動けば暑い

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強い日差しが降り注ぎ気温も久しぶりに30℃を超えた昨日のお天気とは打って変わり、今日は全天を灰色の雲が多い日差しもなく、気温は26℃ほどで風もあり涼しかったので、午前10時ころから公園へハンナを連れていきました。ときどき絹糸のように細い雨が落ちてはすぐにやむことを繰り返していましたが、路面が濡れるほどの雨にはならなかったため木の下を歩けば多少降られても濡れることはなかろうと考えて、園内の雑木林の中を一巡りしてきました。そんなお天気のためか園内にはほとんど人の姿はなく、すっかり緑が濃くなった葉をつけた枝が幾重にも重なって頭上を覆う雑木林の中は薄暗く、聞こえるのは野鳥の声と葉擦れの音ばかりで静まり返っていました。写真は、雑木林の中の坂道や土手の斜面を歩き終わって遊歩道に戻り腰を下ろしたハンナです。涼しいとはいっても、最近になくたくさん運動をしてハンナは暑くなったようです。

近くまでやって来た

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窓から外を見ていると、道路をはさんで立つ調整池のフェンスに、先日池のアシ原で巣立ちしたオオヨシキリの若鳥の1羽がやってきました。もう立派に親鳥と同じ大きさに成長しています。フェンスにかぶさってきているシダレザクラの枝や絡みついたクズの葉についた昆虫を探しているようでしたが、やがてクズの葉の裏にいた大きな芋虫を見つけてついばみ、満足そうに呑みこんでいました。巣立ちして日が経つので、すっかり餌の捕り方も上手になりました。二重ガラス窓越しに撮影したため、7mほどの近距離ではあってもクリアな画像にはなりませんでしたが、すぐ近くで若鳥の採餌行動を観察することができました。

試し撮り

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息子から贈られたマクロレンズの試し撮りをしてみました。一昨日カメラ店で受け取ってから雨が降ったり出かける用があったりして、野外で花や昆虫を撮影する機会がなかったので、部屋の中で小次郎を撮影してみました。まだほんの10枚ほど撮影しただけなので何とも言えませんが、解像力はこれまで使ってきた標準ズームレンズより優れているようです。またさすがにマクロレンズだけあって、ボケ味はよいものがあります。純正ではない150mmのマクロレンズもありますが、今回のマクロレンズは標準レンズ代わりにもなり、使い勝手ははるかによいので、今後はこれを主にして近接撮影をしていくつもりです。

海辺の流木

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梅雨になってからの海岸には、流木や漂流物がよく打ち上げられています。特に山間部で大雨が降った後などは、数日から一週間もすると、いつもよく見られる木切れや小枝ごときではなく、根元から倒れたか傾斜地から土砂とともに崩れ落ちたような、大きな根までついた大木が打ち上げられています。そんな大物の流木が波打ち際に横たわっていると、ハンナは興味があるのか近寄って行きにおいを嗅いでいます。先日も写真のような大きな木があちこちに何本も横たわっているのを見ると、一本ずつ近寄ってはにおいを確かめていました。これから梅雨末期の大雨が降る季節に入るので、また打ち上げられる流木が増えてきそうです。

何をしているんだろう?

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6日前に取り付け場所とのサイズが合わずに機種変更をしたため延期された妻の部屋のエアコン取り付けが、昨日の午後に終わりました。2時間近くかかった作業の間、邪魔にならないようリビングルームに閉じ込められた小次郎とハンナは、いったい何をしているんだろうと考えているような表情で、ときどき顔を見合わせながら外と二階とを行き来する2人の工事担当者の動きを気にしていました。家を新築して以来24年間働いてくれたエアコンでしたが、昨年から調子が悪くなり、今年はとうとう動かなくなってしまったため、暑くなってエアコンの需要が高まり取り付けに時間がかかるようになる前に取り換えることにしました。長い間頑張って働いてくれたことに感謝して、古いエアコンを送り出すと同時に、これで涼しく夏を過ごせると一安心しました。

