お供えをいただいた

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悪質なブリーダーによって処分される寸前で、糞尿にまみれて体中の毛が固くこびりついていたハンナを救い出し、4時間もかけて体についた汚れを洗い落とし、里親が見つかるまで保護してくださっていた方から、お昼前にきれいなフラワーアレンジメントのお供えが届きました。この方たちの存在がなかったらハンナの命はなく、我が家の家族になって楽しい思い出をたくさん作ってくれることもなかったと考えると、どれだけ感謝しても感謝しきれません。ハンナが亡くなったことをお知らせするとともに感謝の気持ちを手紙に綴ってお送りしたところ、早速お供えを送っていただきました。お気遣いをありがたく思いつつ、すぐにハンナに供えさせていただきました。添えられていた手紙を拝読しながら、2016年の1月3日に大阪までハンナをいただきに伺ったときのことがついこの間のことのように思い出され、もう一度この日が来ないものかと考えていると、元気いっぱいのハンナの顔が目の前にちらついてきました。せっかく送っていただいたお供えなので、今日が四十九日に当たる小次郎の写真も生前のように仲良く一緒に並べて写真を撮ってみました。

小次郎の四十九日

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今日は9月29日に亡くなった小次郎の四十九日です。本来は亡くなった日も数えて48日目が四十九日の法要の日だということですが、ちょうど今日が日曜日なので、ゆっくりと小次郎を偲び送るため49日目の今日を四十九日とすることにしました。小次郎が亡くなってからはひと月もしないうちにハンナが後を追うように亡くなったこともあり、慌ただしく過ごした中でもうそんなに時間が経過したかという思いがあるとともに、未だに小次郎がいなくなったという実感が沸いてきません。写真は、階段の踊り場に座り、二階から降りようとした私に鳴きかけてきた小次郎ですが、今でも家の中の各所から小次郎が顔を出し、こんなふうにしきりに鳴きかけてくるような気がします。小次郎の四十九日は終わっても、ハンナの四十九日が終わる12月中旬までは、なかなか気持ちの整理はつきそうにありません。

ここにいるよ

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小次郎とハンナが亡くなってからも今までの習慣で、帰宅して玄関を入るときや2匹がいつも過ごしていたリビングルームへ入っていくときなどは、つい声をかけてみようとしたり姿を探してしまいます。先ほども午前2時を過ぎて照明を消した階下へ降りて行き、リビングルームのドアを開けながら2匹に声をかけそうになると、小次郎とハンナが揃って写真のような様子でこちらを見て、私たちはここにいるよ、といっているような気がしたので、思わずいつも座っていたソファー周辺を見回してしまいました。ちょうど少し前に撮りためた写真の中からこの画像を取り出しプリントしようとしていたためかもしれませんが、どうしても未だに2匹が私たちの周りにいるような気がしてしまいます。写真は、今年の6月7日の夜に撮影したものです。