こんな耳になっちゃった

DSC_4740 - コピー.JPG
先週私たちが結婚式出席のため宮崎へ行くので留守番に来てくれて、10日余滞在していた妹が、昨日東京へ帰って行きました。妹が来ると必ずその膝を自分の席にして座っている小次郎ですが、数日前の夜のお茶の時間にいつものように頭や体を撫でられながら気分よく膝の上で喉を鳴らしていたところ、両方の耳を折って反転させられてしまいました。嫌がってすぐに頭を振って元に戻すだろうと思っていると、小次郎は一向に平気な様子でそのままじっと膝の上で動かずに体を撫でられていたので、カメラを向けてみました。写真は、こんな耳になっちゃった、といっているような表情でカメラのレンズを見ている小次郎です。

満開になった

DSC_5762.JPG
昨日に続いて、今日も暖かくよいお天気になりました。気温は18℃を超えて、すっかり春が来たようです。そのためウメの木が多いこの辺りでは、ウメの開花が進み、あちこちから馥郁とした香りが漂ってくるようになりました。梅まつりが開催されている公園の駐車場は、今日も入場できるのを待つ車が長い列を作っていたため、梅まつり会場から離れた駐車場へ車をとめて公園周辺を野鳥を探してハンナと一緒に歩いてきましたが、人出は公園の外まで及んでいて、人の気配や物音のためどこを見ても野鳥の数は少なく、見つけてもすぐに近づいてくる人に驚いて飛び立ってしまうため落ち着いて撮影できませんでした。そこで野鳥の代わりに満開になったウメの木々の中で遊ぶハンナを撮影してきました。

まるで綱引き

DSC_5420.JPG
フィールドの中の荒れ地でタゲリが6羽餌を探して歩き回っていたので、車をとめてその様子を観察していると、その中の1羽が立ち止まって地面をじっと見つめだしました。何か草の上を動く虫でも見つけたのかと思いながら観察していると、素早い動作で土の中からミミズを掴みだし、それを体全部を使って引っ張り始めました。ミミズは抵抗しているらしくなかなか出てこない様子で、まるで綱引きをするように体重を後ろにかけて渾身の力で引くとようやく20cmほどあるミミズが土の中から飛び出すように抜けて出て、その勢いにタゲリはふらついて後ろへ転びそうになりました。それにしても、地面の中にいるミミズをどうやって見つけるのか、狙いをつけて一度素早く嘴を地面に突き立てただけで見事につかみだした技には感心しました。

暖かい日になった

DSC_5586.JPG
昨日までの寒さが消え、今日は風もなくよく晴れて日中の気温が15℃を超える暖かな日になりました。そのおかげで公園は観梅の人出が多く駐車場はたくさんのバスや自動車で埋まり、入り口では自動車が列を作り渋滞していました。そのため、ハンナとの散歩は今日も梅林のある区域は避け、公園の奥にある森の中を歩いてきました。冬の間は冷たい風が枝を鳴らし寒々としていた森の中も、今日は暖かい日差しが木漏れ日となって揺れ、コートを着て歩いていると汗ばむほどの暖かさでした。毎年春になると森の中のあちこちで咲くタチツボスミレはまだ芽を出したばかりで小さな葉が見えているだけでしたが、林床を覆うコケは青さを増し、野鳥たちの声も賑やかになって春の訪れを告げているようでした。写真は、木漏れ日が明るい森の中で野鳥たちの動きを目で追っているハンナです。

日差しが気持ちいい

IMG_7235 - コピー.jpg
毎日冷たい風が吹く寒い日が続いていますが、日差しは日ごとに明るさを増してきました。晴れた日に北からの風が全く入ってこない南に向いたベランダでお昼前後の日差しを浴びていると、心地よい暖かさが感じられるようになってきました。そんな暖かさを小次郎も感じたらしく、この2日ばかりはベランダへ出てガーデンテーブルの上で座ったり横になって日差しの暖かさを楽しむようになりました。写真は、お昼前の日差しを体いっぱいに浴びて、春の足音でも感じているのか目をつむり気持ちよさそうな表情をしている昨日の小次郎です。

