何があったんだろうね

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昨日は夕方5時過ぎに救急車と消防車のサイレンの音がして、隣の町内ではあるけれど我が家から3軒目にあるすぐ近くのお宅の前にとまりました。どなたか急病にでもなったのかと思いながら救急隊員が家の中へ駆け込んで行く様子を見ていると、さらにパトカーが2台やってきて警察官も同じ家の中へ走って入って行きました。救急車はしばらくするとサイレンも鳴らさずに静かに帰って行きましたがパトカーは残り、そのあとへさらに警察車両がやってきたりして、慌ただしい様子が夜遅くまで続いていました。様子からすると、何かよくないことが起こったようです。今朝もまだ人の出入りがあるらしく、小次郎もハンナもリビングルームの窓から見えるいつもとは違ったそのお宅の様子を、度々目を凝らして見ていました。

寒がりと暑がり

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外気温が25℃を超える日が多くなり、真夏日になる日も出てきたこの頃では、ハンナのためにリビングルームのエアコンを一日中フル稼働させるようになりました。ハンナは18℃から20℃になると少し動いただけで暑がって舌を出し始めますが、エアコンの設定温度は省エネの観点からそこまで下げるわけにいかず、22℃から24℃の間で選択しています。それでも喜んで飛び跳ねたりするとすぐに暑くなって舌が出てきます。しかし、エアコンの風が直接下りてくるソファーの上で休むことが多い小次郎にとっては寒いらしく、ネコ用の毛布をかけてやると気持ちよさそうに丸まって眠っています。快適と感じる気温に大きな差があると、室温管理もなかなか難しいものがあります。写真は、エアコンの風が直接下りてくるところで、まるで冬のように毛布を被っている小次郎と、暑そうに舌を出しているハンナです。

メルとクロ

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クロの画像がいろいろ出てきたので、もう一枚掲載してみました。これは、2004年の1月8日に先住ネコのメルと仲良くソファーでくつろいでいたときのものです。子ネコのときからではなく成長してから一緒に暮らすようになったのに、この2匹は相性がよかったらしく初めからいつも寄り添っていました。どちらもリビングルームに置いたソファーと二階の寝室のベッドが大好きで、いつもそれらの上で並んで座っていましたが、特に寒いときには一日中仲良くくっつきあって丸くなっていました。その様子はなんとも微笑ましく心和む光景で、思い出すと今でも自然と笑みがこぼれてきます。

匂いが違うぞ・・・

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ハンナに食べさせるドッグフードがなくなったことに気づいたのが遅く、いつも購入している店が閉店してしまっていたため、夜遅くまで開いているスーパーマーケットへ行き探したところ、目的とするドッグフードはありませんでした。そこで、棚に並んでいる中で添加物や着色料が使用されていなくて体には一番よさそうなものを購入してきました。翌朝それを与えたところ、ハンナは気に入ったらしくおいしそうに食べ始めました。すると、それを見ていた小次郎は、匂いが違うことに気づいたのか、写真のように興味がありそうな様子で鼻を動かしながらハンナの横へやって来て、食器に顔を入れ食べようとしました。食べているものを私が口から取り出しても怒ることなくされるままになっているハンナですが、小次郎が取れば怒るかもしれないと心配し、急いで小次郎を食器から放そうとすると、すばしっこい小次郎はもう一粒咥えていました。それでもハンナは唸るわけでもなく、小次郎を一瞥しただけで黙々と食べていました。なんとも穏やかなイヌです。

サラとクロ

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一昨日、ネコのクロについての記事を記述するについて昔の写真を探していたところ、2003年から2006年にかけてのたくさんのクロの画像が出てきました。そのうちの1枚が、2003年の8月5日の午後にエアコンのよく効いた二階の寝室で、このブログの名称の片方になっているアメリカンコッカースパニエルのサラと一緒に昼寝をしていた様子を撮影したこの画像です。当時は、サラもネコのメルやクロも頻繁に二階へ上がってきて、夜などは全員が私たちと同じ部屋で眠っていました。この年の初夏に家族となったばかりのクロも、何年も一緒に暮らしてきたメル同様全くサラを警戒する様子も見せずに、よく写真のようにくっついて眠っている姿を見せ、私たちの心を和ませていました。以後我が家の家族になる、ルナも小次郎、パフィー、ララ、ハンナもまだいない頃の懐かしい画像です。

ヤマモモの実が落ちる季節

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公園の中を散歩していると、幹が一抱えもある大きなヤマモモの木の下に足の踏み場もないほどたくさんの真っ赤に熟れた実が落ち、熟したり発酵した香りが辺り一帯に漂っていました。これだけの量があると、たくさんのジャムやヤマモモ酒を作ることができるのに、落ちたまま腐らせてしまうのはもったいないことです。最近では口にすることが少なくなりましたが、私が子供のころはこの季節にヤマモモが熟してくると、木に登ったり枝を長い竿で叩いて落とし食べたものです。しかし、話を聞いているとこの頃では、この実を食べることも知らない子供たちが多いようです。ヤマモモの実は傷むのが早いので、慣れないと食べられるものとそうでないものを見分けることが難しく、下手に口にしない方が安全かもしれませんが、このこと一つをとっても、子供たちが自然に親しむことが減ったのは残念なことです。

