一日中退屈だった

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休暇を利用して、今日は朝早くから、体が弱って寝たきりになった東京の義母の見舞いへ行ってきました。そのため、起床したときは気温が低めだったにもかかわらず、ハンナを朝の散歩に連れて行くことができませんでした。そればかりではなく、私が帰宅するまで家の中は小次郎とハンナだけで、遊んでくれる人は誰もいず、2匹は退屈しきっていたようです。夜9時近くになって帰宅すると、どちらもよほど寂しく退屈だったのでしょう、明かりのついていない真っ暗な部屋から飛び出してきて声を出して喜び、しばらくの間摺り寄って離れませんでした。妻はしばらく東京に残って看病の手伝いをしてくるので、休暇中は私と小次郎、ハンナの1人と2匹の生活になります。写真は、帰宅したことを喜び、私の周りから離れない2匹です。

同じ相手と二度立ち合った

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昨日から遅い夏の休暇を取ったので、早速いつもは仕事のため木曜日か金曜日にしか参加することができない稽古会へ顔を出してきました。すると、以前から二刀を遣いたいから教えてほしいと隣の市からやって来ている人の顔が見えました。この人は月曜日の稽古に参加することが多いようなので、滅多に顔を合わせることはありません。それでも以前に二刀を遣う前にもっと一刀で稽古を積んで気攻めや間合いの取り方を身に付けた方がよいとアドバイスしたことを覚えていたのか、昨夜はまず一刀での立ち合いを求められました。お互いが一刀を取っての立ち合い後に意見を聞かれたので、いろいろ気づいたことを話していると、今度は相二刀でも相手をしてほしいということになり、珍しく一晩に同じ相手と二度稽古することになりました。

あれは誰だったんだ?

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昨年の夏に古いエアコンが壊れたので交換した息子の部屋のエアコンが、1年も経たないうちに冷風を出さなくなりただの送風機になってしまいました。そこで修理を依頼したところ、今日が修理日と決まり午後から修理担当の人がやって来ました。息子の部屋へ案内するため一緒に二階へ上がって行くと、二階ホールのチェストで寝ていた小次郎は、私がやって来たとばかり思っていたのでしょう、初めて見る人に驚いて飛び起きました。一階へは来客を通しても二階へ上がって来るのは家族か本当に親しい身内だけなので、知らない顔を見て小次郎も肝を潰したようです。修理が終わり、担当者が玄関を出て行くと、あれはいったい誰だったんだ、と聞くような調子で鳴きかけてきました。

久し振りにヤマガラを撮った

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今朝は久しぶりにヤマガラ、シジュウカラ、コゲラの大きめの混群と出会いました。この頃は、収まる気配を見せない厳しい暑さと毎日のように降る雨のため公園や野山を散策することがほとんどなかったので、野鳥との出会いがなく撮影がなかなかできませんでした。ところが今朝は公園を歩くと、まだ暗くて撮影はできなかったものの、空を横切るミサゴやオオタカの姿を確認できたうえ、園内の散歩を終えて車に乗り込もうとしたところ、駐車場近くの林でヤマガラの声がしました。そこでハンナを車の中で待たせて林縁を歩いてみると、サクラやモミジ、クスなどの枝を3種の野鳥の混群が鳴きながら飛び交っていたので、何回もシャッターを切ってきました。写真は、久し振りに撮影したヤマガラです。

センニンソウ

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夜明け間近の雑木林の奥で、センニンソウの花がたくさん咲いていました。3年前の夏に同じ場所でこの花を見つけたときには、小さな灌木に細々と蔓を絡みつかせてところどころに花をつけているだけでしたが、昨年はその蔓が少し広がり花の数も多くなっていました。それが今年は、コナラの大木に登りつきその下に広がるヒサカキやマサキなどを覆うように広がって一面に白い花を咲かせ、まだあちこちの木陰に薄暗がりが残る中でこの花だけが浮き上がるように咲き広がっていました。ちょうど今が盛りのようですが、まだ一週間ほどは見ごろな状態が続きそうです。

