになって私が旧宅へ行こうとすると、しばらく散歩をしていなかったので外へ行きたくなったのか尾を振って玄関へついてきました。そこで車に乗せ旧宅へ連れて行き一緒に仏壇に手を合わせ、家の周囲を歩いてきました。短い距離ではありましたが、ハンナにとっては久しぶりの外歩きになりました。

家の中が賑やかだった

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これも前日同様整理していたら出てきた、2005年10月25日に撮影したメル、ルナ、マリーが遊んでいる写真です。届いた宅急便の中身を出して発泡スチロールの箱を空にしたところ、箱の中に入ることが好きなメルが中に入ってくつろぎ始めるとすぐにマリーも後を追って箱の中に飛び込みました。するとそれを見つけたルナが、ソファーに飛び乗って箱に近づきマリーと遊び始めたので、静かに休んでいたかったらしいメルが迷惑そうにしているところです。この当時は、クロだけは年齢不詳でしたが、メル6歳、サラ5歳、ルナ9か月、マリー5か月と、まだ年若い元気な2匹を含めてペットが5匹いて、家の中がいつも賑やかでした。

撮影できる野鳥が少ない!

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いつまでも続く厳しい暑さを避けて木陰で休んでいるためか、この頃仕事や買い物で外出しても日中にはなかなか野鳥と出会う機会がありません。目にとまるのは、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ドバトくらいです。先日も車で出かけたついでに田が広がるフィールドへ立ち寄りサギの仲間はいないだろうかと探してみましたが、いつもアマサギやチュウサギ、コサギが餌を獲っている田の周辺でも1羽も見つけることができず、早朝にはよく鳴いているセッカの声も聞こえなかったので、撮影は諦めて帰ってきました。その日の夕刻、日が西の山の向こうへ沈もうとする頃になって、海辺を走っていると水面近くを飛んでいたアオサギがいたので、普段はあまりレンズを向けない被写体ですが撮影してみました。風を切って飛ぶ野鳥たちも、強い日差しと猛烈な暑さには閉口して活動を控えているようです。

ルナとマリー 2005.09.15

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これも昨日のメルの画像と同じファイルに保存されていた、ルナとマリーの画像です。日付はメルを撮影したときよりやや後で、2005年9月15日となっていました。ルナが生後8か月、マリーが生後4か月ほどの、どちらもやんちゃ盛りの画像です。ルナが遊び疲れて居眠りをしているのを見つけたマリーが、スツールの上から狙いを定めて飛びかかろうとしているところですが、このあとマリーはルナの体の上に飛び乗ったものの、眠さには勝てないルナが少し体の向きを変えただけでした。そこでマリーは、起こそうとして何度も前足でルナの耳や頭にじゃれていました。連続して10枚ほど残っているこの前後の画像を見ていると、その当時の様子がありありと浮かんできました。それと同時に、マリーはこうしてルナと遊んだ幼い頃のことを覚えているかどうか聞いてみたくなりました。

剣道ができた!

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先週の土曜日の夜から突然蕁麻疹のような発疹が首から背中、それに胸にかけて一面に出て、さらにそれが翌日には四肢にも現れ、体中が強い痒みに襲われました。何が悪かったのか、こんなことは今まで一度もなかったことです。人には受診を勧めても医者と薬嫌いでまず自分からは通院しない私ですが、今回は近くの皮膚科に行き治療を受けてきました。塗り薬と内服薬の処方を受けた後も、一昨日までは衣服が軽く触っただけで強い痒みを感じていたので、分厚く重い道着を着て剣道をすることは無理かと考えていたところ、昨日の朝からは痒みが収まりかけ発疹も薄くなった部分が多くなってきたので、稽古日の昨夜は稽古に出かけてきました。幸い道着を着てもそれほど痒くはならず、稽古中も気になるようなことはなく、稽古後も発疹が悪化することはなかったので、なんとか快方に向かっているようです。猛暑の中でしたが、できないかもしれないと思っていた稽古ができ爽快でした。

メルの画像

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趣味で撮影している写真画像の保存はハードディスクの容量をたくさん使うため、多くはパソコン内のハードディスクではなく外付けのハードディスクに保存しています。ただ、その外付けハードディスクの容量もほとんどなくなってきたため、新たに3TBのハードディスクを増設しようとして準備しました。増設するハードディスクに主だった画像を移していくついでに、これまで撮り溜めた画像でメモリーカードなどに入れたまま未整理だったものの整理をしていたところ、懐かしいメルやサラ、それにルナの画像がいくつか出てきました。これはそのうちの1枚で、2005年の夏に撮影したメルの画像です。このころのメルは、この年の1月に生まれたルナの遊び相手になってよく面倒を見ていました。メルが亡くなってもう14年が経ちますが、久しぶりに生前の元気なころのメルに会った気分になりました。

涼しくはならなかった

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昨夜は遅くに、突然激しい雨音を立てて驟雨がやってきました。久しぶりの雨に、これで少しは涼しくなるのではないかと期待しましたが、何のことはなく雨はものの十数分降っただけですぐにあがってしまい、涼しさを運んでくるまでには至りませんでした。それにしてもこの暑さは、いつまでたっても収まってくれません。夜明け前でも気温は27℃を下回ることはほとんどなく、朝日が差し込んでくればすぐに30℃に達してしまいます。そのため暑さが苦手なハンナのため早朝に散歩をしても長い距離を歩くことはできないうえ、朝日が昇ってくると写真のようにすぐに木陰へ入ってしまいます。朝夕の空や雲には秋めいた光が宿る日もでてきたので、早く地上にも秋らしい風が吹いてほしいものです。

ギンヤンマが飛んだ

DSC_1357.JPGこの夏初めて、家の前の道路を往復して飛ぶギンヤンマを見ました。例年夏になればシオカラトンボやギンヤンマなどトンボの仲間が家の周りを飛ぶのですが、今年の夏は厳しい暑さが続いているせいか、家の前に調整池という大きな水場はあってもトンボの仲間の姿を見る機会がありませんでした。それが今日の午後、外出から帰って車を下りようとすると目の前をトンボが横切りました。道路と庭を行き来する様子を見ていると、腰の青色と胸の緑色が鮮やかなギンヤンマです。早速、この夏初めて見るギンヤンマにレンズを向けてみました。ヤンマの仲間は飛ぶ経路が決まっているので、子供のころはよく捕虫網を持って待ち伏せしたものですが、撮影しようとすると動きが速く素早いので望遠レンズの視野に捉えるには苦労します。