雨になった

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久しぶりの雨になりました。朝から雲が広がり、いつ降ってきてもおかしくない空模様でしたが、午前中は何とか降らずに過ぎたものの午後になると小雨が降ってきて、夕方からはそれが大粒の強い雨に変わってきました。夜が更けてきた今も外からは時折強い雨音が聞こえてきます。こんな雨模様の日は、小次郎やハンナが生きていれば、ハンナは散歩に行くこともできず、小次郎はベランダで日向ぼっこをすることもできないため、つまらなさそうな様子でリビングルームに集まり思い思いに横になったり、退屈になると写真のように頭を寄せ合って何か会話でもしているような様子を見せていました。しかし、どちらもいなくなってしまった今は、部屋の中へ入っていっても何の気配もせず、特に雨の日などは日差しも入ってこないのでひっそり寒々としています。

ドングリの落ちる季節

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今年は、山ではドングリが豊作だと聞きましたが、我が家のシラカシの木もたくさんのドングリを実らせました。それが次々と枝を離れて、この一週間ほどは前日に掃き取っておいても翌朝は踏まずには歩けないほど地面に転がっています。我が家の1本だけの木でもこれだけのドングリができているのですから、今頃公園の雑木林の中のコナラ、アラカシ、クヌギなどの木の下では無数のドングリが転がっていることでしょう。いつもなら、木々の葉が色を変え、いろいろな木の実が落ちるこの季節は、毎日のようにイヌを連れ自然の中を歩いて木の実を拾ったり野鳥や植物の撮影をするのを楽しみにしていました。しかし、ハンナが亡くなってからはそんな気にはなりません。今朝も庭に落ちたたくさんのドングリを見て、ルナやララ、ハンナたちと歩いた秋の雑木林の中を思い出していました。写真は、昨年の秋の雑木林で、足の踏み場もないほどたくさんのドングリが落ちたコナラの木の下を、歩きにくそうな足取りで私の後をついて来ていたハンナです。