今日は涼しいね

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台風5号や台風の影響で北上してきた梅雨前線の影響で、一日中いつ雨が降ってもおかしくないような空模様でしたが、日差しがないのと北からの冷たい空気の流入のおかげで、今日は気温も上がらず涼しい一日でした。雨が降るのではないかと心配しながら連れて行った海辺の散歩でも、ハンナは休むことなく私と一緒に海岸線をいつもどおり歩ききりました。気温が上がってきたこの頃の散歩では、すぐに休憩したり歩く距離を短くしたりしていたハンナにしては久しぶりの予定距離完歩です。天気予報では、これから一週間ほどはお天気はよくなさそうですが、気温は30℃を超えないようなので、雨さえ降らなければ今日のような散歩ができるかもしれません。

イワツバメの飛翔

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今にも雨が落ちてきそうな厚い雲が広がる夕方の波打ち際をハンナと歩いていると、海上をたくさんのツバメが飛んでいました。先日砂浜の上に降りたイワツバメを見た近くだったので、飛び交うツバメの中にイワツバメがいないか探していると、遠くから飛んできた1羽の尾羽が短いように感じました。そこで、その個体を望遠レンズで捉え追いかけていたところ、近づいて前方を高速で横切った姿を見ると腰が白く尾羽も短くてやはりイワツバメでした。先日から何度も見ることができることを考えると、営巣する断崖は全くない海岸ですが高層の建物のどれかで営巣しているようです。これまでイワツバメを見たことのない海岸で、この夏は何度も出会えそうだと考えながらシャッターを切ってきました。

稽古が始まった

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新型コロナウイルス感染蔓延による緊急事態宣言が出されたため、一か月半近くできなかった剣道の稽古が、今週からできるようになりました。楽しみにしている高段者ばかりが集まる稽古会も始まるとの連絡をいただいたので、待ちに待った稽古ができると喜んで、一昨日昨日と連日仕事を終えた後に稽古会へ伺ってきました。さすがに長い間相手のある稽古をしていなかったせいで一日目は調子が出ず、打たれることはないものの打つ機会が分かっていても一瞬遅れて技を出すことができないことが何度もあり、歯がゆい思いをすることがありましたが、昨夜はいつも通りの稽古ができ気持ちよく竹刀を振ってきました。参加した人たちも、久しぶりの稽古を十分楽しんでいるように見受けられました。もうこれ以上、稽古ができない状態にはなってほしくないものです。

レンズが届いた

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4月に注文してあった60mmのマクロレンズが、ようやく昨日届いたとカメラ店から知らせがあったので受け取ってきました。これは私の誕生日とと父の日のプレゼントを兼ねて息子が贈ってくれたものです。プレゼントに何がいいかと聞くので、私のことより自分の研究や趣味に使えといっておいたのですが、以前から私がこのレンズをほしがっていたことを知っていて贈ってくれました。3年ほど前には、写真のカメラと18mm~300mmのズームレンズをセットで贈ってくれたので、今回のものを含めると私が日常使用するカメラとレンズの大半は息子から贈られたものになりました。これまでは、親なのだから子供の世話をしたりものを買ってやるのは当然だと思ってきましたが、こんな高価なものを子供から贈られるようになると、子供の成長を心から喜ぶと同時に、自分ではまだまだ若いと思っているのに確実に年を重ねていることを実感し、複雑な心境になります。せっかくの息子の好意なので、早速カメラに装着して使用してみました。

木陰のベンチで一休み

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昨日は夜明け前に散歩に行くことができず、家を出たのが午前8時半を回っていました。この時間になると、公園内は散歩する人たちの姿がたくさん見られるようになります。いろいろな人たちと出会い声をかけられながら散歩をしてきましたが、ハンナにとってはもうこの時間帯になると暑くて歩く意欲が失せてくるらしく、近寄ってくる人やイヌにもそれほどの興味を示さず、早く散歩を終えてエアコンの効いた車に戻りたがりました。そこで、木陰やレストランのテラスで何度も休ませてやりながら、何とかいつもの距離の半分ほどを歩かせてきました。この季節になると、ハンナの好きな場所は公園や海ではなく、一日中エアコンを効かせた家の中か、エアコンの設定温度を目いっぱい下げて走らせる車の中のようです。写真は、池の端の木陰のベンチで涼しい風に吹かれて休むハンナです。