今日もいいお天気だ

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11月最後の日の今日も気温は多少低めながらよく晴れて、一日中青空が広がる気持ちのよいお天気になりました。暑さが遠のいてからは、こんなお天気がいい日には小次郎は必ずベランダへ出たがり、ガラス戸が締まっていると開けて欲しいと呼びに来ます。お昼前から日が傾く頃までのベランダの日だまりは、日差しに温められ気持ちがよいのでしょう。もう少し気温が下がってくると、ベランダへ出ても長居することはせずすぐに部屋の中へ入ってきますが、今はお昼前後の日だまりの中で思い切り体を伸ばして居眠りをすることが日課のようになっています。写真は、昼下がりの日差しを浴びて気持ちよさそうに目を細めている今日の小次郎です。

落ち葉の絨毯

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夏の初めヤブカが出てくる前に訪れて以来、久しぶりに公園の奥に広がる森の中を歩いてきました。今の森の中は、エノキ、ケヤキ、コナラ、モミジ、カクレミノなどの落葉樹が落とした葉が地面を覆い、その中にいろいろなドングリやクスの実、クロガネモチの実が撒き散らされ、まるで色とりどりの糸で織った絨毯の上を歩ているようです。人の気配のない森の中は野鳥の声と木々の枝葉が風にそよぐ音が聞こえるだけで静まり返り、足を進めるたびに枯葉の乾いた音が足元から聞こえてきました。これから10日ほどの間、この辺りの森や林は紅葉の最盛期を迎え鮮やかな色に染まった木々の葉で彩られます。写真は、色とりどりの落ち葉を踏んで楽しそうに森の中を歩くハンナです。

お腹がすいたよ~

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これからやって来る冬に備えて栄養をつけようとしているのか、この頃の小次郎はよくお腹を減らして食事の請求をしてきます。今年に入ってから食事にマグロのレトルトパウチをかけてやるようになって以来、今までより食欲が出てはいたのですが、秋になってからは特にお腹がすくのか、朝も私たちが起きる前から朝ご飯の請求に来たり、食事時間が少し遅くなると大きな声で早く食べたいと要求してきます。これまでマリーがいるときには、食事の要求はいつも先輩ネコのマリーがしていて小次郎は食べるだけでしたが、マリーが亡くなってしまったので、自分で請求することを覚えたようです。今朝も先にハンナの食事を与えていたところ、小次郎は写真のように私に向かって真剣な表情で、お腹がすいたよ、と何度も大声を出して鳴き叫んでいました。

人もイヌも増えた

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お昼過ぎの気温でも15℃から18℃くらいになったこの頃では、暑さが厳しかった夏のころとと比べて公園を散歩する人やイヌが増え、お天気のよい日には朝から夕方まで一日中見かけるようになりました。今日もお昼過ぎに園内を散歩していると、手を大きく振って歩いたりウオーキングステッキを両手に持って歩く人、あちこちを見ながらのんびりと歩く人などそれぞれにあった歩き方をしているたくさんの人達に交じって、十数匹のイヌとも出会いました。暑くも寒くもなく、人もイヌも散歩には今が一番いい季節なのかもしれません。それにしても最近は広い公園の中でも大型犬を連れている人を見ることは稀で、今日出会ったイヌもすべて小型犬ばかりでした。写真は、遠くで騒いでいるイヌたちを見ているハンナです。

カンムリカイツブリも到着

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例年は早ければ10月上旬に、遅くても下旬になれば公園の池に飛来するカンムリカイツブリが、今年は11月も終わろうとするころになってようやく姿を見せました。公園から10kmほど離れた海辺では11月初旬に3羽が海上に浮いているのを確認していたものの、公園の池では10月下旬にマガモやキンクロハジロが到着しても全く姿を見ることができませんでした。それが昨日池の端を歩いていたところ、遠く離れてはいましたが広い水面のあちこちに点在している、合わせて5羽の個体を確認することができました。昨日は、遠く離れた岸にかぶさるコナラの木陰にオシドリも6羽ほどやって来ていました。あとは、オオバンと毎年12月になると姿を見せるミコアイサがやって来ると、この池の水面に浮かぶ冬鳥の常連が揃います。

