朝日が昇った

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夜の薄暗さが残る雑木林を抜けて、木立が途切れて東の空が見渡せるところに来ると、ちょうど朝日が昇り、黄金色に輝く雲やバラ色に染まった空の色が目の前に広がりました。私が足をとめて森の梢の彼方から顔を出した朝日に見とれていると、ハンナも坂道を上ってきた足をとめ、全身に朝の光を浴びて何かを思うような表情で東の空をじっと見つめていました。連日気温も湿度も高く、吹く風は爽やかな夏の朝風とはいいがたいものがありますが、それでも一日が始まる最初の光を浴びるのは気持ちのよいものです。

昨夜も暑かった

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稽古会開催日だったので、昨夜も剣道仲間と竹刀を交えることを楽しみに出かけてきましたが、ガラス窓の多い道場の中は昼間の熱気が温室の中のように残っていて30℃を超える高い室温になっていました。参加者は7名と少ないものの、厳しい暑さの中でもやって来た根っから剣道好きの高段者ばかりなので、楽しく真剣な稽古をすることができました。写真は、16年来の剣友で、お互いの手の内は十分わかっている剣道六段との立ち合いです。気力で相手の中心を強く攻めて面を打つように誘い出し、その竹刀を擦り落としながらそのまま相手の面を打つ得意技の切り落としが気持ちよく決まりました。ただ、上体が右に傾いたことは反省点です。最近は、稽古のたびにビデオカメラで撮影する仲間がいるので、それを見ると欠点がよくわかります。

早く帰って来ないかな・・・

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今朝は散歩を終えた後で、公園近くの自然観察フィールドにしている草はらへ行き車をとめました。するとハンナも降りたがったため、車から出してやりました。蒸し暑いので大丈夫かなとは思いましたが、近くの草むらのにおいなどを嗅いで遊んでいるので、私は離れた土手の方へ向かい野鳥を探し始めました。ところが、しばらくすると歩き回っていたハンナの姿が見えません。急いで探してみたところ、ハンナは写真のように車の横で腹ばいになって、いつも乗り込むドアを見ていました。暑くなって車の中へ入りたくなったけれど私がいないため、早く帰って来てくれないかな、と考えながら待っている様子でした。そこで一度車へ戻りドアを開けてやると、しっかり冷やしておいた車内は涼しく、飛び乗ったハンナは生き返ったような表情になりました。やはり最近の高温多湿の状態の中では、いったんは外へ出たがっても数分で嫌になってくるようです。

メマツヨイグサ

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メマツヨイグサの花がよく目に付く季節になりました。夕方や早朝にフィールドの中を歩くと、あちこちで優しい色合いの黄色の花が群れ咲いています。明治時代に渡来したものながら、多くの外来種の植物同様すっかり日本の風景に溶け込み、今の野末ではこの花が野の花の主役です。今朝も日が昇る前のフィールドの中を野鳥や野草を求めて歩いていると、玉なす朝露を置いたイネ科の植物の群落の中で、丈高く伸びた茎の先にたくさんの花を咲かせたメマツヨイグサが並んでいたのでレンズを向けてみました。

今日も暑くなりそうだ

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昨日で忙しかった仕事が一段落したので、今朝は10日ほどしていなかった早朝散歩をしようと、夜明け前からハンナを連れて公園へ出かけてきました。しかし、久し振りの早朝散歩でしたが、朝日が昇る前から気温は26℃あり湿度も高かったため、ハンナは近道をしていつもの三分の一ほどの距離を歩いただけで車へ戻ってきました。今日も早朝からこの様子では、厳しい暑さの一日となりそうです。昨夜は遅くに町内を回ってこようとすると、蒸し暑かったため散歩よりドライブをしたかったらしく、車のドアの前へ行って座り動きませんでした。そのため、無理して歩かせることはやめて、気分転換にでもなればよいと考え15分ほど車に乗せて走ってやりました。ここしばらくは、夜間や夜明け前でもハンナにとってはつらい気温の日が続くので、運動する方法をいろいろ考えてやらねばなりません。写真は、朝日が差し込んできた雑木林の中の遊歩道で暑そうな表情をして一休みするハンナです。