どこかへ行っちゃった・・・

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散歩中に近くで野鳥の声がしたので、その場で待つようにいって遊歩道から外れ林の中へ入って行ったところ、大きな木の陰に隠れて見えなくなってしまった私を探しているハンナです。こんなときハンナは私が戻るまで指示した場所で待っていますが、亡くなったルナやララは、あまりに待ち時間が長くなると散歩バッグを置いた場所へ移動したり、ときには車まで戻っていました。おそらくそこで待っていれば必ず私が戻ってくると思っていたのでしょう。イヌにそんな知恵があるなどということは当初は疑問に思っていましたが、フィールドへ連れて行ったときに何度もそんなことがあったので、今ではルナもララも考えた上での行動だったのだろうと思っています。ただ、ハンナはまだ一度もそういった行動をとったことはなく、いつも指示した場所で待っています。遠くから木陰に隠れてこの写真を撮ったときも、ハンナはあちこちを見回しながら指示した場所を離れず私が戻ってくるのを待っていて、姿を見つけると安心したような表情で尾を振っていました。

ララが最後に遊んだ広場

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いつもハンナを散歩させるときには、歩けなくなることを防ぐため無理のない程度に足腰に負荷がかかる程度の勾配のある遊歩道を選んで歩かせていますが、今朝の散歩では、歩き始めたときから勾配のある道を歩くことを嫌がったため、公園管理事務所周辺の芝生の上ばかりを歩いてきました。写真はその途中で撮った写真です。ここは2019年の8月に亡くなったララが、体力がなくなってきてもハンナが散歩に出かけると知ると一緒についてきたがったので連れてきて遊ばせた広場で、ララが最後に散歩をした場所です。7月に入ると歩くことも難しい日が多くなりましたが、ちょうど今頃までは毎日ここへ連れてきていました。当時もシロツメクサやアガパンサスが咲いていて、ララはその中でハンナと遊び、疲れてくるとハンナが駆け回る様子をベンチに座って見ていました。この広場へ来るといつも当時のララの様子や表情を思い出しますが、特にシロツメクサが咲き、周りではアガパンサスやアジサイが咲くこの時期に訪れると、ありありとそのときの様子が目に浮かび、今でもベンチに座って私やハンナを見ているような気がしてきます。

元気だった頃のクロ

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昨日が祥月命日だったクロが元気だった頃、2004年のクリスマスに撮影した写真です。いつだったかも本ブログに記述したように、野良ネコだったクロは2003年の初め頃に庭を訪れるようになり、しばらくの間は近寄ろうとしただけで逃げていたのに、数ヶ月すると顔を合わせるたびに声をかけていた私の膝に自分から乗ってくるようになりました。そんな状態になったことを嬉しく思っていたある日、玄関のドアを叩く音がしたため開けてみるとクロが座っていました。家の中を覗き込んでいたので、中に入るか、というと自分から嬉しそうに入ってきて、以後二度と外へ出て行こうとはしませんでした。まるで童話の世界の話のようで、私も驚き喜んでその日のうちに家族として迎え入れました。それが、2003年の初夏のことです。先住ネコのメルやアメリカンコッカースパニエルのサラともその日のうちに仲良くなり、以後は一度も威嚇したり争うことなく仲良く穏やかに暮らし、2005年に我が家で生まれたルナとも仲良く過ごしていました。ところが、そんな状態も長くは続かず、病院で検診を受けるとネコ白血病のキャリアだとわかったため注意はしていましたが、2006年の昨日突然体調を崩し、入院するも一日で息を引き取ってしまいました。一緒に暮らしたのは、わずか3年と短い期間ながら、家族になった経緯から始まっていろいろな点で楽しい思い出を残してくれたネコでした。今でもクロを思い出すと、玄関ドアを叩いて行儀よく座っていた姿が一番に浮かんできます。

ヒナキキョウソウ

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チガヤが広がる草はらの片隅で、ヒナキキョウソウが小さな薄紫色の花に細かな玉になった朝露を載せて、野辺を吹いていく風に揺れていました。ヒナキキョウソウは、キキョウソウ同様北米からやって来たといわれる外来種ながら、色といい姿といい日本の自然の中に置いても違和感がなく、なかなか風情があります。この花は野山を駆け回って遊んだ子供のころには目にとまる機会が少なかったように記憶していますが、最近では初夏から秋口にかけて自然の中を歩くとよく見かけるようになりました。今日は2006年に亡くなったネコのクロの祥月命日なので、クロに供えるつもりでこの時期に咲く野草の花の中でも好きなものの一つであるヒナキキョウソウを掲載しました。