散歩はやめるよ

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いつもなら、私が車の鍵を持って玄関へ行くと喜んで一緒に出かけようとするハンナですが、この頃では連日続く暑さに散歩をする意欲をなくしているらしく、一旦は玄関から外へ出てもすぐに家の中へ引き返してしまいます。先日も夕方出かけようとすると、一緒に外へ出て車の近くまではやって来ましたが蒸し暑さに閉口したらしく、今日は散歩はやめるよ、といいたげな表情をして私を見ると、さっさと玄関へ戻って行きました。気温の低い早朝の散歩でも嫌がる日が多くなったので、日中はとても外出する気にはならないようです。写真は、ガレージまでは出てきたものの、外の蒸し暑さに驚き家の中に入りたくなった様子のハンナです。

耐え難い暑さです

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北関東ほどではないものの、このあたりでも連日猛暑日が続いています。先ほども車に乗り込もうとすると、日陰に止めておいたにもかかわらず、車の外気温計は39.5℃を示していました。6月からこの暑さでは、今年の夏は先が思いやられます。昨日と今日は、一日のうちで気温が一番下がる夜明けの時間帯にしているハンナの散歩も、あまりの蒸し暑さのため取りやめました。お昼前に窓の外を見ていると、家の前の道路を歩いているカラスは口を開けて呼吸し、調整池を飛び回っているオオヨシキリは、アシ原を飛び回るのではなく池の周囲に立ち並ぶシダレザクラの葉陰を選んで渡り歩き、大きな声で鳴いた後はやはり何度も口を開けて呼吸していました。野鳥たちにとっても、この暑さは耐え難いようです。写真は、大声で鳴いた後で大きな口を開けている、今年アシ原で生まれたオオヨシキリの若鳥です。

行っちゃった

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今日の夕方、息子がドイツに向かって旅立ちました。午後11時35分発の飛行機なので、今頃離陸して高度を上げている頃でしょう。ロシアの仕掛けた戦争のおかげで現在はシベリア上空が飛行できず、南回りドバイ経由でフランクフルトに向かうため飛行距離が伸び、ドバイでのトランジットのための待機時間も含めると、北回りの直行便と比べ相当時間がかかり大変です。明日には滞在先へ到着したと連絡があるでしょうが、いつもより疲れることでしょう。家の中では、暇さえあれば遊び相手になってくれていた息子の姿が消えて、小次郎が物足りない様子です。写真は、遊んでもらおうと息子の動きを目で追っている小次郎ですが、帰国する9月までは誰も息子ほど頻繁に遊んでやることはないので、暇を持て余すことが多くなりそうです。

夏は来ぬ

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先日ヒクイナの巣を見つけてたくさんの写真を撮ることができた土手で 昨日も草むらの中を親鳥が移動していました。生長してきたイネの間からは別の個体の鳴き声も聞こえていました。先日確認できた雛はそろそろ巣立ちする頃ですが、親子はまだこの周囲で活動しているようです。卯の花や楝の花はすっかり落ちてしまったものの、小さな谷をはさんだ雑木林の中からはホトトギスの声が聞こえ、夜になると小川近くでは少ないながらホタルが光るようになり、フィールドの中では文部省唱歌の「夏は来ぬ」で歌われる情景が広がっています。

何をしているんだろう?

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息子がまた3か月ほどドイツの大学へ客員研究員として行くので、いろいろな証明書の申請や買い物をするため出かけたり、病院へ健康診断を受けに行ったりと、この10日ほどは家の中が慌ただしい状態になっています。昨夜も荷物をスーツケースに詰めたり、航空券や渡航書類の確認をするなど夜遅くまで準備をしていると、小次郎とハンナも気ぜわしくゆっくり寝ていられないのか、息子や妻が部屋を出入りするたびに、落ち着かない様子で二人の動きを目で追っていました。昨年と一昨年もドイツでの研究予定が入っていたのに、新型コロナウイルス感染防止のための規制で渡独できませんでしたが、今年はようやく出かけることができます。もう何度も研究のため訪れている土地と大学なのでそれほど心配することはないものの、病気や怪我にだけは気を付け研究成果を上げて無事帰国することを願いながら、準備をする息子を小次郎やハンナと一緒に見ていました。

