近くにノビタキ

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両側に黄金色に実った稲穂が垣根のように続く農道を走っていると、田の中から飛び出た野鳥が車の前を先導するように50mほど真っ直ぐ飛んで、稲穂の列が途切れた畦に飛び込みました。車をとめてその畦を覗き込んでみたところ、すぐ近くの枯れ茎にノビタキがとまっていました。先日ここから数km離れたフィールドでの初見では100m近く離れていたので、撮影した画像は何とかノビタキとわかる程度のものでしたが、今度はほんの10mほどの距離だったので撮影しない手はないと考え、急いでカメラを取りだしてレンズを向けてみました。

波をかぶった

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台風のうねりが押し寄せ波となって砕ける堤防へ5羽のコサギがやって来て、コンクリートの間にいるフナムシを探し始めました。その様子を波がやってこない展望台から見ていると、波打ち際まで行き餌を探していた3羽に突然やって来た大きな波がかぶさりました。餌探しに夢中になっていて油断していたのか、波高3メートルほどの波をまともにかぶったため、どのコサギも全身に波を受けて飛び立つこともできず慌てふためいていました。そのうちの1羽は引く波に運ばれそうになったので、見ている私も一瞬ひやりとしましたが、何とか溺れずに済んだようでした。コサギやアオサギは海岸でよく見かける野鳥ながら、頭から大きな波をかぶって波に揉まれる様子を見るのは始めての経験でした。

台風の影響が出始めた

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今朝の散歩は、シギの仲間の飛来を確かめようとして海辺を歩いてきました。お天気はよかったのですが、南の海上にある台風16号の影響が出始めているのか、海面は波立ってはいないもののうねりが押し寄せ、岩場や堤防には大きな音を轟かせて波が砕け散っていました。そんな波打ち際を歩いていると、ハンナは地響きを立てて打ち寄せてくる波の音や飛んでくるしぶきに驚いて、ときどき足を止め心配そうに私の顔を覗き込んでいました。明日は台風の進路から外れたこの地方でも、雨や風が強まり海は荒れそうです。

涼しさを感じるようになって

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日中の日差しにはまだ暑さを感じる日がありますが、朝晩はめっきり涼しくなってハンナが散歩をするにはよい季節になってきました。そのため最近では歩く距離も伸びて、運動量も夏のころと比べるとずいぶん増えてきました。また、暑い間は早く散歩を終えようと近道をしたがったり、散歩を終えると早く涼しい車の中へ入りたがり、一目散に駐車場へ向かっていましたが、最近では散歩中や散歩後に写真のようにベンチに飛び乗って私も一緒に座れと誘うので、並んでのんびりと野鳥の声を聞いたり流れる雲を見たりすることも多くなりました。これから気温が下がって来るにつれて、これまで暑さのため減退していたハンナの元気が回復してきます。

カキの実が熟した

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公園のあちこちでカキの実が熟し始め、黄緑色から濃い橙色まで日ごとに色を深めているたくさんのの実が、秋の日を受けて木々の間で艶やかに光っています。よく熟した実が朝日や夕日を受けて見せる深く鮮やかな色は、日本の秋を象徴する色の一つとして懐かしさを感じるよい色です。今朝もカキの木の下で昇ったばかりの朝日に照らされて輝く実の色を楽しんでいると、数羽のメジロがやって来てやわらかそうな実をしきりについばみ始め、あとからはシジュウカラも加わり、いずれもおいしそうに朝の食事を楽しんでいました。そんな様子を見ていて、今年もカキの実にやって来た野鳥の絵を描いてみようと考えた朝でした。

今朝は寝過ごした

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今朝は少々寝過ごしてしまって、散歩に出かけたのがいつもより1時間半ほど遅くなりました。公園内を歩き出すころにはすっかり日は昇ってしまっていたのでハンナは暑がるのではないかと思いましたが、真夏のころと違って気温は21℃と夜明け前と比べてもそれほど上がってはいなかったため、気持ちよく歩くことができました。秋の気配が濃くなり始め、そろそろ夜明け前でなくてもハンナを散歩に連れ出すことができる季節がやってきたようです。写真は、朝日が差し込む明るい雑木林の林縁で遊ぶハンナです。

4か月ぶりの公園

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昨夕は4か月ぶりに、夏の間は海遊びの人で賑わうことと駐車場が有料になるため敬遠していた海浜公園を散歩してきました。ハンナは、園内にドッグランがあるため聞こえてくるいろいろなイヌの鳴き声を聞き、車を降りると早く声が聞こえてくる方へ行きたがり、私が散歩の用意をしている間しきりに鼻を掲げて周りの空気のにおいを嗅ぎ、声が聞こえてくる方を向いては写真のように聞き耳を立てていました。ただ、ドッグランへ行くにはいきましたが、ハンナはものの10分ほど1頭のゴールデンリトリバー遊んだだけで満足したらしく、すぐに外へ出て涼しい風が吹き渡る公園の中をのんびり歩いていました。

ノビタキがやって来た

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今年もフィールドにノビタキがやってきました。昨日の朝フィールドでコシアカツバメが上空を飛んだので、その様子を見ていたところ、遠くに立ち並ぶ木の枝の間や下草の間を移動する野鳥がいることに気づきました。距離は100m近くあり肉眼で種類を判別することは難しかったため、望遠レンズで撮影した画像をパソコンの画面上で拡大して見ると、ノビタキの雌でした。今年は例年より10日ほど早めの到着です。今朝も同じ場所へ行ってみると、やはりはるか遠くながら3羽が確認できました。接近することが難しい場所なので、そのうち近くまで来てくれることを期待しています。

コスモスの花

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8月から一つ二つと咲いていたフィールドのコスモスが、この頃では一斉に蕾を膨らませ、あちこちでピンクや白の花が見られるようになってきました。ルナが元気なころはコスモスの季節になると、毎日のようにフィールド内にあった広大なコスモス畑を歩いたものです。しかし、それも手入れされないようになり、数年前にはなくなってしまいました。それでも草はらの中や土手では、当時のコスモスの子孫が残っているのか、ところどころで群れて咲くコスモスの花が見られます。今朝もハンナと朝露に濡れながらフィールドを歩いていると、咲き始めたコスモスの花が朝日を浴びて秋風に揺れていました。今日は祖父の48回目の祥月命日にあたるので、花の絵もよく描いていた祖父に供えるつもりで、今朝フィールドで咲いていたコスモスの花を掲載してみました。

勢ぞろい

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今朝の散歩では、この夏の早朝散歩でハンナと友達になった3匹のイヌと一緒になり、賑やかに歩いてきました。いつものように野鳥を探して散策していた雑木林の中から遊歩道に戻って歩いていると、後ろからトイプードルのノア君が追いかけてきて、そのあとから同じくトイプードルのコピ君とポメラニアンのルビーちゃんも飼い主とともに追いついてきました。3匹は、私の声を聞きハンナのにおいを嗅ぎつけ、急いで走って来たのだそうです。合流したあとは、4匹はもつれあうようにしてはしゃぎながら、楽しそうに私たち飼い主の前を歩いていました。いつもはハンナが散歩を終える頃に公園で出会うことが多い3匹なので、こんなふうに一緒に散歩するのは初めてのことでした。写真は、勢ぞろいした今朝の4匹です。