散歩へ行こうとしたら・・・

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昨日はよく晴れて暖かく穏やかなお天気でしたが、今朝起きると空には厚い雲が垂れ込め、今にも雨が振りそうな空模様になっていました。そこでいつもより早く午前中にハンナを散歩に連れていこうと考えて、車をガレージから出そうとしていると雨粒が落ちてきました。お天気ガイドを見たところ、これから雨雲が連続してやってきて一日雨になりそうだということだったため、せっかく用意した散歩の用意を持って家の中へ戻りました。しばらくすると予報どおりに雨は本降りになったので、結局ハンナは散歩へ行くことはできませんでした。写真は、昨日行った海浜公園の広い芝生の上で暖かい日差しを浴び、近くを歩き回るタヒバリやハクセキレイを見ていたハンナです。明日はまた、こんなよいお天気の空の下で散歩をしたいものです。

ウバメガシの林で

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よく晴れて暖かくなり、風もなく穏やかなお天気になったので、海辺を歩いても寒くはなかろうと考え、今日の散歩は海浜公園へ行ってきました。案の定、公園の駐車場へ着くと海辺は風もなく日差しの中を歩いているとコートもいらないくらいで、しばらく歩いているとハンナも暑そうな様子になったので、林の中に入り木陰をたどって歩いてきました。ここは人工島に造られた公園で、林を構成しているウバメガシ、クロマツ、ハリエンジュ、センダンなどの木々もすべて植栽されたものながら、年月が経過して今では立派な林を形作り、野鳥たちの楽園なっています。今日もそんな林の中を、野鳥の姿を探したり四方から聞こえてくる鳴き声を楽しんで歩いてきました。写真は、木漏れ日が差し込むウバメガシの林の中を歩くハンナです。

ここにもミコアイサがいた

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散歩の帰りに寄り道をして、普段は人が近寄ることが稀な農業用の溜め池へ立ち寄ってみたところ、水面に張り出した木の枝の陰で、マガモの群れに交じってミコアイサが羽を休めていました。雄3羽、雌4羽の群れです。今年この辺りにやって来たミコアイサたちは、大きな群れをつくらず10羽前後であちこちの池に分散しているようです。ちょうど岸とそこに茂る木々の枝が北風を遮るように張り出しているので波も静かで外敵からも襲われにくく安心しているのでしょう。マガモもミコアイサもほとんどの個体が羽に頭をうずめて目を閉じて波に揺られていました。写真は、1羽だけ目を覚まし水面をしきりに移動していた雄です。

モズがやって来た

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公園のサザンカの大きな木が立ち並ぶ一角で、きれいに咲いている花や蜜を吸いに訪れているたくさんのメジロを見ていたところ、何か野鳥の陰が視界を横切ったと思ったとたんにメジロたちが一斉に飛び立っていきました。何に驚いたのかと枝や葉の間を探してみると、写真のように一羽のモズが枝にとまっていました。メジロたちは、襲われると思い逃げたようです。最近この周辺でモズの姿を見ることはなかったので、カメラのレンズを向けてみました。このモズは地上で獲物を見つけたらしく、何かは分かりませんでしたがサザンカの枝と地上を何度も行き来しながら、枯葉や落ちたサザンカの花びらの下からつまみだしたものをついばんでいました。

ジョウビタキの雄だった

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公園の池の岸に生えた潅木の茂みの枝や葉の一部が、風の動きとは違う動きをして揺れていました。おそらく野鳥がいるのだろうと考えて探してみても、アオツヅラフジやヘクソカズラなどの蔓草が巻き付き視界を遮っていてなかなか確認することができません。水際近くへ行くことができれば確認しやすそうなのですが、柵があり岸へ降りていくことはできないため、根気よく柵の手前から木々の間を探していたところ、ちょうど枯葉や蔓が少なく向こう側が見通せるところへ野鳥がとまりました。カメラのレンズ越しに確認するとお腹のオレンジ色が鮮やかに見え、ジョウビタキの雄でした。この冬の公園ではジョウビタキの雌はよく見かけるものの雄はほとんど見ていないので、小枝や蔓が邪魔をしていましたが飛び立つ前に急いでピントを合わせシャッターを切りました。