暑すぎる

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東北地方へ上陸した台風8号による雨を警戒するようにとの予報が出ていましたが、この辺りでは雨は降らず、連日強い日差しが降り注いで33℃を上回る暑い日が続き、アスファルトの道路上では気温は40℃を超えています。そのため、日中はハンナを外へ出すことができません。たまたま近くへ出かける用があったので、ついてきたがるハンナを車に乗せて出かけてみましたが、日は陰ってきた時間帯ではあっても高い路面温度や30℃を超える気温のため、一度は外へ出たがったハンナも厳しい暑さに辟易したらしく、すぐに車の中へ入りたがりました。写真は、車に乗りたっがているハンナです。最近は外へ出る機会が減っているので、ハンナもたまには外を歩きたいのでしょうが、この暑さでは散歩をする気力も湧かないようです。

セッカが飛び出した

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この一週間ほどは、仕事が忙しいことと暑さが厳しいためハンナと散歩へ出ることが少なくなり、それに伴ってフィールドへ出る機会も減っていて、野鳥や野草の撮影することができません。連日日が昇るとすぐに30℃を超えるような暑さが続くので、野鳥たちが強い日差しを避けて木陰に身を隠していることも撮影できない原因の一つになっているかもしれません。そんなときに農道を走っていると、チガヤやカゼクサが茂った草むらのあたりからセッカが鳴きながら飛び出したので、車をとめて撮影してみました。

読むのはやめて遊ぼうよ

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私がテーブルの上に新聞や本を広げて読もうとすると、必ず小次郎はテーブルに飛び上がり、広げた新聞や本にかぶさるように体を横たえて私の顔を見て鳴き、そんなことをしていないで一緒に遊べと要求します。我が家で一緒に暮らしたネコは、クロを除くと皆同じことをしましたが、小次郎の妨害は特に甚だしく、読み始めるまでに時間がかかります。今日も、新聞をテーブルに置いただけで読む気配を察知したらしくすぐに新聞の上に飛び乗り、すました顔で座り込みました。抱き上げて床へ下ろすと、また飛び乗ってきたので再度下ろしたところ、抗議するような声を出して椅子の下に座り込み、座った後もぶつぶついっていました。することはかわいいのですが、本当に手間がかかります。

早く家へ帰ろうよ

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ハンナは家の中が大好きで、散歩をしていても少し満足するとすぐに帰りたがって駐車場にとめた車に向かおうとし、車が家に着くと周りに何があっても一目散に玄関へ直行してドアが開くのを待っています。ララも家の中が一番好きで、外にいてもすぐに家へ入りたがりましたが、ハンナはさらにその気持ちが強いようです。この写真を撮ったときも、何日も雨に閉じ込められた後で久しぶりに早朝の公園の散歩ができたのに、遊歩道を少し歩くともう家へ帰りたくなったらしく何度も駐車場へ向かいたがり、先へ立って歩いては立ちどまってこうして後ろを振り返り、早く帰ろうといいたげな表情をして私を待っていました。散歩を終えて車に乗り込み家へ着くと、降りたとたんに大きな体を弾ませるようにして走り出し玄関へ飛び込んでいきました。とにかく家の中が好きなイヌです。

誰か来た!

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外出すると一度も吠えたり唸ったりしたことのないハンナですが、どういうわけか家を訪れる人があると、強く制止するかその人が家の中へ入るまで吠えています。いろいろ教えたことはすべて覚えたのに、訪問客に吠えてはいけないということはどうしても守ることができず、家の前で車のとまる音やドアを閉める音が聞こえただけでも吠え始めます。ところが、先日は暑さで疲れたのかぐっすり眠っていたらしく、いつもは訪問客を無視している小次郎が足音に気付いて気にし始めたのにハンナは寝息を立てて眠っていて、応対する私の声に驚き、誰か来た、とばかりに飛び起き吠えようとしました。よほど熟睡していたようです。ちょうどうまく、ハンナが飛び起きようとしたところが撮影できました。