クマゼミの声

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10日ほど前から、毎朝たくさんのセミが庭の木で鳴くようになりました。庭に出てみるとハナミズキやシマトネリコ、シラカシなどの木それぞれに20匹から30匹ほどのクマゼミがとまり騒々しく鳴きたてているため、その下では話も聞き取れないほどの音量です。今年はセミが鳴き始めたのも例年より早かったうえに、現在庭で見かけるセミはほとんどがクマゼミです。これまではアブラゼミが7月20日前後に鳴き出してからしばらくしてクマゼミの声を聞いていました。7月下旬から8月の初めにかけてはアブラゼミが圧倒的に多かったのに、それが昨年あたりからアブラゼミの数が極端に少なくなり、今年はアブラゼミを見たのはまだ1度だけです。これも温暖化などの気候変動、あるいは周囲の環境が都市化してきた等の影響でしょうか。気になるところです。

ウナギの匂いだ

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昨日は土用の丑の日でした。この日には、父母が健在のころから妹が毎年ウナギを届けてくれていましたが、父母が亡くなってもう13年が経つ今も、必ず丑の日には届けてくれます。昨夜もメールで少しだけれど届けると連絡があり、私と妻が食べる分を届けてくれました。今年はいつものような蒲焼ではなく、ウナギ寿司でした。受け取った包みを台所へ持ち込んで開いていると、ハンナはすぐにウナギのいい匂いを感じ取ったらしく、写真のような嬉しそうな表情をして自分も相伴しようと私の手元を見て尾を振っていました。

こんなところで寝なくても・・・

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二階へ上がって行くと、階段降り口の床で小次郎がぐっすりと熟睡していました。暑さが厳しくなってからは、夜に眠るときはハンナと同じ涼しい部屋で一晩中休んでいる小次郎ですが、昼寝をするときには気ままな性格らしくそのときに応じていろいろな場所で横になっています。それが、この頃よりによって家の中で一番暑い二階の階段降り口でよく昼寝をするようになりました。エアコンを四六時中効かせている一階は、どこへ行っても涼しいのだからわざわざ蒸し暑いところへきて寝なくてもよさそうなものだと、見つけると階下へ連れてくるのですが、いつの間にかここへきて横になっています。確かに階段は風が通るとはいうものの、およそエアコンの効いた中にいるような快適さはありません。小次郎も高齢になってきているので、暑さに体調を崩さないかと心配しながら毎日様子を見ています。

セッカも暑さを避けているようです

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放置されている耕地が広がる道を走っていると、目の前をセッカが飛びました。鳴き声からすると近くに降りてきそうな雰囲気だったので、車をとめてしばらく待っていたところ、すぐ近くの立ち枯れた草の一本にとまりました。一時はこの辺りの野原や耕作地から姿を消したように見られたセッカですが、最近またよく姿が見られるようになってきました。ただ、さすがに最高気温が35℃を超える日が続くようになった最近では、暑さに閉口しているのか、日中の日差しが高い間はほとんど姿を見ることはできず、声も聞こえてきません。おそらく草陰で強い日差しを避けているのでしょう。この写真も、日が傾いてきた夕方に撮影しました。

夏祭り

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町内会の夏祭りに参加してきました。例年は帰宅時間が遅いため午後9時前には終わってしまう祭りには足を運ぶことができませんが、今年はたまたま早く帰宅できたので、ハンナを連れて出かけてきました。まだ昼の暑さは残っていたのでハンナは外へ出ることを嫌がるかと思いましたが、玄関を開けて呼ぶと嬉しそうに走り出てきたため久し振りに外出させました。最近は厳しい暑さのため散歩ができず家の中ばかりで、ストレスも溜まっていたのでしょう。会場は家から徒歩数分の距離にある小学校なので、暑がればすぐに帰宅すればよいと考えて出かけたのですが、祭りの会場はたくさんの人出でいつもの散歩と雰囲気が違っていてハンナも興味があったらしく、会場の入口へ行くと自分から場内へ入っていき、途中でイヌ好きの人たちから何度も声をかけられたり体を撫でられたこともあって、大変な人ごみの中でも楽しそうに人の間をぬって歩き回っていました。盆踊り中の場内は歩くのも大変なほど人で埋まっていましたが、踊りが休憩時間に入って人の輪が疎らになったので、ハンナが初めて夏祭りに参加した記念に櫓を背景に写真を撮ってみました。