カエルが落ちてきた

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公園の池に沿った遊歩道を歩いていると、頭上に覆いかぶさった木の枝から何かが落ちて肩に当たったあと地面に転がりました。ウバメガシやアラカシの木が立ち並んでいるので、てっきりドングリが落ちてきたと思いながら地面に転がったものを見たところ、緑色のカエルでした。この辺りで木に登る緑色のカエルは、モリアオガエルかアマガエルがいますが、以前車でこの近くの頭上に大きな木々が覆うように枝を張った道路を走っていたところ、窓ガラスにモリアオガエルが落ちてきたことがありました。そのため、今回もモリアオガエルだろうと考えてつまみ上げてみると、アマガエルでした。アマガエルは、地面に下ろすとゆっくりとした動作で動き出し、1枚写真を撮っておこうと向けたレンズをにらむように見たあと、枯葉の間へ姿を消していきました。そろそろカエルたちも冬眠の準備に入るころになってきました。

カワアイサとホシハジロ

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公園の池で仲良く水面を移動している、カワアイサの雌とホシハジロの雌です。初めてこの池にやって来たカワアイサは、マガモやホシハジロの群れの中に入って一緒に行動している様子ですが、マガモなどとは違い春が来るまでこの池で見られる可能性は低いと考えられるので、池にとどまっている間に出来るだけたくさんの写真を撮影したいと考え、公園を訪れるたびに広い水面を探しています。毎年飛来するようになったミコアイサに続いて今年はカワアイサも確認でき、日本に生息する3種類のアイサのうち淡水にやってくる2種類、ミコアイサとカワアイサの両者ががこの池で確認できました。できればミコアイサのように雄雌揃って毎年やって来て欲しいものです。

木々の葉が色づいてきた

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夜間の気温が毎日10℃を下回るようになり、冷え込みを感じる日が多くなってきました。それに伴って、このあたりでもようやく葉の色を変え始めた木々が目立つようになってきました。10日ほど前までは、きれいな色に葉を染めたのはハゼノキくらいでしたが、先週になって少しずつモミジやナンキンハゼが紅葉を始めました。ただ今年は夏の暑さが厳しかったうえにその暑さが長く続いたためか、多くの木の葉に鮮やかさがなく、すでに茶色になってしまったものも数多く見られます。すでにほとんどの葉を落としてしまったケヤキやエノキも、例年のような鮮やかな黄色には変わりませんでした。これから色を変えるモミジやコナラなども、鮮やかに色を変えることは期待できないようです。写真は、色づき始めた公園のモミジを背景にしたハンナです。

これは何だ

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昨日訪れた隣の市にある公園には、ポニーやヤギ、ウサギ、家禽など小さな動物を集めた小規模な動物園が併設されています。そこへ初めてハンナを連れて行ってやったところ、ハンナはポニー舎の前へ来ると足を止めてじっとポニーが飼料を食べている様子を見ていたあと、ゆっくりと仕切りのフェンスまで近寄っていき、これは何だ、と考えているような様子で長い間じっとポニーを見ていました。以前に木曽馬牧場へ連れて行った折には、馬を見ているはずですが、そのときには牧場にいた自分と同じバーニーズマウンテンドッグにばかり気を取られていたので、馬のことはすっかり忘れていたのかもしれません。フェンスの向こうからはポニーも、一体お前は誰だ、といっているような様子でじっとハンナを見ていたのでその様子を撮影してきました。

月と木星

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昨夜は月と木星が角度にして3度ほどの近くまで接近しました。宵の空はよく晴れて、仕事をしている建物の窓から月の出とともに月と並んで東の空に昇ってきた木星を認めたので、午後7時過ぎに帰宅するとすぐにベランダに出て300mmの望遠レンズをカメラに取り付け撮影してみました。月齢12を回った月なので、暗い木星を撮そうとするとどうしても月が露出オーバーになってしまいましたが、東の空高く昇り始めた二つの天体が並んだ様子は撮影できました。これからは、空気が澄んで夜空がきれいに見える日が多くなり、天体観測にはいい季節になってきます。