咲いた、咲いた!

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公園のソメイヨシノが満開になりました。ただ、せっかくきれいに咲きそろったのに、今日は今にも雨が落ちてきそうな曇り空が広がりました。しかし、お天気が崩れそうになったおかげか、せっかくソメイヨシノが満開になったのに広い公園の中はたまに散歩をする人とすれ違うだけでほとんど人影がなく、どこを歩いても見事に咲いた花を誰にも邪魔されることなく十分楽しむことができました。この数日が見ごろになりそうなので、お天気がよければ週末の公園はたくさんの人出で賑わうことでしょう。写真は、満開になったソメイヨシノに囲まれ、誰もいない遊歩道に座ってのんびりと休むハンナです。

ソメイヨシノの花陰で

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開花した公園の池の端に立つソメイヨシノの枝を見上げていると、重なり合った花の向こうで野鳥が動きました。ここは冬の間よく雄のジョウビタキが姿を見せていたところです。うまくするとソメイヨシノの花とジョウビタキが撮れるかもしれないと期待して、望遠レンズを向けながらピントリングを回していたところ、花陰の向こうに一瞬野鳥の影が見えたのでシャッターを切ってみました。しかし、モニターで拡大して見ると、写っていたのは残念ながらジョウビタキではなくいつもいるヒヨドリでした。今週になってからは園内でジョウビタキの雄も雌も見ることがなくなっていたので、もうこのあたりを後にして北へ向かったのでしょう。ヒヨドリは咲いた花に何度も嘴を差し込み一年ぶりになるソメイヨシノの蜜を吸っていたらしく、嘴の先には黄色の花粉がたくさんついていました。

スモモの花が花盛り

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このあたりでもソメイヨシノの開花が進み、ほとんどの木が七分咲きから八分咲きになりました。公園の中の遊歩道に沿って植えられたたくさんのソメイヨシノも、二週間ほど前までは枯れ木のようだった木全体が薄いピンクに染まり、遊歩道が明るく華やかになってきました。そんな公園の奥では、果樹コーナーのスモモの花がウメとソメイヨシノの花の間をつなぐように今満開になっています。今日もハンナと果樹コーナーを訪れると、空を覆うように真っ白に咲き広がった枝の下で家族連れがお弁当を広げていました。スモモ畑に隣接するナシ園ではナシの花もたくさん咲いて、今の公園はどこを歩いても春の雰囲気に満ちています。

捕った

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公園の中を散歩していると、近くからコゲラが木を叩く音が聞こえてきました。ハンナについてくるように指示して音のする方へ向かい、音の主の姿を探していたところ、数羽のコゲラが目の前に立ち並ぶウメやソメイヨシノの枝にやって来て、あちこち飛び交いながら幹や枝をつつき始めました。そのうちの1羽をファインダーに捉えて追いかけていると、ウメの木にぶら下がるように逆さまにとまり、つついて開けた穴からシャクトリムシのような幼虫を引きずり出しました。木の中にいる虫をうまく見つけ出すものです。春になって繁殖期を迎え、野鳥たちは蛋白源になる餌の確保に忙しくなる季節です。

今年もシダレザクラが咲いた・・・

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公園の梅林へ入っていく別れ道に立つシダレザクラが、暖かい春の日を受けてたくさんの花を開きました。毎年このシダレサクラが咲くと、この公園を散歩することが習慣になっていたルナやララをこの木の前に座らせよく写真を撮ったものです。ハンナが我が家の家族になってからは、ハンナもララと並んで毎年このサクラを背景にして写真に収まっていました。しかし、3年前の夏にララが亡くなって以来、写真に収まるのはハンナだけとなり、それがこの春でもう3回目となってしまいました。今日も八分咲きほどになったシダレザクラは春風に揺れてあたりに華やかな雰囲気を漂わせていましたが、木の近くに立つとルナやララがこの木の周囲で嬉々とした駆け回って遊んでいた様子が思い出され、寂しさや懐かしさが入り混じった思いが湧き上がってきました。

オオタカだ!

