11月も下旬になった

DSC_7201.JPG
早いもので、今日から11月も下旬に入ります。それにともなってあれだけ続いた今年の夏からの暑さが嘘のように、最近では肌寒さを感じる日も多くなり、北海道や東北では大雪警報まで出るようになりました。爽やかで過ごしやすい秋の気候もほんのわずかの間で、季節は急速に冬に向かっているように感じます。こんなに気温が下がってくると、折に触れてハンナが生きていればどんなに嬉しそうに散歩に出かけるだろうと考えてしまいます。厳しい暑さが続いた夏の間は、日の出前から公園や海辺をへ出かけ、それでも暑さに閉口して短時間で散歩を打ち切ったこともありました。できることなら、もう一度こんな涼しい風の中を心ゆくまで歩かせてやりたかったと思います。写真は、昨年の今日、公園の散歩を終え満足して駐車場へ戻ってきたハンナです。

コサギとカルガモ

DSCN8417.JPG
池の岸にコサギが舞い降りたようだったので車をとめて様子を見ていると、水際を歩いていたコサギが突然足をとめて草むらの中を見つめ始めました。この池周辺の草むらの中にはよく野良ネコが潜んでいて、ときどき野鳥が襲われていることがあります。今日も野良ネコがいるのではないかとコサギが見つめている草むら周辺へ望遠レンズを向けてみると、草の間で茶色の生き物が動いたように見えました。ただ、コサギが逃げないところを見るとネコではなさそうだと考えながら見ていたところ、草を揺らして水際へ出てきたのはカルガモでした。この2羽は種は違ってもまるで会話をするようにしばらくの間何度も嘴を近づけ合っていたので、まるで童話かおとぎ話の世界を見るようだと思いながら観察し撮影していました。