人が多いなぁ

DSC_5142.JPG
梅まつりが始まった公園は、たくさんの人出で賑わうようになりました。お天気のよい休日には駐車場は満車状態で、なかなか車をとめることができません。昨日は私が駐車するとすぐに満車状態になり、間一髪で園内に入場することができましたが、日曜日の今日は昨日以上の来場者があったらしく、遠い駐車場もほとんど満車になっていたので、公園を散歩することは諦めていつも野鳥観察をしているフィールドの中でハンナを歩かせてきました。これからひと月ほどは公園を散歩するには時間を考えて、観梅の客が来場する前に駐車場へ入らなければならない日が多くなりそうです。写真は、昨日の公園内の散歩中に土手の上からたくさんの人出を、人が多いなあ、とでも考えている様子で眺めているハンナです。

すぐ近くまでやって来た

DSC_5452.JPG
ハンナを公園で散歩させた後で、耕地が広がるフィールドへ向かい農道を走っていると、荒地の中で3羽のタゲリが餌を探していました。強い風が吹いていたので止めた車の中から観察したり撮影をしていたところ、2羽が徐々に近寄ってきて車からわずか数mのところまでやって来ました。人の姿が動いただけで遠くにいても飛び立ってしまう神経質なタゲリが、こんな近くまでやって来たのは初めてのことです。お天気もよく撮影するには絶好の条件でしたが、最接近したときにはいくら車の中にいても動くと驚いて逃げるだろうと考え、撮影するのはやめてじっと見ているだけにしました。それでも日の光に映える羽の色を十分堪能したり、10m以上離れたときにはたくさんの写真を撮ることができました。

ハイブリッド

DSC_4911.JPG
今シーズンのこの地方はカモの飛来が極端に少なく、どの水域へ行っても以前のような数のカモの仲間を目にすることができません。また数だけでなく種類も少なく、以前はよく見かけたオナガガモ、オカヨシガモ、コガモは全くといってよいほど確認できません。そんな飛来状況の中で、ヒドリガモは少ないながら海岸部へ行くとよく見かけることができ、多いときには数十羽で群れを作っている様子が確認できます。昨日も散歩に海辺へ行くと、30羽ほどのヒドリガモが波打ち際近くで流れ着くワカメを食べていたので1羽ずつ確認していったところ、中にアメリカヒドリとの交雑種と思われる目の後ろが緑色の個体が1羽見つかりました。昨シーズンはアメリカヒドリが2羽と交雑種が数羽確認できましたが、今シーズンはこれが初めて確認できた交雑種でした。

満足、満足!

IMG_6841.jpg
いつもそばにいて私から離れないハンナは、毎朝階下へ下りて行くとすぐに近くへ寄って来て、まず体を撫でろと要求し体を横たえたり仰向けに寝転がります。そして、ひとしきり体を撫でられて満足すると、今度は一緒に座ろうと前足を出してきます。ことに最近では床に投げ出した私の脚の間に座ることを好むようになり、脚を伸ばすとそれを枕にして体を私にぴったりと寄せ嬉しそうに座っています。昨日の朝も、朝ご飯を食べる前にまず一緒に座ろうと前足を出してきたので床に腰を下ろすと、満足そうな様子で脚の間で体を横たえ尾を振っていました。ちょうどスマートフォンを手にしていたので、セルフィー機能を使ってそんなハンナを撮影してみました。

獲物を見つけた!

DSC_6496.JPG
海の上を旋回していたミサゴが、ホバリングをしたと思うやすぐに急降下してきました。いつもはそのまま狙いをつけた獲物に一直線に向かい水中へ飛び込むのですが、途中で水面すれすれの水平飛行に移り、翼を調節して減速しながら前へ足を突き出して水中へ飛び込みました。ボラが水面のあちこちでたくさん跳ねていたので、跳ね上がろうとして水面に上がってきたボラを狙ったのかもしれません。ミサゴは一旦水中へ沈んだ後浮かび上がると、30cmほどのボラを足に掴んで空中へ舞い上がりました。この海辺ではミサゴが漁をするところはよく見ることができますが、水面近くを水面と平行に飛んで獲物を捕ることは少ないので、いい機会に遭遇することができました。