久し振り

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今朝の散歩では、いつもより少し遅い時間から歩き出したところ、昨年の夏に公園を散歩すると毎朝出会ってすっかり仲良くなった、トイプードルのノア君と出会いました。前回出会ったのは昨年の秋だったと記憶しているので、7、8か月ぶりになります。坂の上から歩いて来たノア君は、ハンナを見つけると急ぎ足で近寄って来て、鼻をくっつけあったり、ハンナの周りを飛び跳ねたりと大喜びをしてくれました。飼い主の女性と話してみると、毎日公園を歩いてはいたけれども、私たちよりも1時間ほど後の時間帯に散歩をしていたとのことでした。暑くなってきたこれからは散歩時間を早めるそうなので、昨年同様また度々出会って一緒に散歩ができそうです。

朝から暑い!

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天気予報どおりに、今日も朝から蒸し暑い日になりました。いつもより1時間ほど寝過ごしてしまったところ気温はもう26℃を超えようとしていて、ハンナを散歩に連れて行こうとして玄関を開けると、外は湿度の高い空気が漂い体感気温は30℃近くあるように感じました。私の後へついて玄関へ出てきたハンナは、少し顔を外へ出しただけで蒸し暑さに散歩へ出る意欲をなくしたらしく、さっさと一晩中エアコンを稼働させていたリビングルームへ引っ込んでしまいました。そこで今朝の散歩は中止することにして家の中へ入っていくと、ハンナと小次郎は、朝から暑いね、といいたげな表情でエアコンの涼しい風が下りてくるソファーに座り込んでいました。6月なのに今日はもう各地で梅雨明けし、猛暑日も続出するとの報道がありました。今年の夏は厳しい暑さがやってきそうです。

朝日を受けて

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遠くの森の梢の向こうから顔を出した朝日に照らされたクスの枯枝にコゲラがやって来て、いつものように幹や枝を忙しなく動きまわることなく、枝に腰を下ろすような格好をして羽繕いを始めました。日が昇る前に十分餌をとった後で、のんびりとくつろいでいたようです。最近はハンナが雑木林の中まで入って行きたがらないうえに、私も草はらや田など開けたフィールドでキジやセッカ、それにヒクイナばかりを追っていて、コゲラを近くで見るのは久しぶりだったので、撮影する角度はよくありませんでしたが、レンズを向けてみました。

今朝も蒸し暑い

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6月だというのに、毎日真夏のような暑さです。昨日は伊勢崎市では40.2℃と、6月としては初めて40℃を超える気温を観測したのを始め、北関東では軒並み39℃台の最高気温を記録したようです。このあたりでも32℃を超える蒸し暑い日になりました。この暑さのため、この頃では暑がりのハンナの散歩はとても日が出ている間はできず、日が昇る前か深夜ばかりになっています。今朝も日が昇り始める時間に公園に着くと、外気温はもう25℃を回ろうとして湿度もあったため、エアコンの効いた車内から外へ出たハンナは、こんな暑さの中を歩きたくないといった様子ですぐに座り込んでしまい、しばらく腰を上げようとせず、何度も促すとようやく重い腰を上げましたが、いつもの半分も歩かないうちに駐車場へ戻ってしまいました。今からこの気温では、ハンナでなくてもこれから本格的になる夏の暑さが思いやられます。

どこへ行ったかな

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今年の春あたりからハンナは公園や海辺へ連れて行っても歩きたがらないことがときどきあり、ときによっては車から降りることも嫌がることがあります。年を重ねて体力的にも気分的にも歩きたくないときが多くなってきたのかも知れません。そんなときは無理に歩かせるようなことはせず車の近くで自由に遊ばせ、わたしも遠くへは行かずにハンナの近くで野鳥を探しています。ただ、近くにはいても野鳥の居場所によって木陰や藪の中に入ってしまうことがあると、私を見失ったことに気づいたハンナは写真のように心配そうな様子で周囲を見回し私を探しています。そんなに心配なら私の後をついて歩けばよさそうなものですが、歩く意欲が湧かないときにはいくら呼んでも車のそばから動こうとしません。