あそこにいるよ

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この頃暖かい日には、開花が始まった梅林の中ではシジュウカラ、コゲラ、ヤマガラ、ツグミ、ジョウビタキなどの野鳥が枝の間を飛び交う姿をよく見かけます。そのため、散歩中に時間があって野鳥がやってきそうな雰囲気のときには、よく立ち並ぶウメの木の間に座り込んで野鳥を待っていることがあります。そんなときには、ハンナは私の横に座ったり近くを歩き回っていますが、野鳥がやってきたことに気づくと、野鳥のいる方向と私を見比べ、あそこにいるよ、と知らせるような様子で動きをとめて待っています。写真は、そんなときのハンナで、このときは近くにやって来て枝と地上を往復するジョウビタキを見つめ、私に知らせてくれました。ハンナといっしょのバードウオッチングは、一人でするときとは違った楽しさがあります。

無視されたんだ

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小次郎は、よく話をするような調子で鳴きかけてきます。何かの要求をするときはもちろんですが、鳴き声に返事を返してやるとまるで会話を楽しんでいるようにいつまでも顔を見て鳴きかけてきます。昨夜も私がリビングルームの椅子に座って書類を読んでいると、早速テーブルに飛び乗って私の前に座り顔を見つめ大きな声で鳴きかけてきました。しかし、まだ読まなければならない部分があったので小次郎の相手をしている訳にはいかず無視していると、諦めたのか床へ飛び降りていきましたが、すぐに背後でぐずるような声が聞こえてきました。振り返ってみたところ、小次郎はハンナの鼻先へ顔をこすりつけながら、無視されたことを訴えているのか、それとも退屈だから遊ぼうと誘っているのか、話をするような様子で声を出しながらしばらくハンナに擦り寄り、ハンナも小次郎のいっていることを聞いてやっているような平和な情景が目に入ってきました。

暖かさが戻ってきた

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3日前の雪をもたらした強い寒さが徐々に緩んで、今日はお昼過ぎの気温が10℃を越えました。風はまだ冷たいものの、北風の当たらない日向にいれば暖かさが感じられるようになりました。そんな暖かさに誘わっるように、公園の梅林ではウメの開花が進み、早咲きの紅梅の中にはもう5分咲きから6分咲きになったものも見られるようになりました。仕事を終えてお昼過ぎに帰宅後、午後の日差しが降り注ぐ公園の中を散歩したところ、ウメの開花を楽しみに待っている人たちなのでしょう、雪の日とは打って変わって梅林の中にはあちこちでウメの枝を見上げている人の姿が認められました。私とハンナも、今日の散歩は梅林のウメの木の間を縫うようにして開花を確かめながら歩いてきました。

散歩じゃないの?

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今日は土曜日でも朝から仕事があったので、いつもより早めに起きて小次郎とハンナに朝ご飯をを食べさせてから外出する用意をしていると、ハンナがそわそわし始め、コートを着込んだ私を見ると散歩に行くのではないかと写真のような期待した表情になり、尾を振りだしました。しかし、買い物ならまだしも仕事に連れて行くわけにはいかないので家で待っているようにいうと、散歩じゃないのかとがっかりした様子でその場に伏せ、振っていた尾も動かさなくなり、部屋を出ていく私を上目遣いで見送っていました。本当に、言葉やその場の状況をよく理解するイヌです。

カワラヒワの諍い

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散歩を終えて駐車場へ戻ってくると、頭上からカワラヒワの声が聞こえてきました。見上げたところ、青空を背景にそびえ立っているケヤキの梢に数羽のカワラヒワがとまり鳴いていました。ハンナを車に乗せて待たせ、カワラヒワを撮影してみようとケヤキの周辺を歩いていると、突然1羽が他の1羽を攻撃し始めました。様子を見ていたところ、攻撃を受けたカワラヒワが枝から離れて空中へ飛び立つと、攻撃を仕掛けた方は激しい勢いで追いかけ、近くの木々の枝の間を抜けて逃げようとすると大きな声で威嚇しながらさらに執拗に攻撃を加えていました。何があったのかは分かりませんが、のんびり鳴いているように見えても群れの中ではいろいろ大変なこともあるようです。