今日も暑そうだね

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昨夜の予報では、今日も夜明けから気温は27℃と高く湿度も高そうだったため、ハンナの朝の散歩は取りやめ7時近くに起きて階下へ行くと、ハンナも散歩へ行くつもりは全くないらしく、ぐっすりと眠っていました。それでも外の様子は気になるのか、私がカーテンを開けるとその音に気づいてムックリと起き上がり、私を見ると尾をちぎれるほど振って喜んだあと、窓の近くへ行ってしばらくじっと窓の外を見ていました。しかし、やはり照りつける強い日差しを見て家の外へ出る意欲は失せたらしくその場へ座り込み、今日も暑そうだね、といっているような様子で私の顔を見ていました。予報では最高気温は35℃を超えそうだといっているので、夜の散歩もできない可能性が高そうです。

今夏も現れたけれど・・・

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昨年の夏、旧宅の玄関に毎晩のように姿を見せていた2匹のヤモリが、今年も6月ころから毎晩玄関の明かり周辺で見られるようになっていました。どちらも体長15cmを超える大きなヤモリです。姿を見るたびに声をかけていたところ、私に慣れたわけではないでしょうが、背中に斑の模様がはっきり表れた個体の方は近くに寄って行っても逃げなくなったので、私も玄関を出入りするたびにその姿を探すようになっていました。それが、この10日ほど一度も姿を現しません。ちょうど暑さが厳しくなった頃からなので、さすがに夏に活動が活発になるヤモリも暑さに参っているのか、それとも外敵に捕食されてしまったのか、いずれにしても毎晩挨拶していたヤモリが見られないので気にかかっています。

念入りに手入れ中

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リビングルームへ入っていくと、小次郎が椅子の上で念入りに毛繕いをしていました。初めのうちは顔を丁寧に拭っていたので、餌を食べて来た直後だったのでしょう。その後、胸や背中を丁寧に舐めて徐々に手入れが尾の方へ移り、最後に前足の裏を丁寧に舐め始めました。小次郎に限らず我が家にいたネコたちは、長い間野良ネコだったクロを除いて何れも家の外へ出たことがないため土の上を歩いたり走った経験はなく、堅いところといえば滑らかな床の上くらいしか歩いたことがありませんでした。そのため足の裏の皮膚は薄くて柔らかく、おまけに擦り切れることがないため指の間からはたくさんの毛が生えていました。そんなネコたちと同様足裏に長い毛が生えている小次郎は、その毛が気になるのか肉球を舐めながら一所懸命その毛を引っ張っていました。ネコの毛繕いは、いつ見てものんびりとした平和な雰囲気が漂っていて癒されます。

猛暑が続きます

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連日猛暑日を記録する地方が続出し、暑さに対する警報や熱中症アラートが頻繁に出されています。この地方でも真夏日や猛暑日が連続し、夜になっても寝苦しい日が続いています。そこで暑さに弱いハンナのために一日中エアコンを23℃に設定して稼働させていますが、それでもハンナは少し動くと舌を出して暑そうにしています。夜明け前でも外気温は27℃もあるので、湿度が高い日などはハンナは玄関を出ても外気に当たったとたんに家の中へ戻ってきてしまうため、散歩へ連れ出す機会を見つけることに苦労しています。写真は、今月初め頃の早朝に公園奥の池の端を散歩したときのものですが、最近では公園へ連れていっても長い距離や坂道を歩くことを嫌がるため入り口近くを歩かせるばかりなので、もう半月ほどこの道を歩いていません。早く暑さが和らいで、ハンナが公園の奥まで散歩の足を伸ばせるようになってほしいと願っているこの頃です。 

夏休み

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7月も下旬に入り、このあたりの小中学校は夏休みに入りました。私が小学生の頃は、夏休みに入ると虫取りをしたり友達と海や川、プールへ出かけたりして、とにかく家の外で遊ぶことが多く、街のあちこちで集まって遊ぶ子供たちの姿が見られ賑やかな歓声が聞かれたものでした。それがこの頃では、夏休みに入った町内を日中歩いていても子供の姿はまず見かけることがありません。これだけ子供たちの姿や声がないと、明るい夏の日差しの中でも街が寂しく見えます。写真は、たまたま家の前の道を数人の小学生が賑やかに通り過ぎる声を聞いて起き上がり、耳をすませる小次郎です。子供たちの賑やかな声が聞こえることは稀なので、私も窓からのぞいてみました。