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海辺を散歩していると、遠くの空からミサゴがやって来て頭上で大きな輪を何度も描きながら海中の魚を探し始めました。うまくすれば海中へ飛び込んで魚を獲る瞬間を撮影できるかもしれないと期待してミサゴの様子を見ていたところ、突然海面に落としていた視線を上に向け、上空を警戒し始めました。どうしたことかと私もミサゴの視線の方向を探ってみると、種類も判別できないはるかに高い空を1羽の猛禽がとんでいました。撮影してモニターで拡大して確認してみるとオオタカです。さすがに自然の中で生きる野鳥なので、獲物を探すことに神経を集中していても常に周囲の状況に気を配っています。オオタカは高い空を一直線に飛び去っていきましたが、残念ながらミサゴはオオタカを見て漁をする意欲を削がれてしまったのか、旋回をやめて沖へ向かって飛んで行ってしまいました。画像は、上空を気にするミサゴと、高い空を飛び去っていくオオタカです。

ナシの花が咲くよ~

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公園の中の果樹が植えられた一角では、ナシの木が何本も固まって植えられた周辺が、咲き始めた花や大きく膨らんで花弁の色を見せる蕾で白く明るい色に包まれています。咲き具合を見てみようと一昨日の散歩では果樹の間を歩くと、ナシの木にメジロ、シジュウカラ、ヤマガラが何羽も群がり、花の蜜を吸ったり蕾をついばみながらしきりに囀りを繰り返していました。暖かくなりいろいろな花の蜜が味わえる季節がやって来て、野鳥たちも嬉しそうです。写真は、ナシの木の下でカメラを構えている私の方を向いて、隣にあるスモモの枝にとまり、もうすぐナシの花が咲くよ、といっているような様子で何度も鳴きかけてきたヤマガラです。

暑くなった、もう帰ろう

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この頃はすっかり春らしくなって、日中の気温は20℃前後になることが多く、吹く風も暖かく感じられるようになりました。そのおかげで、散歩をすると少し歩いただけで汗ばむようになり、ハンナはすぐに長い舌を出して暑がるようになりました。私たちにとっては過ごし易くよい気候となりましたが、暑がりのハンナにとっては日向を歩くと暑くて仕方のない季節になってきました。10歳を過ぎ高齢犬の仲間入りをして、体力も徐々に弱ってくるであろうハンナなので、これから徐々に増してくる暑さが気がかりです。もう少ししたら、散歩をするのは日中ではなく早朝の涼しい時間帯に移していかなければならなくなります。写真は、散歩を終えるとさっさと車の前へ行き、早く家に帰ろう、と車の前で私を待っているハンナです。

ウメの花とヒヨドリ

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よい香りを漂わせ公園のあちこちを華やかに彩っていたウメもほとんどが花を散らした中で、ソメイヨシノが咲き始めようとするころになってようやく満開になった紅梅がありました。せっかくきれいに咲いたので、花に囲まれた野鳥を撮影しようとして何かやって来ないかと待っていたところ、鋭い鳴き声とともにヒヨドリがやって来て蜜を吸い始めました。期待していたシジュウカラやヤマガラなどではありませんでしたが、ウメの花と野鳥を一緒に取る機会も今シーズンはもうなかろうと考えて、レンズを向けてみました。このヒヨドリは動き回ることなく静かに蜜を吸っていたので、楽に撮影ができました。

明日には咲きそうだ

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春の日を浴びて、公園の遊歩道の脇に立ち並ぶソメイヨシノの蕾が膨らんできました。今日もハンナと歩きながら遊歩道に張り出した枝先を見ると、どの蕾ももう早く開きたくてたまらないといった様子でピンクの花弁の色を見せていました。暖かければ、明日には開花しそうな気配です。いろいろな果樹が植えられたコーナーではナシの花も開花を始めたものが出てきて、園内はウメ、アンズ、スモモ、ナシそれにシダレザクラやソメイヨシノ、さらにはヒメコブシやモクレンと、次々に春の花木の花が楽しめる季節になってきました。写真は、たくさんの花の蕾をつけた遊歩道脇のソメイヨシノの一枝です。