
夜の薄暗さが残る雑木林を抜けて、木立が途切れて東の空が見渡せるところに来ると、ちょうど朝日が昇り、黄金色に輝く雲やバラ色に染まった空の色が目の前に広がりました。私が足をとめて森の梢の彼方から顔を出した朝日に見とれていると、ハンナも坂道を上ってきた足をとめ、全身に朝の光を浴びて何かを思うような表情で東の空をじっと見つめていました。連日気温も湿度も高く、吹く風は爽やかな夏の朝風とはいいがたいものがありますが、それでも一日が始まる最初の光を浴びるのは気持ちのよいものです。
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