涼しい朝だった

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今朝は夜明け前の気温が23℃と、久しぶりに涼しさを感じる朝になりました。散歩の用意をしていると、ハンナも10日ぶりの涼しさに出かける意欲満々で、さっさと玄関へ行き私が車のカギを持って出てくるのを待っていました。相変わらず厳しい暑さと雨のひが多かったためなかなか公園の散歩ができない日が続きましたが、今朝は涼しさのおかげで遊歩道だけでなく雑木林の中へも入って、ドングリなどの木の実の出来具合を観察したりキノコ探しをすることができました。久しぶりに雑木林の中を歩いたハンナも、ときどき写真のように私の姿を確認しながらいろいろなにおいを確かめるようにあちこちを歩き回り、早朝の散歩を楽しんでいました。

どうしたの?

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ハンナがソファーの上で横になっていたところ、部屋の中へ入って来た小次郎がソファーの肘掛けに飛び乗り、ハンナに向かって大きな声で鳴きかけました。その声に振り向いてみると、小次郎は何かを訴えるように今度は小さな声でハンナに向かって何度も鳴いていました。どうもいつものように場所を譲れと抗議しているのではない雰囲気です。ハンナはその声で目を開け、首を起こして小次郎の顔をじっと見ていました。その間も小次郎はハンナの顔に何度も頭を擦りつけ、つぶやくような声で鳴いていました。その様子は、私たち家族に甘えるときと同じようだったので、ハンナに甘えていたのかもしれません。一緒に暮らしいつもそばにいると、家族としての一体感の方が強くなり、ネコとイヌの違いは取り払われてしまうようです。写真は、どうしたの、と聞いているような様子で小次郎に顔を寄せるハンナです。

そんなに怒らなくても・・・

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叱られるとしょげかえって部屋の隅で大きな体を小さく縮めているハンナとは違い、小次郎は叱られても何も気にすることはなく、いつもマイペースで反省する様子は微塵も見せません。それでも強く叱られたり、私の機嫌がすぐになおらないと、少しだけ離れてじっと私の様子を観察し、しばらくの間はしおらしく静かに見ていることがあります。今日もいたずらをしたので叱ったところ、いつものようにすぐに私の機嫌を取りに来ましたが、それを無視していると写真のようにソファーの隅に座って、そんなに怒らなくてもいいのに、といいたそうな表情でじっと私の動きを見ていました。この後数分して声をかけてやると、待ってましたとばかりに大きな声で鳴きながら、叱られたことはすっかり忘れたような様子で擦り寄り膝に乗ってきました。なんとも陽気で、叱りがいのないネコです。

晩ご飯の後

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晩ご飯を食べた後、のんびりとくつろぐ小次郎とハンナです。ハンナは毎日私たちと一緒に食事をし、自分の餌をさっさと食べ終わった後は家族から声をかけられながら少しずつおすそ分けをもらうことを楽しみにしています。小次郎はテーブルや椅子に座り、会話をするようにみんなに声をかけながら家族の仲間に入っています。そして食事が終わると、2匹はお茶の時間になるまでのんびり横になったり毛づくろいをしています。この写真を撮ったときも、食事が終わり後片付けが始まると小次郎はソファーに飛び乗り毛づくろいを始め、ハンナも小次郎のそばへ行き横になり寛ぎ始め、どちらも満足そうな様子で食後のひと時を楽しんでいました。ペットたちも、食事をしながら会話をする家族の輪の中へ入ると楽しいのでしょう、いつも嬉しそうで満足しているように見えます。

虫の声

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先週あたりから、日が暮れるとあちこちの草の陰や溝の中から虫の声が聞こえてくるようになりました。特に庭木の多い旧宅の庭ではよく聞こえていますが、2、3日前からは夜になると現在住んでいる家の周囲からも聞こえてくるようになりました。今聞こえてくるのは、エンマコオロギの声が多いようです。暑さは相変わらず厳しいままで衰えを見せる様子を見せないのに、虫たちは日照時間の変化などに秋の訪れを敏感に感じ取って鳴き始めたのでしょう。今も窓の外からはエンマコオロギの声が聞こえてきます。虫の声に秋を感じたわけではないでしょうが、小次郎も外から聞こえる鳴き声に聞き耳を立てているようでした。